紅くらげ-妹が添い寝してくれるのかと思ったらデートしていた件について 書き起こし

コンコン(ノック)
「はーい」
ガチャ(ドア開く)
「ふぇっ?・・・お兄ちゃん?どうしたのこんな時間に?」
「ふぇっ?・・私は寝なくても大丈夫。明日学校休みだし」
「それよりお兄ちゃん、明日大事なお仕事が有るんでしょう?だったら早く寝なきゃ~」
「ふぇっ?緊張して寝れない・・って・・だからってなんであたしの部屋に来るの?」
「ふぇっ?一緒に寝たいぃ!?なぁに考えてるのよ///ラメラヨソンナク・・トゥ・・///(だめだよそんなこと)」
「あっ・・そっ・・そうね・・ただ一緒に寝るだけ・・だもんね・・ウゥン///」
「うっ・・うるさいなあ///!ヘンな事なんか考えてないもん」
「ウーン、お願いってそんな顔でこっち見ないでよぉ・・」(「そんな」あたりからデクレッシェンド)
「ハァー・・しっかたないなぁー」
「今日だけトクベツ///!」
「トナリニネテイイヨ(早口)、お兄ちゃんっ///」
「フッ・・・何だか懐かしいねっ」
「フンッ//・・あたしがちぃっちゃい時も、お兄ちゃんこーやってトナリデネテクレタヨネ//(早口)」
「むっ・・今もちっちゃいってゆうな//!」
「フッ・・でもうれしい・・・」
「ありがとう、お兄ちゃん」
「どお?・・寝むれそう?」
「えっ?・・まだ寝れないのぉ?」
「フゥン・・寝ない子にはお仕置きだっ!(スタッカート)」
「食らえっ・・・デコピンっ・・」
「でぇぁあぃやぃやぃやぃ・・やぃっ、ごっ、ごめんにゃしゃい、ごめんにゃしゃい//」
「あいったぁ・・もぉー、お兄ちゃん力強いんだからやめてよねぇもぉー」
「もー、でも困ったなぁー・・眠れないのかぁー」
「そうだっ!・・小さいときにお兄ちゃんわたしに昔話読んでくれたよね、わたしも読んであげるね」
「うんっ・・まかせてよぉー・・ちょっと待っててねぇ・・」
「あれぇーっと・・」
ガサッ(本)
「あー、あったあった、ぃよいしょっと」
ガサガサッ(本)
「んへへぇ//(誇らしげ)絵本も持ってきたし、これで完璧ぃ!」
「んじゃあ読むねぇ」
パッ(本)
謎BGM突入
「むかぁしむかし」
「あるところに筋骨隆々のおじいさんとおばあさんが、プロレスの練習をしていました」
「おじいさんは、山で筋肉バスターの練習を」
「おばあさんは、河でブートキャンプをしながら」
「筋肉が喜んでいるぅー、筋肉が喜んでいるぅー、っと頭の悪いことを言って」
「周りの動物たちを心底怯えさせていました」
「するとっ、川上から、ドンガラガッシャーン、ドンガラガッシャーンと」
「大木が流れてくるではありませんか」
「おばあさんは思わず練習の成果を試したくなり」
「うーりゃぁーー、出会い頭にエルボーをかましました」
「するとどうでしょう、ピキーン!、大木がATフィールドを展開したではありませんか」
「そう、大木は、使徒だったのですっ!!」
「おばあさんは感心しながらも」
「すげぇー(頭悪そうな感じで)と」
「ハリソン・フォードのCMさながらのセリフを吐く余裕を見せ」
「早速、その使徒疑惑の浮上した謎の大木を持って帰ろうと、英断」
「おばあさんは物事を深く考えるのが苦手でした」
「おばあさんが、もくしん(orもくじん?)を持ち帰って一時間」
「おじいさんが言いました」
「「えいいちろう君が良い・・・」」
「大木に怪しげな名前が付けられました」
「一時間も考えた割には、何とも脈絡もないネーミングセンスにおばあさんが吠えました」
「「わたしゃロックマンがええ」」
「そのときロックマンにハマっていたおばあさん」
「そっくりそのままゲームのキャラの名前をパクってしまいました」
「おじいさんは「カプコンから訴えられるぅー」と猛反対」
「二人の間にあっさーい(浅い)溝ができてしまいました、っとその時」
「ピカーン!、眩しい光が大木から放たれるではありませんか」
「「まっ、眩しーい」」
「二人の声が見事にユーニゾォーン(やたら流暢、アクセントは「ユ」)」
「シンクロ率100パーセントを軽く超えました」
「そしてぇ、大木の中から現れたのわぁー」
「なんとっ、大きな外国人」
「「I am Mike. マッチガエナイデェー(外国人ぽく)」」
「なぜか片言の日本語がまじっていました」
「しかし、外国人の見事なマッスルボディーに魂を抜かれてしまったこの二人の返した言葉わぁ」
「「「Yes,I キュウン(意味不明)」」」
「二人の思考力は根こそぎ失われたのであります」
「めでたし、めでたしー」
「第二話」
「渡る世間の泣いた赤鬼」
「むかぁしむかし、そんな昔じゃないけど丁度一年前にこの道を通った夜」
「何でもないようなことが幸せだった幸せだったと思う・・・」徐々にデクレッシェンド

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最終更新:2015年02月18日 21:02