ゲームソフトの購入方法はさまざまだが、最も一般的なのはやはり店頭で新品を購入したり、通販サイトで新品を注文することだろう。
しかし、どんなゲームも必ず生産終了の日がやってくる。そうすると新品在庫はそれ以上供給されなくなり、売り切れれば入手不可能となる。
そんなときに役立つのが中古である。
概要
既に誰かの手にわたっているため、小傷は当たり前。本来入っているものが入っていないこともあり、欠品しているからといって当然メーカーの保証はない。
中古品を販売しているショップが動作確認などを行っており、対応してくれることも多いが、完全に補償無しのジャンク品を筆頭に何があっても自己責任ということも多い。
魅力
- 圧倒的安さ。中には人気や希少などの理由で安くないこともあるが、多くの場合定価より安い。今まで新品しか買ってこなかった人には驚きの価格で投げ売りされているものも大量にある。
- 生産終了品が手に入る。冒頭で述べたように、どんな時代のものも買うことができる。何十年前に発売された骨董品級のものから、現行機種まで全て網羅されている。
デメリット
- 新品に比べて当然リスクは高い。起動の可否くらいは多くの場合大丈夫だが、細かなチェックまではできる人は限られている。
- ひとまとめに中古品といっても2種類あり、ジャンク品と呼ばれるものは完全になんの保障も存在しない。ゴミ同然の結果になることもしばしばあるが、その代わり通常の中古品以上に安い。賭け事と同じである。
注意点
- 発売時に売れず流通が少なかったことなどからプレミアと呼ばれる付加価値がついていて定価よりも高いものも多数ある。
- プレミアの中には意図的に買い占められたことにより価格が上がった転売価格も存在する。転売価格になった商品はその後結局売れずに値段が下がるものと、下がらないものがある。
- 1997~2002年頃の中古ゲームソフトのパッケージに「NO RESALE」と書かれた中古ゲームソフト売買禁止シンボルマークがついていることがあるが、このマークは既に解決した中古ゲームソフトの売買に関する論争の際についたマークで、現在は中古ゲームソフトの売買は合法とされているため、関係ない。
主な戦場
中古市場には様々な場所があり、代表的なものを紹介する。
現在でも新品在庫が残っていることさえあり、多くは中古品の在庫がある。
実店舗と通販サイトがあり、プレミアがついたソフトなども多く扱っている。ネット相場の代表値として用いられることが多い。サイトは発送が遅く、状態も想像以上に難があるものが届くことがある。
実店舗にはジャンクコーナーが存在するなどジャンク品の取り扱いに長けている。Twitter上などでもお得に買い物ができたという報告が相次いでおり、定期的に覗きに行けるスポットになっている。
中古本がメインの店ではあるが、ゲームソフトも取り扱っている。時折破格でレアソフトを出品している。
フリマアプリ。誰でも簡単に出品できるため、あまりゲームに詳しくないユーザーが出品したものなど相場より安いことも多い。ただし素人が販売する商品も多いため駿河屋以上に酷い状態で届くこともある。
オークションサイト。最低価格1円から出品することができ、非常に安い値段で落札できる夢がある。ブックオフなどが実店舗の一部商品を出品していることも。
旧フリル。楽天キャッシュ残高で買い物ができる。
クーポンをかなりの頻度で配布する。PayPay残高で買い物ができる。
最終更新:2023年03月25日 20:35