「スーパーファミコン ステーションラック」は、スーパーファミコン専用の収納ラック。
上部は本体を置くスペースがあり、コントローラー用の溝もある。本体と接続した状態でも収納可能。
また、背面は映像ケーブルと電源コードを接続する穴の部分がちゃんと見えるようになっているため、それらを接続したまま収納することができる。
下部には引き出しがあり、右側にカセットを12個まで収納可。左側はフリースペースのため、各種周辺機器などをしまうといいだろう。
メリット
一番デカいのはコントローラーと電源コードと映像ケーブルを全て接続したまま収納可能というところである。そもそもの見た目もなかなかイケているし、配線もコントローラーのものが少し見えるだけ(溝は配線をしまう分のスペースもある)。
スーパーファミコンのカセットというのは、積み上げるとかなり不安定になる形状をしており、多くの人は収納に苦戦しているのではないかと思われる。SFC専用のカセット収納ケースは他にもあるが、どうせどれもやや高価なので、せっかくなら本体も一緒に収納できたらいいのではないだろうか。
デメリット
本当に勿体ないのが、引き出し部は透明プラスチックで、汚れは目立つわ割れも目立つわでかなり繊細になっている。中古商品も引き出し部のみが割れていたりすることが多い。デザインそのものは悪くないのだが、実用的に考えると他の部分と同じ素材で作ってほしかった。
公式に発売されたスーパーファミコンのソフトは1447タイトル存在する。ニンテンドウパワー専売タイトルも含んだ数字だが、当然その数は多くないので12個の枠ではあまりにも不足していることがわかるだろう。
もちろん、全てのスーパーファミコンカセットを集めるのは根気と財力のあるコレクターだけだが、並のゲーマーであれば12個以上のゲームを遊ぶのは決して珍しいことではないだろう。あふれた分のカセットは、前述の通り収納に困るのである。
未検証部分
- 足があるらしいが、私が購入したものにはついていなかったためその使い勝手は不明。
- 引き出しの左側にどれくらいの周辺機器が入るのかは不明。個人的にはコントローラー3つとマルチタップが入るといいと思う。
補足
- 肝心の入手性だが、あまり多く見かけるものではなく、実店舗で見かけることはあまりないかと思う。ただとんでもないプレミアがついているかと言われたらそうでもなく、メルカリを毎日サーチしていれば2000~3000円程度で入手できる。ただこの価格帯は割れているパターンが多いため注意して購入すること。
最終更新:2021年05月05日 22:34