ロックマンの武器解説

①同系統の特殊武器の対決比較(基本は1対1比較、一部は3-4個内比較)

タイムストッパー(ロックマン2)とフラッシュストッパー(ロックマン3)
 タイムストッパーは、1度使用したらエネルギーが切れるまで終了できず、時間停止中もロックバスターを撃てないが、ステージ内のトラップも停止できる。
 フラッシュストッパーは、複数回に分けて使用でき、そのたびにエネルギーを少しずつ使用し、時間停止中にロックバスターを撃てる。
 クイックマンのステージ以外では、文句なく、フラッシュストッパーの方がタイムストッパーよりも優れている。

ダイブミサイル(ロックマン4)とホーミングスナイパー(ロックマン8)とホーネットチェイサー(ロックマン9)
 ダイブミサイルは、連射できず、追尾性能は高いが飛翔速度は遅い。
 ホーミングスナイパーは、連射可能で、追尾性能は高いが飛翔速度は遅く、チャージによって複数目標に一斉同時発射が可能。
 文句なく、ホーミングスナイパーの方がダイブミサイルよりも優れている。
 ホーネットチェイサーも、追尾性能は高く、3連射でき、アイテム回収機能もある。
 ホーネットチェイサーの方がダイブミサイルよりも優れている。

マグネットミサイル(ロックマン3)とジャイロアタック(ロックマン5)とコマンドボム(ロックマン10)
 マグネットミサイルは、2連射まで可能で、敵を感知して直線軌道で1度だけ自動で上か下へ方向転換して飛翔するが、燃費が悪い。
 ジャイロアタックは、連射できず、直線軌道だが1度だけ任意のタイミングで上か下へ方向転換して飛翔でき、燃費も良い。
 自動追尾のマグネットミサイルは使いやすいが燃費が悪く、任意のタイミングで操作でき燃費の良いジャイロアタックの方がやや有利か。
 コマンドボムも、連射できず、直線軌道だが任意のタイミングで2度だけ方向転換できる。着弾すると地形に沿って爆風を生じるが、燃費は悪い。
 ジャイロアタックは上下への方向転換のみのため、発射後に左右へ移動しても影響はないが、コマンドボムは上下への方向転換後に左右への方向転換があるため、発射後に左右へ移動すると軌道に影響あり、逆に軌道を左右に修正する際に勝手に移動してしまうおそれがある。

アトミックファイアー(ロックマン2)とファラオショット(ロックマン4)とマグマバズーカ(ロックマン9)
 アトミックファイアーは、3段階にチャージでき、前方にしか発射できず、チャージショットの燃費が非常に悪い。
 ファラオショットは、3段階にチャージでき、上前斜めや下前斜めにも発射でき、溜めている間は上方にシールドを展開でき、燃費も悪くない。
 マグマバズーカは、2段階にチャージでき、前方に加えて上前斜めと下前斜めにも同時発射できるが、チャージショットの貫通力が低く、燃費も良くない。
 文句なく、ファラオショットの方がアトミックファイアーよりも優れている。
 マグマバズーカはアトミックファイアーよりは使いやすいが、ファラオショットの方が良い面もある。

ハイパーボム(ロックマン1)とナパームボム(ロックマン5)
 ハイパーボムは、放物線軌道でやや射程が長いが、爆発までタイムラグが長く、爆発が終わるまで次弾を撃てず連射ができない。
 ナパームボムは、放物線軌道でも射程が短いが、床で反跳するため飛距離を伸ばせ、爆発までタイムラグがあり、一度に3連射までできる。
 どちらも起爆までタイムラグがあり、ブロック破壊はできない。
 敵接触で起爆し、連射も可能なナパームボムの方がハイパーボムよりも優れている。

クラッシュボム(ロックマン2)とドリルボム(ロックマン4)
 クラッシュボムは、直線軌道で、連射できず、壁に接触後から爆発までにタイムラグが長く、燃費も悪い。
 ドリルボムも、直線軌道で、連射できないが、壁や敵に接触後にすぐに爆発し、任意のタイミングでも爆発でき、燃費も悪くない。
 接触や任意で起爆できるドリルボムの方がクラッシュボムよりも優れている。

ローリングカッター(ロックマン1)とクイックブーメラン(ロックマン2)
 ローリングカッターは、楕円軌道で貫通性能があり、飛翔速度が遅く、戻ってくるまで次弾を撃てず、連射できない。
 クイックブーメランは、楕円軌道で貫通性能がなく、飛翔速度が速く、高速な自動連射が可能で、燃費も非常に良い。
 燃費や連射性能が良いため、クイックブーメランの方がローリングカッターより使い勝手が良く感じる

シャドーブレード(ロックマン3)とリングブーメラン(ロックマン4)
 シャドーブレードは、前方に加えて上前斜めや上にも撃ち分けられ、貫通性能がないため、本来は連射できないものの敵に当てれば連射可能、燃費もかなり良い。
 リングブーメランは、前方のみであるが、往復時に復路の追尾性能が高く、貫通性能を持ち、連射できない。
 シャドーブレードとリングブーメランは、どちらも射程がやや短い往復型武器で、甲乙がつけがたい。

バブルリード(ロックマン2)とサーチスネーク(ロックマン3)とプラグボール(ロックマン9)とホイールカッター(ロックマン10)
 バブルリードは、耐久力の低い敵に対して貫通性能があるが、2連射までで、床に沿って進み、床を降りるだけ昇ることはできず、走行速度も遅い。
 サーチスネークは、貫通性能はないが、3連射でき、床や壁に沿って進み、床を降りるだけでなく昇ることもでき、走行速度も速い。
 バブルリードの方が、投射高度が若干高く、ジャンプ中の対空武器としても使用可能。
 連射性能や走行性能ではサーチスネークが優れ、貫通性能や投射性能ではバブルリードが優れている。
 プラグボールは、貫通性能はないが、3連射でき、床や壁に沿って進み、床を降りるだけでなく昇ることもでき、天井に沿っても進み、走行速度も速い。
 サーチスネークよりもプラグボールの方が対地攻撃としての追従性が高い。
 ホイールカッターは、貫通性能はないが3連射でき、床に沿って進み、床を降りるだけでなく昇ることもできるが、発射時の初速が遅く後から加速する。
 押し続けることでカッターを発射口に固定でき、壁を登るアイテムとして使用可能。
 サーチスネークよりもホイールカッターの方が移動ツールとしての価値がある。

ウォーターウェーブ(ロックマン5)とアイスウェーブ(ロックマン8)とアイスウォール(ロックマン&フォルテ)
 ウォーターウェーブは、連射できず、ジャンプ中は発射できず、床に沿って進むため、床を降りるだけで昇ることはできず、貫通性能はないが、敵弾はかき消せる。
 アイスウェーブは、連射できないが、ジャンプ中も発射でき、床や壁に沿って進むため、床を降りるだけでなく昇ることもでき、貫通性能を持つ。
 貫通性能があり、壁を登れて地形追従性が高いアイスウェーブの方が、ウォーターウェーブよりも優れている。
 アイスウォールは、連射できないが、ジャンプ中も発射でき、床に沿って進むため、床を降りるだけで昇ることはできないが、貫通性能を持ち、敵弾をかき消せる。
 さらに、アイスウォールは地形に沿って移動可能な足場としても使用できる。
 氷柱の出現中はバスターも発射可能だが、氷柱に耐久力があり、攻撃によるダメージ蓄積で破壊される。
 貫通性能の他にも足場機能を持ち、バスターも可能なアイスウォールの方が、ウォーターウェーブよりも優れている。

アイススラッシャー(ロックマン1)とスパークショック(ロックマン3)とチルドスパイク(ロックマン10)
 アイススラッシャーは、貫通性能を有するが連射できず、凍結した対象はロックバスターなどに武器変更して破壊可能。
 スパークショックは、2連射できるが貫通性能はなく、感電した対象に触れた敵に感電を伝播できるが、感電した対象をロックバスターなどに武器変更して破壊することはできない。
 燃費もほぼ同等だが、敵を倒せるアイススラッシャーの方が、弱点ボスしか倒せないスパークショックよりも優れているだろう。
 チルドスパイクは、放物線軌道で連射できず、貫通性能もないが、地形に接触すると氷棘を形成する。
 氷棘は触れる敵にダメージを与えられ、凍結した対象はロックバスターなどに武器変更して破壊可能。
 チルドスパイクは放物線軌道だが、アイススラッシャーやスパークショットは直線軌道であり、それぞれ使い勝手は異なるが、チルドスパイクやアイススラッシャーは、ダメージも与えられるのが良い。

ニードルキャノン(ロックマン2)とヤマトスピア(ロックマン6)
 ニードルキャノンは、前方への直線軌道(上下段を交互に発射)で、発射ボタンの押し続けで自動連射が可能(連打では3連射まで)だが、貫通性能やシールド突破性能はない。
 ヤマトスピアは、前方への直線軌道だがやや上にずれた軌道とやや下にずれた軌道を交互に発射し、発射ボタンの連打で連射可能(自動連射なし)で、貫通性能はないがシールド突破性能を持つ。
 燃費はほぼ同等であり、自動連射のニードルキャノンよりも、シールド突破性能を持つヤマトスピアの方がダメージは大きい。

エアーシューター(ロックマン2)とシルバートマホーク(ロックマン6)
 エアーシューターは、逆放物線軌道で、3発を同時に並列発射し、連射はできないが、強力な貫通性能を持つ。
 シルバートマホークは、逆放物線軌道で、単発での発射だが、2連射まで可能で、撃破した場合に貫通性能がある。
 エアーシューターとシルバートマホークは、どちらも対空武器で甲乙がつけがたいが、シルバートマホークの方が燃費は良い。

ハードナックル(ロックマン3)とブラックホールボム(ロックマン9)とリモートマイン(ロックマン&フォルテ)
 ハードナックルは、直線軌道だが上下で高度調整でき、単発で貫通性能を持たず、ダメージを与えるのみ。
 ブラックホールボムは、直線軌道だが上下で高度調整でき、単発で貫通性能を持たず、ダメージを与えられず、任意のタイミングでブラックホールを展開する。展開したブラックホールは、敵や敵弾を吸い込んで消滅させることができる。
 リモートマインは、直線軌道だが上下で高度調整でき、単発で貫通性能を持たず、敵や地形に爆弾を設置できる。設置した爆弾は、任意のタイミングで爆発できる。
 それぞれに特色があるが、連射性能も貫通性能もなく、単発ダメージのハードナックルは存在意義が薄い。

 


②同系統の特殊武器のグループ比較

全体攻撃系
 レインフラッシュ(ロックマン4)は、発動にタイムラグがあるもその間は無防備で、全ての敵を撃破。
 グラビティーホールド(ロックマン5)は、発動にタイムラグは少なく、全ての敵は画面外へ消失(アイテム入手不能)。
 ケンタウロスフラッシュ(ロックマン6)は、発動にタイムラグがほとんどなく、全ての敵を撃破。
 アストロクラッシュ(ロックマン7)は、発動にタイムラグがあるもその間は無敵で、全ての敵を撃破。
 総合的には、ケンタウロスフラッシュが使いやすい。
 燃費は、アストロクラッシュ以外は7回使用可能だが、アストロクラッシュは4回のみ(エナジーセイバーを使用しても6回)で最低。

 トルネードブロー(ロックマン9)は発動にタイムラグは少なく、全ての敵は画面外へ消失(アイテム入手不能)だが、ジャンプ力が上昇する効果もある。
 ライトニングボルト(ロックマン&フォルテ)は、発動にタイムラグがあるもその間は無敵で、全ての敵を撃破。
 燃費は、ライトニングボルトは6回使用可能(エナジーセイバーを使用すると11回)、トルネードブローは4回使用可能。
 レインフラッシュ 消費4(最大7回)
 グラビティーホールド 消費4(最大7回)
 ケンタウロスフラッシュ 消費4(最大7回)
 アストロクラッシュ 消費10(最大4回)
 ライトニングボルト 消費5(最大6回)

 トルネードブロー 消費7(最大4回)

壁反射系
 ジェミニレーザー(ロックマン3)は、前方発射のみで、壁との接触で分裂せず単独で、壁との発射を繰り返す。
 クリスタルアイ(ロックマン5)は、前方発射のみで、壁との接触で3分裂して、壁との発射を繰り返す。
 フリーズクラッカー(ロックマン7)は、前方発射および上前斜めと下前斜めに発射でき、壁との接触で6分裂となり、以降は壁で反射しない。
 壁との反射回数が1回のみで、分裂数が6個と多く、発射方向を選択できる、フリーズクラッカーが使いやすい。
 クラッシュノイズ(ロックマン7)は、前方発射のみで、壁との接触で分裂せず単独で、壁との発射を繰り返し、反射したショットを吸収してチャージできる。
 リバウンドストライカー(ロックマン10)は、前方発射および上前斜めと下前斜めに発射でき、壁との接触で分裂せず単独だが、反射のたびに速度や威力が増加し、2連射が可能。
 発射方向を選択でき、連射も可能なリバウンドストライカーが使いやすい。

バリア系
 リーフシールド(ロックマン2)は、接触で消滅せず、移動で前後上下の4方向に発射でき、燃費は不良(耐久力が無制限のため、展開時間は無限だが、展開したままジャンプはできるが移動はできない)。
 スカルバリアー(ロックマン4)は、1回の接触で消滅し、発射できず、燃費はやや不良(展開したまま移動できる)。
 スタークラッシュ(ロックマン5)は、1回の接触で消滅し、ボタンで前向に発射可能で、燃費はやや不良(展開したまま移動できる)。
 プラントバリア(ロックマン6)は、1回の接触で消滅し、発射できず、燃費は最も不良だが強力(展開したまま移動できる)。
 ジャンクシールド(ロックマン7)は、複数回の接触で消滅し、放射状に発射可能で、燃費は不良(耐久力があり、展開したまま移動できる)。
 静止して使用する場合は、接触や時間で消滅しない、リーフシールドが最強。
 移動して使用する場合は、他バリアの使用回数以上に耐久力があり、狙いは付けにくいが発射できる、ジャンクシールドが使いやすい。
 発射して攻撃する場合は、ボタンで前方へ発射でき、移動して狙いをつけやすい、スタークラッシュが使いやすい(接触時よりも発射時の方が燃費も良い)。

 ジュエルサテライト(ロックマン9)は、耐久力の弱い敵との接触では消滅せず、ボタンで前方向に発射可能で、燃費はやや不良(ザコ敵には耐久力は無制限に近く、展開したまま移動できる)。
 ウォーターシールド(ロックマン10)は、バリアを構成する8個のパーツが、1回の接触で1個ずつ消滅し、ボタンで螺旋状に発射可能で、燃費はやや不良(耐久力はあるがパーツ単位で、展開したまま移動できる)。
 展開したまま移動でき、ザコ敵の接触や時間で消滅せず、ボタンで前方へ発射もできるジュエルサテライトが最強。
 ウォーターシールドは耐久力が8(パーツの個数分)あるが、接触のたびにパーツげ減少してバリアの防御力が低下するため、使いにくい。 

近接攻撃系
 スラッシュクロー(ロックマン7)は、近距離の前方攻撃で、ジャンプ中も使用可能。
 サンダークロー(ロックマン8)は、中距離の前方攻撃で、ジャンプ中も使用可能で、フックを利用してワイヤーアクションも可能。
 フレイムソード(ロックマン8)は、近距離の前方攻撃で、ジャンプ中も使用可能。
 射程範囲が広く、ワイヤーアクションでの移動も可能で、燃費も良好な、サンダークローに使いみちが多い。
 テングブレード(ロックマン&フォルテ)は、近距離の前方攻撃および飛翔攻撃による遠隔攻撃で、ジャンプ中も使用可能で、ダッシュ攻撃も可能。
 ウェーブバーナー(ロックマン&フォルテは、近距離の前方攻撃で上下にスイングし、移動中やジャンプ中も使用可能。
 エレクトリックサンダー(ロックマンW5)は、近距離の前方攻撃で、ジャンプ中も使用可能。
 遠距離も攻撃でき、ダッシュ攻撃もできるテングブレードや、上下に攻撃範囲が広く、移動しながら攻撃できるウェーブバーナーが使いやすい。

 


③レビュー
・ロックマン1,2では、特殊武器は基本的に貫通属性を有している。

・ロックマン3,4,5では、特殊武器は基本的に貫通属性を有していない。

・ロックマン6では、特殊武器は基本的に撃破時の貫通性能を有している。

・ロックマン4,7では、特殊武器は基本的に連射性能を有していない。

・ロックマン5では、ブロック破壊がない。

・ロックマン9の特殊武器は、優秀なものがかなり多い。

 ジュエルサテライト,プラグボール,レーザートライデント,ホーネットチェイサー

 コンクリートショット、ブラックホールボムはくせが強い

 トルネードブローは燃費が悪く、マグマバズーカはチャージの貫通力が強くない

・ロックマン10の特殊武器は、くせがあって使いにくいものが多い。

 サンダーウール・・・攻撃線が縦のため、横方向の軸合わせが難しく、発射タイムラグあり

 コマンドボム・・・2回方向転換できるが、地形にヒットしないと爆風が出ないのが難点

 チルドスパイク・・・放射ショットの直接ヒットで凍結、地形ヒットでダメージトラップとくせがある

 トリプルブレード・・・3方向斉射は魅力的だが、貫通力が高くなく、連射もできない

 ウォーターシールド・・・バリアの構成パーツがヒットのたびに減少、バリア放出はらせん状

 ソーラーブレイズ・・・貫通力はあるが、連射できず、分裂のタイミングを任意に決定できない

 ホイールカッター・・・保持できるのは面白いが、発射後に地面で加速するまでタイムラグがある

 リバウンドストライカー・・・優秀だが反射では狙いにくい、チャージで貫通3方向斉射があったら良かった

 隠し武器の、スクリュークラッシャーの連射力(4連射)と、バラードクラッカーの多方向発射+爆発力(接敵起爆)が強力

 ミラーバスターは使う場面は限られるが、反射弾の貫通力は強い


 

最終更新:2017年06月08日 09:34
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