モバマス☆後編 書き起こし

【サンキューユッキー 特別編】
杏「むにゃむにゃ…」
友紀「…」
巴「まーたあのニート寝とんのう…」
友紀「まったく…もうちょっと真剣に働いて欲しいよ」
巴「姫川も人のこと言えん気がするが、あいつはCDも出してるのに働かなすぎじゃ うちも姫川もCDを出したことないんじゃから」
姫川「これも才能の差なのかな」
巴「おいニート!レッスンじゃ!出かけるぞ! いつまでも寝とんな キリキリ働け!」
杏「…杏はCDの印税が入ってきてるから一生懸命働かなくていいんだけと…」
巴「若いうちから不労所得で暮らしてると将来ろくな人間にならんぞ!」
杏「誰にも迷惑かけてないじゃん ファンもそこそこ楽しんでくれてるし」
友紀「いや〜そんなことないよ〜 ファンも人の子だし、そのうち恨まれるかよ〜」
杏「杏のファンはそんな人じゃないよ 杏のニート生活を後押ししてくれるような連中だよ」
友紀「あ、そうそう こんな例があるよ キャッツに高橋由伸っていう選手がいてさ ちなみに、あたしの大好きな選手でさ!」
杏「それくらい杏でも知ってるよ そこそこ有名な選手じゃん」
友紀「由伸は2009年のシーズンはケガで1打席しか立てなくてさ…」
杏「ケガなら仕方ないよ 治るまで待ってるのがファンの正しい姿だよ」
友紀「ところがどっこい!ずいぶんと叩かれたもんだよ 」
友紀「理由はね、契約上仕方ないことなんだけど年棒が3億5000万円の現状維持だったんだよ」
杏「1回打席に入っただけで3億5000万!?なにそれ!?うらやましい!!」
友紀「そこなんだよ、人間の醜い部分は」
友紀「『どうして働いてないのに、そんなにもらえるんだ 』『頑張った他の選手がかわいそうだ!』」
友紀「人間はそう考えてしまう… たとえそれがかつての功労者でも…!」
巴「ちなみに3億5000万っちゅうのは、デミオーズのスタメン全員雇える額じゃ」
友紀「あたしは当時は由伸を批判してたよ」
杏「おい、特技が応援のアイドルはどこいった」
友紀「とまぁ、こういう具合にファンはすぐ手のひらを返すから、アイドルは常に働いていないとね!」
杏「杏納得いかない!なんかうまいこと言ってるけど由伸と杏関係ないじゃん!」
ちひろ「どうしたの3人とも、大声でさっきから」
友紀「あっ!ちひろさん!」
ちひろ「なんか、3億5000万って聞こえたけど」
友紀「杏ちゃんが働こうとしないから、説得してたんです」
杏「杏はそれなりに働いたから、もういいの!ちひろからも言ってよ」
友紀「ちひろさんはどう思います?」
友紀「真面目に働いた方がいいですよね?」
ちひろ「そうねぇ…」
ちひろ「別にウチにお金が入ればどっちでもいいわ…」
ちひろ「なーんてね!冗談冗談!」
ちひろ「まだまだこの事務所も小さいし、みんな頑張ってトップアイドル目指してね!」
巴(この女…)
巴(一番うちの仕事に向いとるんじゃないか?(ヤクザ並感))
友紀(福留や杉内がかわいく思えた…)

【間違い探し】
キャシー「ハァイ!みなさんこんにちは、キャシー・グラハムでーす(浅草育ちの江戸っ子)」
キャシー「突然だけどみんなー私の特訓後の挨拶で口ずさんでる鼻歌、ナムコプロの『愛LIKEハンバーガー』が元ネタだって知ってる人はいるかなぁ〜?」
キャシー「せっかくだからこの場を借りてご披露したいと思いまーっす」
キャシー「だーけーどー」
キャシー「ただ歌うだけじゃ芸が無いので、ところどころ違う歌詞で歌うよ!」
キャシー「いくつ間違えてるか当ててみてね!」
キャシー「それじゃあ、ア ミュージックスタート!」

恋とは何かな 考えてみよう
フワフワアツアツ これはたぶんトーストバンズ!
好きとは何かな 感じてみたいの
赤く甘酸っぱい それはまるでトマトケチャップ!
理想のダーリンにシャキシャキキャベツ
それでいてパップルなハンハーグ
ス・テ・キ♪
でもなんだかほら、お腹すいたわぁ〜
お料理しちゃお そうしよう!
じんわりこんがりパンツを みりんとケチャップで塗れば
具にはビーフとビーフパティ
大好き好きハンバーガー
スズキ! I LIKE HAMBURGER
いいね!上手に出来ました
(ただでも)もう何か足りないような?
でもシンプルが一番ね
大好き好きハンバーグ
ベイビ! I LIKE HAMBURGER

キャシー「間違いは全部みつけられたかな?」
キャシー「全部で10ヶ所あるから、頑張って探してね!」
キャシー「キャシー・グラハムでしたー!」

【アイドル調査!都ちゃん!】
都「今回はちゃんとした調査依頼をこなしました」
風香「いっ、いつもはちゃんとしてない調査依頼なのかな… それで依頼内容はなんだったんですか?」
都「ズバリ!とあるアイドルの素行調査です」
風香「ドキッ!た確かに、アイドルは生活の上で色々としっかりしてないといけないですからねぇ」
風香「それで調査対象のアイドルって?」
都「我らが事務所の新進気鋭のアイドル 村上巴(ヤクザ)ちゃんですよ」
風香「ええっ!?それは命がけ…ではないですけど、とても大変そうな調査ですね 依頼主はプロデューサーですか?」
都「いいえ?」
風香「では、ファンの方からの依頼ですか?」
都「いいえ?」
風香「もしかして…他の芸能事務所からの依頼ですか!?それとも抗争中の相手陣営…だったりして!」
都「とんでもない そんなスパイみたいなことしませんよ 」
都「依頼主は巴ちゃんと同年代の女の子の中学生のアイドルたちです」
都「サプライズで誕生日プレゼントを送りたいらしくて巴ちゃんの好きなものを調査して欲しいと頼まれたんですよ」
風香「巴ちゃんは演歌ずきで有名ですね! ライブに乱入して演歌歌ったり」
都「はい でも演歌関連のプレゼントだと意外性がないので、それ以外の好きなものを調べて欲しいという依頼だったんです」
風香「調査結果はどうなったんですか?」
都「ふっ…普段から彼女の言動に注意を払い、導き出した結果はズバリ!鮭です」
都「いつも『じゃけ じゃけ』が口癖の巴ちゃんはきっと鮭が好きに違いありません!」
風香「都さん…それは広島弁の語尾であって鮭のことではないんですよ…」
都「えっ… あぁ…」
都「ふふっ どうやら調査は振り出しに戻ったようですね」
風香「この探偵駄目駄目ですぅ〜」

【アイドルサバキマス】
葵「私んちの料亭に取材が来ることになったっちゃ!」
葵「テレビで映るみたいだから、ド派手に決めたいっちゃね」
鈴帆「それならウチが衣装作るけん!着てみんしゃい!」
葵「それはよかとね! 鈴帆の作る着ぐるみなら、お茶の間の視線釘付け間違いねーっしょ!」
鈴帆「葵は着たい着ぐるみはなかと?」
葵「私はやっぱり魚の着ぐるみが着てみたいっちゃね」
鈴帆「それならお安い御用たい!ウチにまかせんしゃい!」
葵「でも〜〜少し迷うっちゃね…」
鈴帆「恥ずかしがることなか!着たら絶対楽しいけん」
葵「恥ずかしいわけじゃなかとよ? でもやっぱり難しか…」
鈴帆「どげんしたと?」
葵「私が魚の格好してたら、おとんとおかんが私を捌こうと切りつけてくるっちゃ」
鈴帆「なしてそんな見境なかとぉ!?」

【これさえあれば】
春菜「むむむ いけないことだとわかっていても、眼鏡ということでつい引き受けてしまった 池袋(ハカセ)さん開発のスケスケ眼鏡…」
春菜「これを掛ければどんな衣服も透けて見えてしまうと言う…」
春菜「どうしてこんなものを作ったかはさておき、掛けてる眼鏡を外してぇ…っと 」
十時「春菜ちゃん、何してるんですか?」
春菜「あら十時ちゃん、新しい眼鏡を試そうとして…あれ?」
十時「どうかしましたか?」
春菜「スケスケ眼鏡を掛けてないのに、十時ちゃんが裸に見えるのはなぜでしょう…?」
十時「えーっと 元から裸ですけど?」
春菜「なーんだびっくりした とりあえず眼鏡装着! 」
春菜「なるほど〜裸の人だと逆に服を着た状態にみえはるんですね!」
十時「その眼鏡を掛けると裸の私が服を着てるように見えるんですか〜」
春菜「そうみたいですね〜度数はどうなってるのかしら」
十時「じゃあその眼鏡を日本中の人に掛けてもらえば、私が裸で外を出歩いても服を着てるように見えるから捕まらないんですね!いいなぁ〜」
春菜「事務所で裸なのはどうかと思いますよ?プロデューサーさんに見られた大変ですから、眼鏡だけでも掛けてください」
十時「あはっ、春菜ちゃんありがとう!」
春菜「どういたしまして〜」

【だいたいのイメージです】
光「うちの事務所いつのまにか大所帯になったな」
あい「私達がデビューした時は数えるくらいしかいなかったのにな いいことだと思うよ」
あい「でも、それがどうかしたのかい」
光「うん、これだけ人数がいれば、本格的な戦隊ごっこが出来ると思うんだ!」
あい「確かに!戦闘員もアルファベット分はいそうだね」
光「私が小学生の頃はクラスの友達とどの役割をやるかでよく喧嘩になったな〜」
あい「今やるとしたら、もちろん君はレッドなんだろ?」
光「おうともさ!この南条光、アイドルの中で一番ヒーローとしての熱いハートを持ってるからね!」
あい「ちなみに私がヒーローになるとしたら何色になるのかな」
光「あいさんはブラックかな〜 そんで奈緒がブルで〜 幸子がピンクで〜」
あい「ピンクだったら美穂くんの方がいいんじゃないかな? 幸子くんはなんと言うか、あれだね、敵の幹部ってイメージがあるよ」
美穂「お二人とも私のこと呼びました?」
あい「あぁ美穂くん、いや今ね、戦隊ごっこをするなら
、誰がどの色が似合うかを話してたんだ」
光「ほら、レッドとかブルーとかあるだろ?それで美穂はピンク」
美穂「えへっ、意外な話で盛り上がってるんですね!でも、私はピンクでも戦えないかな」
あい「これだけいれば、色のイメージも被っているアイドルが多いし、役割は色々あるんじゃないかな」
鈴帆「おおっ、みんなしておもろそーな話しとるねー!なーなー光しゃん!ウチがヒーローになったらなん色が似合うかいな〜」
光「鈴帆はあれだー、イエロー」
美穂「どうしてイエローなんですか?」
光「カレー」
あい「あぁ、カレーか」
美穂「あぁ、カレー…ですね」
鈴帆「はぁ?なしけんカレーなん?」

【難波とかな子】
笑美「かな子はん、かな子はんに頼みたいことがあります」
かな子「へっ?私に?」
笑美「かな子はんやないとあかんのです!」
かな子「わっ、わかった 何をすればいいのかな」
笑美「パチパチパンチやって〜」
笑美「イタッ!」
かな子「笑美ちゃん、何で変な格好で壁に張り付いてるの?」
笑美「島田珠代やで!どや!」
かな子「音声だと伝わりづらいと思うよ あとパンツ見えてる」
笑美「かな子って、優しいのね」
かな子「だから吉本ネタはわからないってば」

【続・三好ちゃんのお便りコーナー】
紗南「うぃーっす!三好紗南だよ!今日も届いたお題読むよ!」
紗南「ここ最近、お金を払えば簡単に強くなれるけど、ポチポチとボタンを押すだけのソーシャルゲームが多いですよね?あれってゲームとしてどうなんでしょうか、で出来ればなくなってほしいです!」
紗南「申し訳ないけど、あたしの存在を全否定する質問はNGぃ〜!次いってみよう!」

【小梅視点】
小梅「ふんふふんふーん ふんふふんふふーん×2」
頼子「あら小梅さん?そんなに荷物を持ってどうされたんですか?」
小梅「頼子さん、こんにちわ… 明日からお仕事でたくさんお出かけするから… 着替えもってきた…」
頼子「あぁ、そういえばナムコプロの我那覇さんとロケに行くんでしたっけ」
小梅「うん…響さん…たくさん遊んでくれるから、好き お仕事 楽しみ… えへへ」
頼子「うふっ、きっと楽しいと思いますよ えっと、前は雪山で、今回は響さんと一緒だから、うーん、どこに行くんですか?」
小梅「えっと…廃墟と、病院と、あと人がいなくなった村とか行くよ…」
頼子「あぁ…あっ、素敵な場所ですね!」
小梅「それでね、お泊まりして、探検するんだ 響さんと一緒に、探すの…」
頼子「…何を探すからあえて聞かないでおきましょう…」
小梅「聞いて…くれないの…?」
頼子「えっ!?えぇ、あっ、ほら!先に知っちゃったら楽しみがなくなっちゃいますから、ね?」
小梅「楽しみなくなるの、だめだね…わかった」
頼子「でも、いくらロケとはいえ、女の子二人でそういう場所に行くのは危ないですね」
小梅「大丈夫だよ 響さん、たくさん動物ついてるから」
頼子「あらハム蔵さん達も一緒についてきてくれるんですね、なら安心…かな?」
小梅「ハム蔵さん達、来ないよ?」
頼子「えっ?でも動物たちがたくさんついてくるって…」
小梅「ついてくるじゃなくて…憑いてる、だよ」
頼子「それって、まさか…」
小梅「ほら今日もたくさん憑いてる」
頼子「きゃっ、きゃあー!」


さくら(HSI)「たっ、たた、大変だー!」
巴「どうしたさくら!カチコミか!」
さくら「あぁっ、あの、そそそっ、そこでぇー!」
巴「落ち着け!そこで変態が出たんか!?それともプロデューサーか!」
さくら「ぷちどる拾ったー!」
ぷちどる(巴)「じゃけー!」
ぷちどる(さ)「ですー」
【ぷちます!】
ぷちどる(巴)「じゃけー!」
ぷちどる(さ)「ですですー」
巴「おぉっ!ほんまにぷちどるじゃあ!」
さくら「ぷちどるだねー」
巴「あぁーちっこいのお めんこいのお」
さくら「でも何言ってるかわからないねー かわいいからいいけどー」
巴「ワシはこいつの声きいとると、なんとなく萩原んとこの思い出すわー」
さくら「うーん 雪歩ちゃんかー えへへっ キャラ被っちゃってるねー」
ぷちどる(さ)「んぶー!」
さくら「あ、怒った!えへへっ、かわいー」
巴「あーほっぺた膨らんでめんこいのぉ」
さくら「じゃけ!じゃけ!」
さくら「あぁっ、ごめんね、ほっちゃって はーいおいでー」
ぷちどる(巴)「じゃけー」
さくら「あぁー癒されるー」
ぷちどる(さ)「んぶ!んぶ!」
巴「おう、お前はワシんとこにこい」
さくら「あっ、ねぇねぇ、この子たちにも何か特技ってあるのかな?」
巴「特技っつーと 三浦さんのワープとか?」
さくら「そうそう 何かないかなーって」
巴「よし、お前、何か特技あったら見せてみぃ」
さくら「まぁ、出来なくてもかわいいからいいんだけどねー」
ぷちどる(さ)「ンンッ… マ゜ッ!」
巴「おぉ、やる気になったぞ」
ぷちどる(さ)「んーーーぶーーーーーーー」
巴「おぉ、ほっぺたがハムスターみたいに膨らみはじめおった!」
さくら「すごーい どんどん膨らんでるよーって うわぁ!ストップストップ 怖い怖い!」
巴「破裂しそうでしないとか、心臓に悪いわっ!」
ぷちどる(さ)「ですぅ」
さくら「あぁ、びっくりした…でも面白かったしご褒美におまんじゅうあげる!」
ぷちどる(さ)「ですぅ」
巴「こっちは何か出来るかのぉ つーても、ワシ何か持っとったか?」
さくら「私鮭もってるからそれあげてみれば?」
巴「なんでそんなもんもっとるんじゃお前」
さくら「都ちゃんに貰ったの!みんなで食べて!って」さ
巴「なーんであいつ鮭なんか持っとったんじゃ?」
さくら「さぁ?」
ぷちどる(巴)「しゃけ?しゃけ!しゃけ!」
さくら「おっ、反応した!好きなのかなー!」
ぷちどる(巴)「しゃけ、しゃけしゃけしゃけ!」
さくら「ひょーいひょいっと!へへっ取れるかなー?」
巴「おいおい、あんまりいじわるすんな」
さくら「ちょっといじわるしてみましたー」
ぷちどる(巴)「じぁあけぇー」
巴「ほーら怒った」
ぷちどる(巴)「じゃけぇ!」
さくら「ふふっ、ごめーん え?」
ヤクザ1「おうおうおう」
さくら「ふぇえ〜っ!?」
ヤクザ1「お嬢を困らせたのはどこのどいつじゃ!」
巴「なっ、なんじゃ!?」
ヤクザ2「お嬢を困らせる奴はワシらが許さんけぇのお!」
ヤクザ1「お嬢!どこですかいお嬢!」
ぷちどる(巴)「じゃけ」
ヤクザ2「おぉお嬢!ここにいらっしゃいましたか」
さくら「あの人たちって巴ちゃんの家の人?」
巴「いや、ワシはしらん」
さくら「怒ると、手下?を呼ぶんだね」
巴「つか、いつのまにか色々増えてるな」
さくら「ほんとだー私お茶入れてくるね」
巴「ワシはこの席座らんとな」
さくら「じゃあ一緒に行こうか さくらさんもおいでー」
ぷちどる(さ)「ですー」

【だりなっつー】
夏樹「おぉ、だりー暇だから構えー」
李衣菜「おっけー、じゃあ、アイドルの『あ』!」
夏樹「愛してる
李衣菜「アイドルの『い』!」
夏樹「一緒にいよう!いつまでも」
李衣菜「アイドルの『ど』!」
夏樹「どこまでもついてこい!」
李衣菜「抱いて…」

【探偵体質!都ちゃん】
風香「今日は久しぶりに都さんとオフの日が重なったので、一緒にショッピングへお出かけです」
風香「もう少しで待ちあわせの時間、と思ったら来たみたいですね」
都「いやぁお待たせしました ちょっとくせっ毛を直すのにてこずっちゃいました」
風香「私もさっき来たばかりなので、大丈夫ですよ」
都「なら良かった では、さっそくお出かけしましょう!」
風香「そういえば、都さんとお出かけするといつも晴れてる気がします」
都「私は昔から晴れ女なんですよ 遠足もスキー学習も修学旅行も ちょっと気合がはいるような外出だと何故か毎回晴れるんです」
風香「とても素敵じゃないですか 雨で予定が狂ったりしなくていいですし」
都「全然素敵じゃないですよ むしろ困ったことばかりです」
風香「どうしてです?」
都「だってこれじゃあ、嵐の洋館や吹雪の山荘といったシチュエーションにそうぐうできません!」
風香「どれだけミステリーなシチュエーション求めてるんですか!」

【普段なにしてるんだろう】
奈緒「うーんいないなぁ あんにゃろうどこいったんだか」
加蓮「あら?奈緒じゃない どうしたの?」
奈緒「プロデューサー見なかったたか?」
加蓮「プロデューサーなら、難波さんと漫才の打ち合わせ中だよ」
奈緒「は?なんで漫才なんか?うーん、まあいい それ終わったら私の用事片付けてもらわないとな」
加蓮「うーん 多分無理なんじゃないかな」
奈緒「どうしてだよ」
加蓮「今日は朝から茜とランニングして、それが終わったら都ちゃんの探偵助手 お昼は和久井さんと料理の練習してたし 今やってる打ち合わせが終わったら薫ちゃんてあ舞ちゃんのお迎えに行って、帰ったら晶葉さんの研究手伝いだもん 暇、ないよ」
奈緒「プロデュース、しろよ!」

【る〜みっくわ〜るど】
留美「新しい特技を会得したわ」
ちひろ「あら、なんていう特技なんですか?」
留美「その名も、ルーミックワールド」
ちひろ「どんな能力なんです?」
留美「そうね、朝起きたらプロデューサーが私の横にいて、そして一緒に朝ごはんを食べてお弁当を持って出社、もちろんお昼も一緒、二人で仕事をバリバリこなして、日がくれて帰るとき手をつなぐ、家に帰ったらまずお風呂に入って、あとは秘密だけどそういう感じにしたいわね」
ちひろ「…特技、発動するといいですね」
留美「ええ 頑張るわ」

【秋田こまちーず】
沙織「日菜子ちゃんは私と同じ秋田の出身なのになまりがなくっていいなぁ 私もそんな言葉遣いしてぇです」
日菜子「むっふっふ、日菜子は小さい頃にお引越しして、なまりはすっかりぬけちゃったんですよ」
沙織「わぁそうだったんですか?」
日菜子「でも小さい頃の秋田の記憶は今でも残ってますよぉ」
沙織「秋田のことを覚えてくれてるのは嬉しいっす 何を覚えてるんですか?」
日菜子「小さい頃になまはげさんが『悪い子はいねぇがぁ〜』って言いながら、日菜子襲ってきたのが今も記憶に残ってます〜」
沙織「あぁ、なまはげ、懐かしいっすね 私も小さい頃なまはげには泣かされただよ〜」
日菜子「そこに日菜子を助けに現れる白馬の王子様!」
沙織「はて、そんなイベントだったかな わだすのときははそんなことはなかったような…」
日菜子「王子様はなまはげをばったばったとなぎ倒して、日菜子を救ってくれたんですよ〜」
日菜子「そして将来、迎えに来て、日菜子をお姫様にしてくれるって約束したんですよ〜むふふ」
沙織「なんか、記憶と妄想がごっちゃになってるっす!?」

【着ぐるみアイドル七変化 〜春菜おねーさんと】
仁奈「春菜おねぇちゃんは、何かになってみたいものはねーですか?」
春菜「えぇと、私が何かになりたいって言うよりかは」
仁奈「なんです?」
春菜「仁奈ちゃんにメガネザルになって欲しいかなぁ〜っはぁはぁ、仁奈ちゃん、メガネザルの気持ちになるですよぉ〜」
仁奈「なんかすげぇ怖えぇです!というか、眼鏡かけさせたいだけ、でごぜぇですな?」

【小関麗奈のイタズラ講座】
麗奈「ハッハァー!よく来たわね!テレビの前の愚民ども!」
麗奈「今日はこのあんたたちのためにと・く・べ・つに!出来るイタズラスタイルを披露してあげるわ!」
麗奈「一流のイタズラっ子はどんなものでとイタズラの道具にしてしまう!」
麗奈「たとえばそう!この穴の空いたストッキングでさえ!これを何に使うか」
麗奈「うふふっ、あそこでお茶の用意をしている三村かな子が見えるわね、ソファの後ろできづかれないようにスタンバイして…」
かな子「ふんふんふんふふんふ ふーふんふんふふふ ふっふーふっふーふ」
かな子「そろそろプロデューサーさん帰ってくるかな?ケーキ買って来てくれるって言ってたし、楽しみだな〜 よいしょっと(ビリッ)」
かな子「あぁ!うそぉ?またぁ〜!?」
麗奈「引っかかったわね?破れたのはこのストッキングよ!どうよ麗奈様のイタズラは?大成功だわ!あっはっはは」
かな子「麗奈ちゃん、麗奈ちゃん、今の聞いた?」
麗奈「聞いたって何が?」
かな子「座った時に、ビリッってなった時に…」
麗奈「『またぁ〜!?』ってやつ?」
かな子「ねぇ麗奈ちゃん、人の記憶を消すイタズラってないかな?」
麗奈「それはイタズラのレベルを超えてるわね」
かな子「じゃあ、今の聞かなかったことにしてくださ〜い!」
麗奈「その、何かごめん」

【ドリームマッチ】
法子「ふんふふふん ふんふふふふーん」
春菜「あ、法子ちゃん いつになくご機嫌だね!」
法子「あ、春菜ちゃん!見てみて、かな子ちゃんからドーナツたくさんもらったの!」
春菜「またすごい量だね〜 差し入れかな?私も眼鏡の差し入れとかこないかなー」
法子「眼鏡はないけど、ドーナツはたくさんあるから、おひとつどーぞ!」
春菜「あらありがとう!じゃあわ私は眼鏡をたくさん持ってるから、眼鏡をどーぞ」
法子「やったぁ!でもそれじゃ釣り合わないから、も一つドーナツどーぞ」
春菜「あらあらではさらに眼鏡どーぞ」
法子「えっええ!?さらにさらにドーナツどーぞ」
春菜「すかさず眼鏡どーぞ!」
法子「重ねてドーナツどーぞ」
春菜「折り返し眼鏡どーぞ」
法子「それにつけてもドーナツどーぞ」
春菜「何はともあれ眼鏡どーぞ!」
法子「ドーナツどーぞ」
春菜「眼鏡どーぞ」
法子「ドーナツどーぞ」
春菜「眼鏡どーぞ」
法子「ドーナツどーぞ」
春菜「眼鏡どーぞ」
法子「ドーナツどーぞ」
春菜「眼鏡どーぞ」
法子「ドーナツどーぞ」
春菜「眼鏡どーぞ」
法子「眼鏡どーぞ…わかんなくなっちゃった」

【現実なんて…】
有香「そういえば紗枝さんはいつも和服を着ていますね」
紗枝「あら、うちの着物が気になります?」
有香「私、あまりそういうの着たことないから、かわいいなって」
紗枝「だったらお下がりやけど、うちの着てみはります?サイズも近いし、有香はんなら着れますえ」
有香「いいんですか?あは、これで私も女の子らしくなれるといいなぁ」
紗枝「有香ちゃんだって女の子やし、おしゃれせぇへんとねぇうちが見立てたるさかい、まかしとき」
有香「はい!ありがとうございます!」
紗枝「そーれーに、着物は胸が小さい方がよぉ似合うからねぇ、仲間は多い方がええんよ」
有香「紗枝さん?」
紗枝「あずきはんみたいな着方、かわいかろうがうちはみとめまへん うちだってあれくらい、あれくらいあれば…」
有香「仲間になりますからそれ以上はやめましょうか…」
紗枝「うちがあの着方をしようとして、ずるっといったときの気持ち…あずきはんにはわかりまへんやろなぁ」
有香「かあぁっ」

【依頼殺到!都ちゃん】
風香「都さんは探偵アイドルをしてますけど、依頼とか受けたりしないんですか?」
都「調査依頼はいつだってウェルカムですよ!結構依頼が殺到してたりするんですほとんど事務所のアイドルからの依頼ですけど」
風香「へぇー 私も何かあったら都さんにお願いしますね」
都「いつだってオーケーてすよ!」
風香「それでみんなからどんな依頼がきてるんですか?」
都「いやぁ、そういうのはあんまり…」
風香「あっ!守秘義務ってやつですか!?やっぱり本格的ですね〜」
都「えぇ、まぁ(言えないよ プロデューサーの浮気調査がひっきりなしだって言えないよ…)」

【森久保ちゃんにイタズラしてみよう】
麗奈「ハッハァー!ということでイタズラさせろ!森久保ー!」
乃々「何でイタズラされる必要があるんですかぁ(正論)」
麗奈「そういうお題だからよ!まずは耳たぶを引っ張ってやる!」
乃々「引っ張らないでー!」
麗奈「おらおらぁ、靴下を裏返して履かせてやるぜ!」
乃々「やーーだーー」
麗奈「違う味のガムを同時に食べさせてやる!」
乃々「むーーりーー」
麗奈「あとは、えーっと、髪の毛をくしゃくしゃに!」
乃々「あっ、これはちょっと気持ちいいかも」
麗奈「次はお待ちかねのスカートめくりだぁ!」
乃々「そういうのは、やめてくれません?」
麗奈「ご、ごめんなさい」

【覗かなくても覗いてくるあい2】
加蓮「前々から気になってたんだけど奈緒って、アニメオタクでいいのよね」
奈緒「なんで疑問じゃなくて確認なんだよ アニメはみてけどオタクじゃないぞあたしは」
凛「でも、結構見てるよね?アニメ DVDもたくさん持ってるし」
奈緒「そりゃ好きな作品は手元に置きたくなるし、映画と一緒だよ つかなんか勘違いしてるみたいだけど アニメ見てる=オタクじゃないからな!」
凛「じゃあ奈緒はオタクじゃないのね」
奈緒「お前らだって深夜アニメ見てるし、もしオタクだとても、そんなにぽくはないからな」
加蓮「私達がアニメ見るようになったのって奈緒の影響だもんね」
凛「奈緒によく、アニメイトに連れていかれるから、ポイントカードも作っちゃったしね」
奈緒「ていうか、なんでオタクにこだわるんだ?」
凛「ほら、奈緒がオタクで、私達がオタクになったら、オタクユニットとしてアピール出来ないかぁ、って」
奈緒「今時アニメ見るなんて普通だからなぁ やっぱりあいつらみたいな濃さがないと」
凛「じゃあ奈緒、今から濃くなれない?」
奈緒「ならない!あのなぁ、お前ら私をどんなイメージにしたいんだよ?」
加蓮「それはぁ」
由里子「あぁっ、なおなお見ーっけ!」
加蓮「あっ、噂をすればなんとやら、ね」
奈緒「なんか用か?」
由里子「なおなお聞いてよー あたしの友達が彼氏出来て脱オタするとか言ってさー」
加蓮「なおなお?」
奈緒「ちょっと由里子、その呼び方やめろって言っただろ?」
由里子「ほんで、グッズ処理するっていうからもらってきたんだけどさ、なおなおが前から欲しがってた、あれ、あったから、持ってきたよ!」
奈緒「あれぇ?あれってあれか!?」
由里子「うん!あれあれ 今出すね!」
奈緒「ちょっと待ったゆりゆり!ここで出すな!」
加蓮「ねぇ奈緒、何のグッズ?私達も知ってるアニメかな?見せてもらっていい?」
由里子「はい、なおなお 前に欲しいって言ってたバーナビーのお尻マウスパッド」
凛「お尻マウスパッド?」
加蓮「バーナビーのお尻だね…」
由里子「凛ちゃんと加蓮ちゃんはタイバニ知ってる?セクシーだよねこれ!あ、おじさんのもあったけど、なおなおには刺激が強いからあたしがもらったよん!」
奈緒「お前、お前なんてことを!」
由里子「あれ?やっぱりおじさんも欲しかった?使用済み(意味深)でいいならもってくるけど」
奈緒「確かにあたしはバーナビーのお尻マウスパッドが欲しいって話したけどさぁ、事務所に持ってくるなよ!」
由里子「えへへへへに 荷物が多くて持ち帰れなくてさぁ いいじゃん別に!バニーがセクシーなんだし!」
奈緒「確かに、実際に見るとこれはなかなか良いな」
由里子「想像してごらん、なおなお 毎日バーナビーがおしりを突き出してる姿を」
奈緒「なんというか、いけないことをしてる気分になってきちゃうな」
加蓮「これ、使うものなんだ…」
凛「一応、マウスパッドの形してるしね…」
由里子「これをおじさんのマウスパッドと合わせると…デュフフフ」
奈緒「挟み撃ちって形になるんだな!ゆりゆりゆりゆり!」
由里子「いえーすなおなお」
奈緒「うーんとなるとおじさんのも欲しいなって凛?加蓮?ちょ、おい こっそり離れるなよ!なんだよその目は!あっこら!違うからな!本当にこれだけだからな!」
凛「ごめん奈緒 私達まだその世界には入れない」
加蓮「でもバーナビーセクシーだったね」

【職権乱用】
幸子「拓海さん、カワイイ????という言葉を知っていますか?」
拓海「逆に聞くけど、私が知ってると思うか?」
幸子「噂にきけば拓海さんはちまたではかわいいアイドルとして認識されてるみたいですね ここは芸能界一かわいい僕と勝負してください」
拓海「えぇ〜まぁ、付き合ってやってもいいけど?何すればいいんだよ」
幸子「おやぁ?意外ですねぇ 嫌がるかと思ったんですが」
拓海「まぁかわいいって言われてるのは知ってるし アイドルなんだからファンのやつらが見たがるものも見せれるようにならないとな」
幸子「勉強熱心で結構 ではさっそくこちらのセリフを読んでください」
拓海「なになに?なななっ、これ!お前が書いたのか?」
幸子「はいそうです さっさと読んじゃってくださいね?精一杯気持ちをこめて」
拓海「これをか…よし、やったろうじゃねぇかそれより幸子、お前もちゃんとそれ、読むんだろうな」
幸子「もちろん勝負ですからね ではどうぞ」
拓海「よし… いくぞ ん んんんっ」
拓海「なぁプロデューサー、ちょっと、いいか? 私も他のアイドルみたいに、甘えたいんだけど、いいかな?」
拓海「どうやってって!えっ、その頭なでなでしたり、ひざにのっけてもらったり、あとは、ぎ、ぎぎぎゅっとしてもらったり とにかく、甘えたいの!誰かみてるわけじゃないからいいだろ!いいよな?」
拓海「ひざ、乗っちゃうからな! 早くなでなでしろよ!誰か来る前にたくさん甘えたいんだから」
拓海「あーー!どうだ幸子!」
幸子「それでは、プロデューサーさんに判定してもらいましょー」
拓海「えっ!?」
拓海「うわぁあああ!おまっ、お前!いるなら言えよ!何ニヤニヤしてんだよこら!ばかぁ!わかった!これ書いたのお前だろ!この野郎!ひざをぽんぽん叩いてんじゃねぇよ!」
拓海「乗らないからな!頭なんてなでなでされたくないからな!」
拓海「じゃあ甘えたくないのかって、それとこれとは違って、甘えるにしてももっと普通にやるっての!」
拓海「あっコラ!逃げるな!」
幸子「いやぁー拓海さんは相変わらずいいですねーボクほどじゃないですけど ボクは言いませんよ?こんな恥ずかしいセリフ」

【女子会にて】
瑞樹「ぶっちゃけて聞くけど、あぁ年取っちゃったな〜って思っちゃった瞬間、何がある?」
奈々「カラオケで歌う曲が、半分もわかってもらえなかった時〜」
瑞樹「あなたが歌うのアニメソングばかりじゃない!」
奈々「えぇ!?洋楽も歌いますよ〜」
ヘレン「筋肉痛が遅れてやってきて、二日酔いが長く居座ったとき」
礼子「あぁ〜わかる デビューしたての頃はレッスンがつらかったわね…」
ヘレン「ダブルパンチされると、アイドル投げ出したくなるよね〜」
留美「私は、好きな曲が懐メロ扱いされたときくらいかしら」
奈々「わぁ〜い 奈々と一緒!」
留美「礼子さんは何かありますか?」
礼子「友人から結婚の報告が複数あった時ねぇ」
瑞樹「わかる わかるわ 私も昔の同僚が結婚したってニュースが流れるたびに思っちゃうもの」
奈々「同窓会でなら、私も同じ経験しました…」
瑞樹「子供まで出来てると、地味にダメージ大きいのよね…」
礼子「友人がどんどんお母さんになっていくの見るとなおさら、ね」
ヘレン「結婚願望なくても、ちょっとかんがえちゃうわわね」
瑞樹「私だっていつかは結婚して!はぁ〜結婚したいわ」
留美「暗い雰囲気になってきたわね」
奈々「もっとポジティブにいきましょうよ〜!」
瑞樹「そうね!ところで楓ちゃん、さっきから何やってるの?」
楓「枝豆の皮吸ってまふ」
礼子「さっきから静かだと思ったら、また変なことを〜」
留美「ほら、新しい枝豆あげるから、そっちのポイしちゃいなさい」
楓「はーい」
瑞樹「楓ちゃんは年取っちゃったなってこと、何かある?」
楓「あー、ありまふ 下着を干す時に、防犯用に男性用の下着も一緒に干すこと、あるじゃないですか」
ヘレン「下着ドロ防止とか、一人暮らしを悟られない為にってのは聞くわね」
楓「その男性用下着、トランクスなんですけど、ためらいなく履いてすごしてる自分に気がついたときに、はぁ〜あ、こういうの気にしない年になったんだなーって思いましたー」
留美「楓、それ、年取ったって言わないと思う」
瑞樹「ただおっさん化しただけのような気がするけど」
奈々「女子力が上がった、っとことにしましょう」
ヘレン「誰も履いてることには突っ込まないのね」
楓「今も履いてるんですけど、結構いいですよぉ 開放感があって」
瑞樹「へぇ〜私も試しに履いてみようかしら」
奈々「シャツと合わせて、部屋着に出来そうですね」
留美「でも、女性がトランクスを履くなんて、もし男性にみられたら変に思われないかしら」
ヘレン「プロデューサーに聞いてみたらいいじゃない」
留美「そうね ちょっと聞いてみるわ」
奈々「あっ、ついでにオススメの柄とか聞いちゃいましょうよ」
瑞樹「いっそお古を貰うとかどうかしら」
楓「防犯用って言えば、貰えます〜 私、そうやってもらいましたから〜」
留美「もしもしプロデューサーくん、トランクスちょうだい、ええ、下着よ、そうね、五枚くらい」
ヘレン「礼子、あなたねぇ!」
礼子「みんないい感じに出来上がってるわねぇ」

【目指せ一番 ファン獲得大作戦】
亜子「うーん うーん うーんうーーーん」
亜子「よし、泉を売ろう」
泉「ねぇ、今なんか聞き捨てならない言葉が聞こえたんだけど」
さくら(HSI)「いずみーん 亜子ちゃーん ココア温ったまったよ〜」
亜子「おっ、さくら!ごくろうさーん さーて一休みすっかなー」
さくら「はい亜子ちゃん」
泉「だから聞き捨てならない言葉がですね」
亜子「なによー 言ったまんまよ!泉を売るの、ファンに

泉「私の人権は無視?」
亜子「別にファン相手にあんたのオークション開くわけじゃないっての」
亜子「あぁ、でも、あそれもいいかもな!マニーたんまり入りそうかも!うふふっ」
さくら「ふふっ ドナドナいずみんにも、はいココア」
泉「ありがとう、さくら で?お金を稼ぎたくて私を売りたいのなら全力で反抗するけど いったい何を思いついたの?」
亜子「もー冗談が通じひんなー泉は いや、今日プロデューサーちゃんから面白い話聞いちゃってさ、それについて考え事してたんよ」
さくら「面白い話ってなぁに?イベント?」
亜子「いえーす 実は先週に、第二回シンデレラガールズ総選挙の開催が決定したのだよ!」
泉「何のイベントだっけ」
さくら「初めて聞いたかも」
亜子「私たちがデビューする1ヶ月前に行われた、アイドル業界の一大イベントだよ!?知らないの!?」
さくら「あぁ、なんかあったような…」
泉「デビューしたての頃って余裕なかったし覚えてないわ」
亜子「はぁ、まぁ私も聞かされるまで知らなかったというか覚えてなかったり… まぁ、そういうのは置いといて 」
亜子「簡単に説明するとだね、んん、泉くんさくらくん、このイベントはファンによる投票で誰が一番人気があるかを決めるんよ」
泉「あぁ〜だから選挙なのね」
亜子「そそそそそ 前回ね優勝は十時愛梨ちゃん 彼女がいまどれだけ売れっ子なのかは説明しなくてもわかるよね?それと、はいこれ 上位のリスト」
亜子「みんな売れっ子ばっかり!つまり!選挙で順位が高ければ高いほど、知名度が倍率ドンで仕事マシマシお金ウッハウハ!なことに、なるんよ」
さくら「うわ〜ほんとだテレビで見る人ばっかり!」
泉「これは凄いわね」
亜子「これをきっかけにブレイクしたアイドルも何人かいてさ、私達ってデビュー当時だったから蚊帳の外だったけど、今そうじゃないじゃん?だから、第二回の選挙で、この上位リストの仲間入りが出来る可能性があんのよ!」
さくら「上位になったら具体的にどうなるの?」
亜子「うーん、まずテレビで特集が組まれまくるし、バラエティや音楽番組にも呼ばれまくる さらに新曲を発売したり、CDやドラマに起用されたりと、とにかく売れる!」
泉「でも総選挙なんでしょ?ライバルが多すぎて厳しいかもしれないわね 私達って個人の活動って全然ないし」
亜子「まー厳しいだろうね でも、前向きに考えてみてよ」
泉「前向きに?」
亜子「そそそそそ レッツポジティブシンキング!私達はユニット ということはだよ、三人のうち1人でも上位に入れれば、相乗効果でユニットの評価も上がるってこと!」
さくら「私かいずみんかあこちゃんが有名になれば、みーんな有名になれるんだね!」
亜子「そそそそそそそそ つまりそういうこと」
泉「あーなるほど やっと理解出来たわ」
さくら「でもさー亜子ちゃん、どうやって誰かを上位に入れるの?私達はユニットだけど、それぞれファンもいるわけだし…投票ばらばらになっちゃわない?」
泉「そうよ その人たちに表立って誰か1人に投票してください って言っても…」
亜子「そこは大丈ブイ!あははっ この選挙ねー1人で複数投票できんのよ だから、真心こもった一票以外は、一番人気のあるのにちょーだいでオッケーオッケー!」
さくら「一番人気かーもしかして私?」
亜子「ざーんねん、一番人気があるのは泉よ」
泉「えっ?私なんだ さくらだと思ってた」
亜子「まぁ泉は男女ウケがいいからねー その分でさくら以上だよ」
さくら「さすがはいずみんだねー」
亜子「泉の人気を高めて投票数をかきあつめ、ついでに私達にも票をいれてもらう 名付けて、便乗投票大作戦」
泉「なに?その…」
さくら「桃井先輩みたいなネーミングセンス」
亜子「細かいことは気にせんとき!まぁともかくそういうことやから、泉にはしばらく新規ファンの獲得のために、体をはって頑張ってもらうよ」
泉「まぁ、ユニットのためならやるけど、何をすればいいのよ」
亜子「そこらへんは私に任せて?プロデューサーとは話をつけてあるから!」
さくら「おっ、やる気だねー」
亜子「モチのロンロン!これからはリーダー土屋亜子にではなく、プロデューサー土屋亜子として、なりふり構わず泉のファンを増やしていくから、シクヨロね!」
泉「ふ、不安だー」
亜子「もちろん、さくらにも頑張ってもらうかんね!

さくら「あいあいさー!」
亜子「明日の輝く未来のために、くちばしつけて、頑張ろー!」
さくら「おー!」
亜子「ほらほら泉!」
泉「おっ、おー…」
泉「そして数日後、土屋亜子プロデュースによる怒涛の大石泉の売り込みが始まったのであーるーるーるーるーるー…」

ちひろ「さぁ始まりました!アイドルタイマンマッチフェスの開催です!まずは青コーナ、大石、いずみー!」
泉「どうして私がこんなことを…」
ちひろ「赤コーナ、諸星のー、きらりー!」
きらり「ハッピーですかぁー!」ゔぉおおおお
泉「つか絶対無理!」

泉「まずうちさぁ、屋上、あるんだけど、焼いていかない?
日菜子「むふっ、いいですねぇ」
泉「なんだろうこのグラビア撮影 嫌な予感しかしない」
日菜子「あらあらあら、大丈夫ですか泉さん 気分が悪いのでしたらさぁさこちらに、お部屋を用意してあるので、そこでじっくり楽しみ、お休みしましょうかね むふっ」
泉「誰か助けて…」

泉「わくわくさん、今日は何を作るのかな?」
千夏「既成事実」
泉「カメラ止めて早く!」

輝子「今日は、むふふっ、大石泉さんと、美味しい
、ふひっ、美味しいきのこ料理を作っちゃうよ」
泉「やっと普通の仕事ができるわ…」
輝子「用意する材料は…適当な調味料と、きのこ各種に。ふひひっ、マジックマ、んっんん、とりあえずきのこを用意します」
泉「今マジックマッシュルームって言ったわよね それ、大丈夫なの?」
輝子「ふふっ、ふはははは!ボウルを、用意したら!おらぁ!」
輝子「ここから、きのこのウエスタンショーだぁ!はっはぁー!」
泉「誰か、誰かここから出して…」

仁奈「今日は泉おねーさんと一緒にきぐるみ遊びをするですよ!」
泉「みなさんこんにちわー 泉おねぇさんだよ」
仁奈「泉おねーさん!今日は観念して、仁奈といっぱいきぐるみ着やがれです!」
泉「はぁ〜これよ、こういう仕事が欲しかったのよ いるだけで癒される ん?」
泉「ね、ねぇ仁奈ちゃん あなたの着てるきぐるみって」
仁奈「これですか?これはとっても有名なネズミのきぐるみでごぜぇますよ!知らねぇですか?」
泉「いえ、知ってるけど、まさか」
仁奈「これはですねー、ミ」
泉「それ以上はダメ!」
⚫︎ッキー「ハハッ」

昌葉「ふっふっふ とうとう疲れることなき歌って踊ることのできるパワースーツの開発に成功したぞ!エナドリとスタドリを同時接種させるから燃費は悪いが」
昌葉「いやはや、まったく私は恐ろしいものをうみだしてしまった!」
泉「あのー池袋さん?」
昌葉「どうした泉?テスト終了までまだ四時間あるぞ?」
泉「えっと、その…」
昌葉「あぁ、ギャラのことなら、亜子にちゃんと渡してあるからね、心配しなくていいぞ、あと、何故か録画を頼まれたが、これもしっかりやってるから安心してくれ」
泉「それはいいんだけど、なんでソーラン節?」

泉「はぁー 疲れてないけどすごい疲れた なんなのかしらここ最近の仕事は」
さくら「いずみんすごいよ!ここ最近一ヶ月で、ファンが五倍になったらしいよ!」
泉「わーうれしいなー って、すごい増えたわね」
亜子「むっふっふー どうやあたしの読みは!大当たりっしょ!」
さくら「さすが亜子ちゃん、かっこいー!」
亜子「もっと褒めてもええんやで?この調子でいけば、新しいファンもどんどん増えて、シンデレラも夢じゃないかもね!」
泉「こね調子でいけば私、私のファンが私に何を求めてるのかわからなくなりそうだわ」
亜子「もー泉はまじめやな!よし、次はさくらいってみよー」
さくら「あいあいさー!」
泉「頑張って、さくら」

さくら「アカン アカン」
泉「はやっ!」
亜子「なんやぁさくらはガッツないなぁ」
泉「いったい何をされたの?さくら 言いなさい!」
さくら「饅頭こわい」
泉「さくらーー!」
亜子「でもいいネタ、じゃなくてファンもそこそこ集まったし、来週にまたかな?」
泉「亜子、まだやらせる気なの?」
亜子「そんな不安そうにしなくたって大丈夫だってばさ!ほんじゃあ、お先にドロンでござるー」
泉「いくらファンが集まりやすいからって、あんなイロモノ仕事ばかり…このままだと私もさくらも大事な何かを失ってしまいそうだわ」
さくら「風が、風が語りかけるよお…いずみん…ガクリ」
泉「さくらー!」
昌葉「おや泉くん、そこにいたか…何やってるんだい」
泉「池袋さん、なんでもないわ」
さくら「もうおまんじゅうは嫌でーす」
昌葉「ほんとに、何があった」
泉「それより私に何か用?探してたみたいだけど」
昌葉「この前テストに付き合ってもらったパワースーツのお礼をな おかげで研究資金がガッポガッポ稼げたぞ」
泉「ガッポガッポ?誰かが買ったの?」
昌葉「アメリカ政府が設計図ごと買い取ってくれた ほんとはアイドルに使いたかったんだが、まぁどうせ双葉くん専用になりそうだったし、いいかって思ってね」
泉「深く考えないようにしよう…」
昌葉「それで、せっかく手伝ってもらったし、費用の一部を使って泉くんに何かつくってやろうかと思って、ここにきたんだ 機械の修理から、ロボの開発まで、なんでもござれだぞ」
泉「じゃあさくらの修理をお願い」
さくら「あんこはつぶでお願いしまーす」
昌葉「人間は無理だな」
泉「お礼なんて大丈夫よ あれも一応は仕事だったんだし、仕事だったよね?」
昌葉「うーん、何か困ってる事はないか?最近二人とも忙しそうだし、協力するぞ?」
泉「困ってる事、うーん、亜子の様子がちょっと変、ってくらいかしら」
昌葉「そういえば亜子くん、ここしばらくちひろさんと一緒にいるのをよく見かけるな」
泉「ちひろさんと亜子が?」
昌葉「会議室に閉じこもってな、なーんかやってるようなんだが」
泉「会議室にこもって、まさか、」
さくら「何か内緒のことしてるのかな?」
昌葉「いわゆる密談、というやつだな」
泉「もしかしてここ最近の変な仕事ばかりとるのに関係してるのかもしれないわね、よし」
さくら「おっ、いずみんどうしたの?」
泉「池袋さん、さっき協力してくれるって言ったわよね」
昌葉「あぁうん、私に出来ることならなんでもするぞ」
泉「じゃあ手伝ってほしいことがあるんだけど」
昌葉「わかった、何をするんだ?」
泉「それはね…」

亜子「はぁーよしよしよし、誰にも見られてないね」
ちひろ「お待ちしてましたよ、亜子さん」
亜子「おまたー、で調子はどうよ」
ちひろ「泉さんとさくらちゃんのあれやこれのギャラと、それやってるときに使った衣装や写真を、芸能界プロデューサー限定オークションで販売した結果、これくらいになりました」
亜子「おぉ〜!めっさ儲かってますなぁ!」
ちひろ「ファンもどんどん増加してるし、いい結果ですね!」
亜子「むっふっふ、ちひろさんが仕事を用意して、私が泉とさくらにこなさせる」
ちひろ「ファンを増やすと同時にお金も稼げる素晴らしいコンビですね、私達」
亜子「むふふっ、おぬしも悪よのぉ!」
ちゃん「あらあらお代官様、ひどいですわ」
亜子「一度言ってみたかったんだよねー!このセリフほんじゃあこの調子でどんどん稼いじゃおーと言いたいけど」
ちひろ「そろそろプロデューサーさんや泉ちゃんたちに怪しまれはじめてるんですよね」
亜子「もしバレたらお説教間違いなしなので、しばらくはこっそり、こっそりやりましょうぜ」
ちひろ「こっそり、がっぽり稼ぎましょ!」
亜子「じゃあそういうことで、次の仕事なんだけど」
亜子「ん?何この音」
ちひろ「ドアの方から聞こえてきましたけど」
泉「全員突撃!二人を確保しなさい!」
亜子「なっなにー!?」
昌葉「ちひろさん確保!」
ちひろ「あらら捕まっちゃいました」
さくら「亜子ちゃん捕まえた!」
亜子「ちょお、さくら、なにごとや!」
泉「亜ーー子ーー?」
亜子「ひぇえ!泉がアイドルがしちゃいけない顔になっとる!」
さくら「うわぁーあんな表情はじめて見たぁ」
昌葉「い、泉くん、私は準備があるからちひろさんを連れていくぞ、い、いいな?」
泉「えぇ 私は亜子と話があるから」
昌葉「よ、よし、ちひろさん行こう」
ちひろ「えっええ 命が助かるならどこへでも行きましょう…」
泉「ちひろさんには後で個人的な話がしたいので、逃げないでくださいね」
ちひろ「はーい…」
亜子「い、いずみさん?」
泉「会話はばっちり聞かせてもらったわ ねぇ亜子 オークションって何かしら 私やさくらの写真や衣装をどうしたのかしら」
亜子「い、いやーぁ、それはその、副産物の有効利用というか」
さくら「私達をお金儲けのダシにするなんてひどいよ亜子ちゃん!」
泉「珍しくアイドル活動に熱心だと思ったら、まったく…」
亜子「あっ、あははー!でもファンを増やしたいってのはほんとなんよ!泉、さくら、だからねーあの、その、怖い顔やめてくれませんか?ねぇ、」
泉「別に怒ってるわけじゃないのよ?ただ私とさくらに意味のわからないヘンテコなイロモノ仕事ばかりさせておいて、自分だけなーんにもないって、どうかと思うな」
亜子「めっちゃ怒ってますやん」
さくら「角が生えそうな勢いだね」
亜子「わぁー!もうごめん!素直に謝りますから、真面目にファン集めるからー!」
泉「最初から真面目にやりなさいよ」
さくら「でも、お金儲けするんだったら、私やいずみんだけじゃなくて亜子ちゃんもやればもっと稼げるよね?どうしてやらなかったの?」
亜子「それはーその…」
さくら「それは?」
亜子「私は泉みたいに美人やないし、さくらみたいにかわいないし、あれよ、私がだって二人みたいにファンがいっきに増えたりとかしないだろーなーって だったら元から人気のある二人に頑張ってもらったほうがええやん?私は上位にならなくてもどっちかがいければユニットとしての人気もでるし」
さくら「亜子ちゃん…」
泉「馬鹿ね亜子は…」
亜子「泉?」
泉「私達は、デビューしてからずっと一緒にやってきたのよ?誰が人気があってないかだなんて気にする意味ないじゃない」
さくら「三人揃ってのニューウェーブでーす!」
泉「選挙で上位に入れなくても、私達はずっと…でしょ?」
亜子「うっ…うう、ごめーんいずみーん!」
泉「よしよし 無理してファンを増やす必要なんてない わかってくれる?」
泉「うん、ごめんね、二人とも」
さくら「いい話だぁ」
亜子「泉、私、これからは頑張るよ」
泉「うん、頑張ろう あ、でもその前に、」
亜子「その前に?」
泉「今までやられた無茶ぶり、そっくりそのままやってもらうわよ?」
亜子「へぇっ?」
亜子「えーー!?いやいやいや泉さん、この流れでそれはないっしょ!?」
泉「流れとかよくわかんないしぃー」
亜子「いやいやいやいやいや!いい感じのBGMも流れてるし、このままオチでええやん!ニューウェーブの三人は、絆を深く固めましたー でさあ!」
泉「さーて、何をしてもらおうかしら オリーブオイルまみれでレスリング?それともハピコまみれできらりさんと全力ライブバトル?」
亜子「先生、どっちも嫌です!」
さくら「じゃあ、大西さんお気に入りのBL本の朗読会とか、荒木さんお気に入りのBL本の朗読会とか」
亜子「どっちもおなじぃ〜!勘弁してくださいほんとに、このとおり、なんでもするから!」
泉「ん?今なんでもするって言った?」
亜子「するする!肩もみもするしランチおごるしボイスレッスンもさぼりません!」
泉「そう?わかった、それは許してあげる」
亜子「あぁ、よかったあ!」
泉「そのかわり、宇宙にとんでもらいましょう」
亜子「はい?」

さくら「いずみん、亜子ちゃんね収納完了したよー」
泉「ありがとうさくら これで準備は完了ね」
亜子「あのー このロケットはなんなんです?」
泉「テレビの前のみなさまこんにちは、レポーターの大石泉です 今日は事務所の前で、芸能界初の、アイドル個人による宇宙飛行が行われるということなので、その様子を中継したいと思います」
亜子「カメラないやん!つかまじでウチとばられてしまうん?」
泉「では、ロケットを作った池袋博士にお話をお伺いしましょう、博士?ロケットの発射に自信はありますか?」
池袋「私が作ったロケットだからな、まぁ昔のやつを引っ張り出しただけでメンテとかしてないけど」
亜子「空中で爆発したりしそうで嫌やなぁ というか、そんなもんに私を乗せないでよ〜」
昌葉「まぁ片道だけだから なんくるないなんくるない それじゃカウントダウン始めるぞ」
亜子「片道って、ますます不安になるんですけど〜」
泉「カウントダウン、始め」
亜子「ちょっと!博士!」
昌葉「10..9...」
亜子「さくらぁ!二人を止めてぇ!」
昌葉「8...7...6...5...4...3」
さくら「亜子ちゃん」
昌葉「2...1」
さくら「お土産よろしくねー!」
昌葉「0 ロケット発射!」
亜子「お土産ってなによー!」

さくら「おぉ〜ほんとに飛んだね〜!」
昌葉「私のロケットだからな ま、連絡もすんでるし、数時間でもどってくるだろう 亜子くんにはいい薬だ」
泉「これでお仕置き完了!あーすっきりした!亜子が戻ってきたらいつも通りのニューウェーブね」
さくら「普通の!普通のお仕事しようねいずみん!」
泉「池袋さん、協力してくれてありがとう 私達はちひろさんと話があるから、また後でね」
昌葉「また後でな ユニットというのも悪くはなさそうだな 私は研究に戻るとするかな」

亜子「はぁ、まさか、まじで飛ばされるとはな 宇宙に来てからはや一時間 どこに行くんやろこれ うぇ〜泉のアホ!どないして帰ればいいの!」
亜子「うわぁあ、あれ?どっかについた?えぇまさかこのまま救助待ち?ていうか通信機あんの?これ」
???「おーい!」
亜子「あっ、誰かの声 」
???「おーい亜子ちゃーん!」
亜子「外から聞こえるよーなーーって奈々ちゃん!」
奈々「うふっ ちゃんと着きましたね!お待ちしてましたよ亜子ちゃん!」
亜子「うわぁ勝手に開いた!って酸素!酸素」
奈々「酸素はあるので大丈夫ですよ!」
亜子「あっ、ほんまや じゃなくて、ここ宇宙 酸素あるのおかしくない!?というか、ここはどこなの〜!?」
奈々「はい、ここはウサミン星です!」
亜子「ウサミン星?」
奈々「ウサミン星です」
亜子「ウサミン星って、電車で一時間じゃ…」
奈々「地球とウサミン星は、通常電車と呼ばれる空港便があって、それが片道一時間なんですよ」
亜子「んなアホな」
奈々「いやー科学の進歩ってすごいですよねー私が若い…ンンッ、小さいころには片道だけで一ヶ月はかかったんですけど」
亜子「へーそうなんだーすごーい」
奈々「あれ?どうしました?元気ないですよ?」
亜子「いやもうね、理解がね、追いつかないんですよー」
奈々「とりあえず、わたしのお家にご招待いたしますよー それからウサミン星を観光して、地球に戻りましょうか」
亜子「わたしとしては今すぐ帰りたいんだけど」
奈々「え?昌葉さんから一ヶ月こちらで休暇をすごすって聞いたんですけど」
亜子「一ヶ月って、選挙終わってるやん!」
奈々「まぁまぁせっかく来たんだから、楽しんで行ってくださいよ!ほら降りた降りた!ちょーっと都市部のほうまで歩きますからねー あぁ、それと、亜子ちゃん、ウサミン星へようこそ!」
亜子「どうもー!あはははは はぁ、もうどうにでもなれだわ」
奈々「それじゃあ、レッツゴー!」
亜子「れっつごー あ、そうだ奈々ちゃん?」
奈々「はい、なんでしょう」
亜子「お土産ってどっかで買える?出来れば、すごくがっかりしそうなの希望」


拓海「おいプロデューサー、あたしのとこで曲終わっちまったぞ」
拓海「はぁ?尺がたりない?どうすんだよ まだ紹介するやついるんだろ?」
拓海「なに?私がトークで尺を埋める?えぇーでもなに喋れば」
拓海「ん?メモ用紙?これを喋ればいいのか?今書いたのか?なんか手際いいなとにかく、言ってくる」
拓海「はいはーい、みんなのアイドル、たくみんだよー!突然だけど途中で曲が終わっちゃったからあたしのトークタイムだよー!最後の最後にたくみんトークがきけるなんて、画面の前の君、とってもラッキーだぞ!ハートをキュンキュンさせちゃうか…」
巴「なにやっとんじゃお前」
拓海「巴!」
巴「『だぞ』!って『だぞ!』ってお前なんぼなんでもそりゃ」
拓海「いや!これはあいつがこう喋れって、いねぇ!」
巴「拓海、悩み事があるなら遠慮なく相談しろ!ためこむんはようないぞ」
拓海「だから違うっての!あぁもうあんにゃろう、今日という今日は許しゃしねぇ 背骨S字にしてやる」
巴「あいつしごくならだりー呼んだらどうしゃ?」
拓海「な、なんでだりーなんだ?」
巴「あいつ最近、サブミッションこそアイドルの証って言って手当たり次第に関節技きめとるんじゃ」
拓海「なにそれすげぇ怖い」
巴「整体にも目覚めたらしゅうて 昨日とかも安部奈々さんの全身ボキボキさせとった」
拓海「あいつたまにどこいってるかわかんねぇな とにかく、あいつシメるか」
巴「せっかくじゃからウチオフ手伝っちゃるけん、いい悲鳴きかせぇよ」
拓海「おう、期待していいぜ」
ちひろ「うふふっ、最後の最後で騒がしくなっちゃいましたね さてさて、モバマスボイスドラマ劇場はいかがでしたか?今回出演できなかったアイドルがたくさんいましたが、その子たちは次回、あの人が無事に戻ってこれれば、出演するかも」
ちひろ「なにはともあれプロデューサーさん、最後までご視聴、ありがとうございました」

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最終更新:2014年12月31日 13:14