Proxy
目的
あるオブジェクトへのアクセスを制御するために、そのオブジェクトの代理または入れ物を提供する。
構造
注釈
- 重要な点は、クライアントから見て、あるオブジェクトを直接操作しているのか、Proxy経由で操作しているのかは透過的である、という点だろう。
- 以下のサブパターンに分けられる。
- Remote Proxy
- 別のアドレス空間(例えばファイル)にあるオブジェクトのローカルな代理を提供する。
- Virtual Proxy
- コストの高いオブジェクト(例えば画像)を要求があり次第生成する。
- Protection Proxy
- オブジェクトごとに異なるアクセス権が必要な場合に、実オブジェクトへのアクセスを制御する。
- Smart Reference
- ポインタを一般化したもの。あるオブジェクトがアクセスされるときに、何らかのアクションを起こすことができる。C++では、->オペレータのオーバロードで実現することもできる。
最終更新:2012年02月07日 12:10