動画シリーズ 「DoubleCross Session Tri(仮称)」の世界観について言及。

基本舞台設定


@765プロ


本作では「UGN/N市支部」という位置づけであり、高木社長もそのつもりだが、
アイドル達にとってはオーヴァードである自分達のアイドル活動のために
「UGNと提携した芸能事務所」という風に捉えるものが多い。

実際のUGN上での位置づけは、

  • 春香千早(・雪歩・真・律子)は正規UGNエージェント扱い
  • (765→961から出戻りになった)美希はUGNエージェント「見習い」
  • (961から移籍した)(・貴音)はUGNイリーガル扱いである

なお、その他の765プロのアイドルについては(現状は)以下のとおり

  • あずさ→自身がオーヴァードであることも765プロのUGNとしての顔も知らない。
  • 伊織→オーヴァードとしては未覚醒ではあるが、レネゲイド関連やUGNの活動は認知・協力している。
  • やよい・亜美・真美→オーヴァードとしては不安定なため訓練中。

@876プロ


本作では「UGNの施設の1つ」であり、芸能界において
オーヴァードとの関わりが際立って密である一般人をレネゲイド関連の情報から
隠蔽・保護することを本来の活動としている。

  • 1. 春香との関係や、母親・舞の交友関係による国内外のレネゲイド関係事案に触れやすい愛、
  • 2. もともとネットアイドルとして、オンラインの世界で複数のオーヴァードに(意図せず)接触していた絵理、
  • 3. 親族にオーヴァードがいる上、やはりオーヴァードの関係者と交友の多い涼、

現在はこの3人が保護対象にある。
なお、特に絵理と関わりの深い彩音、涼と関わりの深い夢子もオーヴァードであり、

  • 彩音は元々UGNチルドレン出身、UGNエージェントでもあるが、
  • 夢子は一時UGNを奔放、その後「カミングアウト事件」を機にUGNに帰順、イリーガル扱いである。

@961プロ


本作では大手芸能事務所にして「UGNにもFHにも属さない独自のオーヴァード組織」である。
社長の黒井崇男は常人(未覚醒)だが、その財力および社会的コネにより、
両組織に組せずとも独自に活動出来うるだけの地力を備えている。
その代りに、公安やストレンジャーズ、テンペスト、果てはギルドや鴻央会にも
何らかの繋がりがあると噂されている。

彼の理念「完璧なアイドルを生み出す」ことは、そのまま超人=オーヴァードにつながり、
961プロに所属するアイドル(ジュピターや過去に在籍していたフェアリー(美希・響・貴音))も
その才能とオーヴァードであること、そして普通のオーヴァードにはないものを見出されていた。

なお、フェアリーは周知のとおり765プロ(=UGN)に移籍したが、芸能活動や黒井個人の高木への確執はともかく
オーヴァードとしての妨害活動は表立って行っていない。

@1054プロ(東郷寺プロ)


本編では未登場だが、外伝的セッションで設定済なので表記する。
3人ユニット「魔王エンジェル」リーダー、東郷寺麗華が社長を兼任する芸能事務所。
「魔王エンジェル」の3人もまたオーヴァードではあるが、彼女たちもまた特定の勢力には所属していない。
ただ、961プロに比べて他の非公式組織と繋がりがあるわけではなく、あくまで中立であり、
実際のところ成り行きではあるが、UGN、とりわけ765プロの面子と手を組んだこともある。

765プロにアイドルとして一度衝突。思うところがあり敗北を認めた後は、彼女たちとは若干の路線を変更した
アーティスト寄りの活動を行っている様子。(所謂『relations』のEDを意識しています)
勿論、その路線でも765や876、961とぶつかることも多いのだが。


@そのほかの人々


神城プロ……本作は公式リプレイ単行本「ゆにば~さる」掲載リプレイ『災厄の聖杯』にて登場した
「神城日向」および「フランツィスカ・フォン・ヴォルスング」のED後約1年後の世界という設定である。
なお、アイドル育成方針は「才能を開花させるまではワンツーマン」のため、他プロダクションが羨む資本力と影響力を
持ち合わせていながら所属アイドルは現在フラン1人のみ。
(千早&美希はあくまで「預かり」であり、いわば十全な施設での強化合宿状態)

日高舞……彼女の交友関係は広く、日本に留まることがないのは当然の摂理である。
本作ではピアニスト「アイヴィ・ノールズ」と同じ舞台に立ったことを描写したが、
他のレネゲイドに関わるものにアイドルとして、また社会人として関わっている可能性もある。

武田蒼一……本作では秋月涼の姿で分かる通り、アイドルクラシックにて涼が出演してからある程度の時間が流れている。
彼はその後も音楽業界の発展に尽力しているが、涼のカミングアウトでのメディア妨害を憂い、
メディアに振り回されない、純粋なアーティストの選出・援助も試みるようになる。
常に才能を探し続ける765プロがそれに共鳴しないわけはなかった。


動画連載 第一回『Strike Ore』

最終更新:2013年11月04日 23:27