2009-10-30

カエデの種子です。


種子の繁殖戦略

植物は移動することができないため、種族繁栄のために様々な手段を使って種子を遠くに運ぼうと試みます。動物に運んでもらう、海流に運んでもらう、空を滑空する、などなど。そのうち、グライダーのように空を飛んで遠くまで種子を運ぶ植物のひとつ、フタバガキ(ラワン)の種子をモデルにしたペーパーヘリコプターを以前に紹介しました。

岐阜小学校のm田先生から、いろいろな滑空する種子をいただきました。すべて岐阜市内の街路樹、学校の校庭や金華山(頂上に岐阜城がある山)で採集されたそうです。

滑空する種子

ツクバネ

種子の背景は1cmの方眼です。ツクバネの種子は羽根つきの羽根に似ています。軸に対象の形をしており、高いところから落とすとキレイにくるくる回転します。

カエデ

カエデの種子はV字型でブーメランのような形です。高いところから硬い机の上に落としたら割れてしまいました。

アオギリ

葉の周辺に種子が2個ついているように見えますが、実はこれは果皮です。船のへりに種子がついているかのようです。


簡易風洞にアオギリの種子を入れてみました。ツクバネと違って軸対象の形ではないので、安定して飛ばすのは難しいようです。

ボダイジュ

葉にぶら下がる種子がまるで落下傘のようです。高いところから落としてみると、これもくるくるとキレイに回転しながらゆっくり降りてきます。

ユリノキ

花の中にたくさんの種子があり、種子一つ一つに1枚の羽根がついています。回転しながら落下しますが、落下速度は速いです。

サワグルミ

種子の大きさに比べて翼面積が小さく、落下速度は速いです。

フタバガキ(ラワン)

こちらは岐阜工業高校のN野先生に見せていただいたフタバガキの種子です。フタバガキは木の名前で、ラワン材として知られているものです。

アルソミトラ

夏の科教協埼玉大会で、教材業者のブースで入手したアルソミトラの種子です。ペラペラのオブラートのような薄い羽根が付いています。
簡単に壊れてしまいそう。




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