桜場コハル作品エロパロスレ・新保管庫

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coharu

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「うわー人多いなぁ」
「夏奈ちゃん、迷子にならないでね」
やっと着いたね遊園地。
休日だけに人はとても多い。しかも、家族連れより男女のカップルやグループのほうが多いような気もする。
「まず、何に乗ろうか」
「うーん…………観覧車!」
「夏奈ちゃん、それはまだ早いでしょwww」
「じゃ、あれに乗ろう」
夏奈ちゃんが指差した先には人を高いとこまで上げて一気に落ちるみたいなやつ……とにかく怖そうな絶叫マシーンがあった。
遠くにいても乗ってる人の絶叫が聞こえてくる。夏奈ちゃんにべったりできるチャンスだね。
「じゃ、私がチケット買ってくるから吉野は並んでおいてくれ」
「うん♪」
数分後夏奈ちゃんがチケットを買ってきた。人気の乗り物らしく列は長い。
でも、夏奈ちゃんとならいくら並んでも苦じゃないよ。
そうだ、何か一つ言うことを聞いてもらおうかな。
手はつないだし、ぎゅ~もしたし、あとは……キス?
でも、それはもう少し距離が縮まってからだね。
考えているうちに私たちは階段の手前まで来ていた。
こう考えるとやっぱ、キスしかないかな?
よく考えて私。まだしていないことがあるはずだよ。
「なぁ吉野、怖かったらいやって言っていいんだぞ」
「いいや、別にいやじゃないよ」
「そうかぁ。でも今のお前ずっと黙ってたからさ」
「ごめんね」
ほんとにごめんだよ!
私は考えるあまり夏奈ちゃんにいつの間にかいやな思いをさせてたなんて……。
そうだよね、時間はまだあるんだし余計なことは考えずに楽しもうね。
そして、ついに私たちに順番が回ってきた。
こわいよ~、夏奈ちゃん。
…………………なんてね♪
「よ、吉野大丈夫か?」
「こわかったよぉ~、夏奈ちゃん」(棒読み)
そういって私は夏奈ちゃんに抱きついた。
ほんとは全然怖くなかったんだけどこうしたかったから嘘ついたんだ。
15分並んだ甲斐があった。まわりに結構人がいけど構わず抱きついた。
夏奈ちゃんもぎゅ~としてきてくれる。
「ぷはぁ……夏奈ちゃん力強いよ~死ぬかと思ったもん」
「いやー、なんだかお前が急にかわいく見えたからさ。ぎゅ~ってしたくなったんだよ」
「夏奈ちゃん………(へけけ、夏奈ちゃんにかわいいって言ってもらった♪)」
なんだかお腹がすいたのでフードコートで昼食をとることにした。
そうだ………まだ「ア~ン」ってやってもらってなかったね。
私たちはなるべく人の少ないお店をえらんだ、というより私が決めたんだけどね。
いがいとメニューが豊富で値段も安いので助かった。
「夏奈ちゃん、何食べる?」
「うーーむ、私は吉野と同じ物が食べたい」
「えっ(ヤッターー♪)、じゃぁね……」
結局、このお店で一番人気? の定食を頼んだ。
…………味は悪くない。シェフ特製のCalaisというものもあがあったけどなんかいやな予感がするのでやめた。
食べ終わった後にアイス食べたりしながら話した。
そのあと私たちは、海賊船やコーヒーカップにのった。
正直食後にこれらはきつかった……。
お化け屋敷にもいった。
私はずっと夏奈ちゃんに抱きついていたのではっきりいって中身はほとんど見ていなかった。
でも、夏奈ちゃんの怯えてる顔はしっかりと見たよ♪
そして、私たちはついに観覧車の乗ることに。
あ……アーンってしてもらうの忘れた!!
この遊園地の観覧車は外からは中が見えないようなってるカップル用の場所が何台かある。
できればそれに乗りたいけど、無理だった。
でも、周りはほとんどカップルだから大丈夫だよね……何が大丈夫なんだっけ?


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