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イベント > オープニング

[[メインキャラクター]] SIZE(10){[[サブキャラクター]] [[エキストラキャラクター]]} [[シナリオ]]
**COLOR(#0000ff){'''オープニングイベント 〜The dog found the house'''}
いつものように、グラスに依頼された薬を調合し、薬局へ向かうラティ。~
薬を届けるついでに、お茶を一杯もらいながら世間話をする。

[[★>グラス=ディニー]]COLOR(red){グラス登場}
[[★>ミント=ハ0ブル]]COLOR(red){ミント登場}

グラス「マーヴェリアは、いまだに奴隷制度が盛んで、公に人身売買されているそうです。~
 それも、フローティアの獣人を非合法に連れさらって。物騒な話です。~
 さいきんまた増えてきたみたいで、怪しい馬車がよく通りますよ。~
 ここいらは比較的安全な交易路ですから。ミルティアじゃ人は扱ってませんがね。~
 …フローティアのお偉いさん方もそろそろ許さないと思うんですが」

世間話にしてはすこし重いなと、苦笑するラティ。~
きりのいいところで退出し、商店街に昼食を買いにでかける。~
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''■適当に済ませたい'' [[★>ショコラ=ココリアーノ]]COLOR(red){ショコラ登場} [[★>シフォン=ココリアーノ]]COLOR(red){シフォン登場}~
ショコラの店にひやかしに来たラティ。~

ラティ「茹でたてのパスタと焼きたてのパン、あと絞りたてのオレンジジュース1つ」~
ショコラ「雑貨屋にンなもんなーい!!」

雑貨屋なんだからなんでもあるんじゃないのか…~
と、屁理屈こねる前に蹴りだされてしまう。

''■手軽に済ませたい'' [[★>レモン=スズハラ]]COLOR(red){レモン登場}~
面倒なので[[「檸檬」>喫茶「檸檬」]]に食べに来たラティ。~

ラティ「厳選倭国米炒めとフレッシュレモンジュース」~
レモン「朝に商隊が寄ってねぇ、今日はもう切れてしまったの。ごめんなさいね」

結局グリーンティだけ飲んで店を出ることに。~
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さてどうするかなぁと、ふらふら商店街を歩くラティ。~
すると、突然後ろからけたたましい馬蹄の音が聞こえてきた。~

振り向いたときはすでに目の前に馬車。~
間一髪、ラティはそれを避ける。どうも馬車は3車で隊列を組んでいるようだった。~
こんなにぎわっている商店街に馬車で踏み入るとは大した度胸だ、と毒づきながら、~
グラスの先ほどの言葉がフラッシュバックした。~

いや、まさか・・・そう思った瞬間。最後尾の馬車が大きくバランスを崩した。~
あわや横転してしまうかと思うところで、なんとか立ち直りはしたが、~
その瞬間中からとんでもないものが転がり出た。~

ヒト…犬の獣人の少女のようだった。~

「あぶない!!」~
そう思ってラティは駆け寄るが、一歩及ばず、少女は地面にたたきつけられてしまう。~
幸いにして道端の草の上だったため、ひどい怪我には至らなかったようだが、~
相当な速さで走っていたためかやはり全身に細かいかすり傷ができ、気を失っていた。

気がつけば、ラティは獣人の少女を抱きかかえていた。~
それはほぼ、反射行動だった。~
薬師としての正義感だとか…そういうものもあったのかもしれない。~
でももっと大きな要因は、その獣人の少女の、容姿にとても驚いたからだった。~

最初は珍しさに遠巻きに注目していた人々も、~
面倒ごとはゴメンとばかりにはやくも散り散りになり始めていた。~

ひどく汚れた体、ずたずたの簡素な服。その格好は、つまり[[奴隷>スレイヴ]]だった。
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とりあえず、なるべく人目につかないように静かな道を選んで、家へ帰って来たラティ。~
獣人の少女を背中に負ぶってきたが、特に疲労はしなかった。~
致命的なわけではないが、それでもだいぶやせ細り、体重が軽かったからだ。~

少女をベッドに静かに横たわらせ、しばし思案するラティ。
やるべきことは…と考えを張り巡らすラティ。

まずは傷の手当て。そして目が覚めたら食事が必要だろう。~
ああ、この汚れた格好もとりあえず何とかしないと。~
そうなると、体を洗う必要も出てくるか…~

''●ここはやっぱり女の子に任せよう'' ~
ラティ「ここはやっぱり女の子に任せたほうがいいな。事情の説明が面倒だけど…」

そう思って、ショコラとシフォンを呼ぼうと大至急で家を出たところ、~
なんと扉の前でばったりと二人に出くわしてしまう。~

ショコラ「…どこいくのよ」~
ラティ「い、いやー…」~
シフォン「お昼、持ってきたんだよ」~
ショコラ「ま、まだなんじゃないかと思ってさ…今日は特別よ」~

そういってサンドイッチがこぎれいに詰まったバスケットを見せるショコラ。~
しかしラティは何かいいたそうな顔をしては、小難しい顔をしてうなっている。~

ショコラ「な…なによ、もう食べたんなら別にいいけど」~
ラティ「いやそうじゃなくてだな…ちょうど呼びにいくところだったんだ、おまえらを」~
ショコラ「はぁ?なんでまた」~
シフォン「女の子でも拾ったんでしょ?」~

図星をつかれあわてるラティ。

ラティ「な、な!?どうしてそれを…」~
シフォン「南通りの商店街でうわさになってたから。ほらラティがそもそも有名人だし」~
ショコラ「……」~
ラティ「……はは…は…」

ショコラ「まったくお人よしね…」~

ラティ宅に入るショコラとシフォン。~
奥の寝室にあるベッドにふと目をやると途端に二人の目が驚きに変わる。~

ショコラ「ちょっラティ…!?あの娘って…」~
シフォン「まさか…」~
ラティ「…い、いや…その…わからない、そんな偶然はないと思うけど…」~
ショコラ「そ、そうよね…でもあの耳と尻尾の模様、髪…ほんと、まるで」~

そこまでつぶやいたとき、犬の獣人の少女が、痛みからか少しうなった後、~
上半身をゆっくりと起こした。




最終更新:2009年01月02日 19:45