台本-病院編
病院編
妻「先生…それで主人はどうなんでしょう」
医者「どうか心を落ち着けて聞いて下さい。…誠に残念ですが、ご主人はすでに末期の状態です。もはや完治は難しいかと…」
妻「ああっっ(泣き出す)あなた、あなたぁあああ!だからあれほどやめてって言ったのに…!!」
医者「我々としても無念でなりません。現在の医療では、この病を治すことは我々には不可能です…」
妻「あなた…!!あなた、しっかりして!!こっちを見てちょうだい!」
夫「フハハハ…あと3分で逆転だぜ!ハンガオワタwwwハッパー涙目www(カチカチカチカチ クリック音)」
妻「あなた…!!何を言ってるの!?ここは病院なのよ、モニターはないのよ…!!」
医者「クリック患者特有の症状です…長くクリックを続けると、もはや仮想と現実の区別がつかなくなり、だんだん日常生活を送っている時にもクリック音が聞こえるようになります。それがさらに進行するとやがて右手が絶えず動いていないと落ち着かなくなったり、最終的にはこうしてパソコンが目の前になくてもあたかもクリック中のような幻覚が見えるようになります」
妻「そんな…!!しっかりして、あなた…!!」
夫「ちっ、またオレたん家出かよ…しょうがないなーオレたんは…フフフ…」
妻「オレたんってだれよ…!!あなた、まさか浮気してたの…!?」
医者「奥さん、そうではありません。オレたんとはネット上の仮装人格…ご主人だけでなくクリック患者は皆こういった症状を示すのです。」
妻「うう、一体なんでこんなことに…先生、なんとかならないんですか」
医者「…この方法は非常に危険で、我々としては進めたくはないのですが…」
妻「先生、なんですかおっしゃってください…!!可能性があるなら、私なんでもします…!!」
医者「まずは患者と対話する事が大事です。不思議なことに、クリック中毒者達は共通の幻覚を見ているようなのです。クリック中毒者同士は我々には理解できない共通の言葉を使って話し、普通に会話を成立させているようです。」
妻「共通の言葉…」
医者「acofとかademiとかキンキン、ほったーらといった、我々には全く意味の分からない言葉です。」
妻「…確かに主人も時々その言葉を口にしていますわ」
医者「…もしも、奥さんが正気をたもったままクリッカーになることができれば、あるいはご主人と対話ができるようになるかもしれない…そして上手くゲームに飽きさせることができれば、ご主人を正気に戻すことができるかもしれない…」
妻「ぜひやらせてください、先生」
医者「しかし、万一あなたまで中毒になってしまうと、患また一人者が増えてしまうことに…」
妻「それでも、主人と話ができなくなるよりよっぽどいいですわ。私、やってみます」
ナレーション「そして一週間後」
医者「奥さん…私の言っている事が分かりますか?」
妻「ちょwwwwハンガ鬼加速wwwやべぇwwwって日本2億キター!!!!!!(カチカチカチカチ クリック音)」
夫「キター!(カチカチカチカチ クリック音)」
医者「……やはり取り込まれてしまったか…」
最終更新:2008年10月29日 23:22