ロマノフの特色と歴史
ロマノフは、地下資源が豊かな星の一つである。
特にアンドロイド開発には、倫理的にもやり易い星であり、
ギルドは仲間内ですら、利権を求め活発に争い続けている。
だがギルドがこの星を掌握するようになったのはここ最近で、
その理由は資本主義に則ったほぼ理想的な社会がこの星に、
つい数十年前までは存在したからである。
しかし次第に腐敗を始め、格差の発生と生存権の実際的な喪失、
福祉体制の後退により、共産主義者による大革命が発生。
公式資料では、最大時で五十万人が革命軍に参加したが、
統合政府軍の軍事的、経済的な秘密援助もあり、革命軍は敗北。
そこに、ロマノフへの進出の機会を窺っていたギルドが着目し、
ロマノフ政府からの隠れ蓑として、元革命軍人を一挙に吸収。
こうして地盤を築くと、後は腐敗した政府にすんなり取り入り、
ロマノフへのギルド進出は呆気なく完了した。
また、この進出時にギルドのメンバーを安全に侵入させる為、
統合政府に働きかけて移民を推奨。ゲルマン系が大量流入した。
因みに、革命軍でギルドに吸収されなかった一部の者は、
今でもかつての大革命の再来を夢見て活動に勤しんでいるが、
彼らの高齢化とギルド・政府双方の取り締まりにより、
その活動の火は絶やされつつある。
ロマノフの気候
極限の寒冷地。
雪が止むことはあるものの、雪の下の土を見た記憶がない、
という人も、都市部でさえちらほら見かけることが出来る。
一年中帽子が必須で、被らずに歩こうものなら、
警官や道行く人から注意される。それほど寒いところなので、
例え都市部で治安の悪い場所に入り、路上強盗に遭おうとも、
衣服と帽子だけは奪われないという奇妙なことが起こる。
ロマノフの住民
凡そ半数をゲルマン系が占めているが、
最初に入植したのはスラヴ系であり、今も人口の四割は彼らである。
最近になって後続として来て、ロマノフを人種的に乗っ取る形になった為、
スラヴ人はゲルマン人を嫌う傾向があり、それに呼応して、
近年とみに相互の差別感情が高まっている。
尚人口比率は、スラヴ系が四割、ゲルマン系五割、その他一割。
ロマノフにおけるギルド内部
人口における人種別比率がほぼそのまま、
ギルド幹部の構成などにも反映されている。
今のところ、数はゲルマン系幹部が多いが、
権力を握るのはスラヴ系幹部という状態になっており、
彼らは互いに上辺を取り繕いつつも、内心では軽蔑しあっている。
その他人種の幹部もいるが、数も権力も大したものではない。
ロマノフ・ギルド兵 設定画
(画像をクリックで拡大化)
最終更新:2010年08月02日 21:37