台本-クリスマスプレゼント編
(吹雪の音)
男A「うぅ、寒いなぁ~」
男B「ほんとに寒いなぁ~」
男A「世間はクリスマスだっていうのに俺たちときたらとうとうアパートも追い出され、この寒空の下、着の身着のままさまよう事になるとは…」
男B「くそ、年末だから今月は待ってもらえると思ったのに…」
男A「大家の奴、よりによってクリスマスの日に追い出さなくてもなぁ~」
男B「これが格差社会ってやつか…」
男A「これがワーキングプアの末路ってやつか…」
男A「しかしそれにしても寒いな…荷物1つも持ち出せなかったからな…」
男B「ああ、せめて服ぐらい返して欲しいよな…」
(賑やかな町の音と街頭に流れるクリスマスソング)
男A「くそ、みんな幸せそうな顔してやがる…」
男B「いいなぁ~みんなこれからごちそう食べるんだろうなぁ~」
(ぐーきゅるる… おなかの鳴る音)
男A「ああ、お腹減ってきた…俺たちにもサンタがごちそうでもプレゼントしてくんねぇかなぁ~」
男B「俺、それより先になんでもいいから服が欲しい」
男A「今夜どこで寝よう…このままじゃ凍死しちまうよ」
男B「あああ、神様仏様サンタ様、 俺たちにどうかお恵みを…!!」
(なんか魔法っぽい効果音)
男AB「わああああっっ、まぶしいっっ!!!」
サンタ「おお、こんなところにもプレゼントを待っている子供達がいたんじゃの。ほうれお前達、いい子にはプレゼントをあげよう」
男A「うわっっ、なにこれ本物のサンタ!?」
男B「サンタってマジでいたのかよ!初めてみた!!!」
サンタ「ほうれ、たんとあるでな、仲良く着るんじゃぞ~」
(シャンシャンシャンシャン…鈴の音が遠ざかる)
男A「…うわっ、今のなんだったんだ、寒さのあまり夢でも見たのか!?」
男B「…お前も見たのか!?俺も見た…サンタだったよなあれ!!」
男A「お前も見た!?サンタだった!!」
男B「うわ、ほんとになんかプレゼントが置いてある!!」
男A「マジ!?ちょ、早く開けてみようぜ!!」
(ビリビリビリ ごそごそ 箱をあける音)
男B「………なにこれ………」
男A「何々、なんだったんだよ!!俺にも見せろよ…!!」
男B「…なんか変なTシャツが入ってる…」
男A「…Tシャツ!?ってTシャツだけかよ!?しかもなにこれ大量にあるじゃん。ちょ、これどうしろってんだよ!!」
男B「なんかclickclickclick.comとか書いてあんだけど…超ダセエ…」
男A「そりゃ服が欲しいとは言ったけど、この季節にTシャツ1枚増えたからって全然暖かくなんねーよっ!!」
男B「サンタ、超使えねぇ…」
男A「どうするこれ、100枚以上あんんだけど。どっか売りに行く?」
男B「バッカおまえ、冬にTシャツ買うバカがどこにいるよ…」
男A「それもそうだな……とりあえずバイト探しに行くか。」
男B「そうだな。さみーから建物の中で働ける奴探そうぜ」
男A「あーさみーさみー」
最終更新:2008年10月29日 23:21