台本-おじいちゃんの昔話編
おじいちゃんの昔話編
孫「ねぇねぇーおじいちゃん、何かお話して!」
祖父「おおよしよし、じゃあ昔話をしてあげよう」
孫「わーい!」
祖父「さぁここにすわって。」
(パチパチと暖炉の火が燃える音)
祖父「むかしむかし、小さな東の国にクリッカーと呼ばれるつわものどもがおったそうな…」
祖父「その国は大層小さな国じゃったが、クリック戦争と呼ばれた長い戦いで無敵の強さをほこったんじゃ。」
孫「おじいちゃん、クリック戦争ってなぁに?」
祖父「孫や、それはなぁ、大砲も戦闘機も使わない、誰も死なない戦争なんじゃ。」
孫「戦争なのに誰も死なないの?」
祖父「そうじゃ。なぜなら武器と言えばそう、(ごそごそと者を取り出す音)…これしか使わないんじゃ。」
孫「おじいちゃん、それなぁに?武器には見えないよ。」
祖父「これはなぁ、マウスというもんじゃ。昔はこれでパソコン操作をしておったんじゃ。」
孫「へーーーこんなのでできるんだ~」
祖父「クリッカー達は、このマウスを力の限り叩き続けたんじゃ。クリック戦争では、マウスを叩けば叩くほどその国の強さが増すんじゃ。」
孫「敵もマウスをたたいたの?」
祖父「そうだよ。その東の国の敵は、はっぱーやたっぱーとよばれる、これまた小さな国だったんじゃ。彼らは闘っている内にとても楽しくなって来て、すっかりお互い仲良くなってしまったんじゃ」
孫「へーーー戦争なのに仲良くなるなんて不思議だね。
クリッカー達はそれでどうなったの?」
祖父「クリック戦争はあまりにも楽しかったので、ずっとずーっと続いたんじゃ。今も続いているんじゃよ。」
孫「そうなの!?じゃあ、僕もクリッカーになれる!?」
祖父「ああ、なれるとも。さぁ、このマウスをお前にやろう。わしが長年使ってきたものじゃ。」
孫「わーい、ありがとう、おじいちゃん!!」
祖父「どうれ、わしも久々に腕を振るうかの。…やれやれ、現在はGAME3672か…イアンの奴も飽きないのぅ…」
孫「僕、おじいちゃんには負けないよ!」
祖父「ようし、じゃあ一緒にやろう」
カチカチカチカチ…(マウス音×2)
最終更新:2008年10月29日 23:14