こずさんの保管庫。内検索 / 「山百合会孤島事件シリーズ」で検索した結果

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  • 山百合会孤島事件シリーズ
    「がちゃS掲示板」さまに投下していた作品、「山百合会孤島事件」シリーズです。 共通ルート さよならは言わない狂った朝の光にも似たそのすべてが(No.2271) 殺人事件編 ベランダに死骸とか災いあり(No.2278) 滅殺の黄薔薇身悶える(No.2280) 暗くて壊れゆく世界(No.2283) 不幸な高校生(No.2291) 死すべきさだめの中で特にどこにも行かず(No.2297) 壮絶な姉妹ハザード(No.2302) あれは最後の女神(No.2316) 一人ぼっちの花は散り(No.2392) 他人を巻き込んでお美しい薔薇さまは冷めた視線で熱く見る(No.2407) 薔薇は気高く美しく(No.2421) 孤島遭難編 ずっと側に居るから迷子になった(No.2514) 番外編 深夜のロザリオ超絶・絶叫(No.2323)
  • マリみて系SS
    ...魔法騎士団シリーズ 山百合会孤島事件シリーズ
  • 薔薇は気高く美しく
    「ごきげんよう、お姉さま」   ──今野緒雪『マリア様がみてる』より <3日目/佐藤聖/広間> 「おかえりなさい、お姉さま」  ……背後から聞こえたのは、私のよく知っている者の声だった。私の最愛の妹、藤堂志摩子。  視界に入った志摩子の手は、赤く汚れていた。それはすぐに血だとわかった。でも私は、それを信じたくはなかった。 「お姉さま?」 「……志摩子、無事……だったんだね」 「ええ。お姉さまもご無事で」  普段の志摩子のしゃべり方だ。何かに怯えている様子も感じられない。  ──まさか。まさか、志摩子が、この事件を起こした犯人? 「ねぇ、志摩子……いったい、何が、あったの……?」  目の前に広がる光景は、異常以外の何物でもなかった。  椅子に座るのは、祥子、令、そして祐巳ちゃん。しかし──全員、死んでいるのは明白だった。  祥子...
  • パラレルワールド姉妹逆転
     ……これはどうしたことでしょう。  細川可南子は目の前に広がる光景を、信じられずにいた。  どうしたらよいものか、と上を仰ぐようにして見たら、三つの単語が目に入った。 ――パラレルワールド、姉妹、逆転?――  やられた。ここは眼鏡をかけた、しょぼい文しか書けない、いつものヤツが作り上げた世界だ。  おかしいと思ったのだ。卒業したはずの前薔薇さま方がいたり、可南子自身も気がついたら薔薇の館にいたり……。  しかもこんなメタな展開で可南子にそれを気付かせる辺りが、春日とか名乗るヤツの手口なのだ。 (どうせなら、ほかの素晴らしいSS作者さんに、このキーワードをひいて欲しかったな……)  小さくため息をつき、可南子は改めて顔を前に向けた。  そこには、薔薇さま方が勢揃いしている。さっきも言った通り、前薔薇さまであるお三方まで。  そこに、何故か可南子も...
  • さよならは言わない狂った朝の光にも似たそのすべてが
    <1日目/二条乃梨子/クルーザー上> 「わぁっ、あれがお姉さまの別荘ですか?」  祐巳さまの嬉しそうな声が聞こえる。クルーザーのデッキにいた私たちは、祐巳さまが見つけたモノがある方向を見る。  美しい島がある。森の中に見えるのが、祥子さまの──正確には小笠原家の──所有する別荘だ。小さな城、あるいは砦といった雰囲気で、私は祥子さまにぴったりだと思った。祥子さまは志摩子さんと違って、日本建築よりも洋風な建物の方が似合うと思う。 「乃梨子ちゃんは驚かないんだね」  由乃さまが声をかけてきた。薄い黄色のワンピースがよく似合っている。 「驚きはしましたが、なんとなく想像通りだったというか」 「大きいお屋敷かお城ってイメージだもんね、祥子さまの別荘は」 「由乃さまは驚かないんですか?」 「驚いてるわよ。心臓、すっごく早く動いてるわよ? ほら」  由乃さまは私の右手を取り、胸...
  • リリアン魔法騎士団シリーズ
    「がちゃS掲示板」さまに掲載していたファンタジー作品、「リリアン魔法騎士団」シリーズです。 リリアン魔法騎士団 松平瞳子、一世一代の魔法騎士団(No.1759) 全てはこの瞬間のため闘魂こめて全力でサポート(No.1766) 幸せな最前線素敵に無敵(No.1774) もう少しだけこのまま夢の宮薔薇(はな)の嵐(No.1794)
  • 全てはこの瞬間のため闘魂こめて全力でサポート
    前へ 「可南子さん」 「──瞳子さん」  早朝。白銀の鎧を着込んだ瞳子は、出撃準備中の可南子の元を訪れた。 「鎧を着れば、すっかり『御嬢騎士』ね」 「その呼び名は嫌いですわ」 「わかってて言っているのよ」 「……意地悪ですわね」 「ふふ。今夜のワインは、美味しそうね」 「美味しく飲めるように、努力しますわ」  朝日を全身に浴びて、二人は城壁に寄りかかる。  どちらからともなく、口にする。 「リリアンを守る」 「王女を守る」 「一人の兵も失わず」 「一人の民も失わず」 「我々は」 「勝利を手にする」  顔を見合わせて、二人は笑いあった。 「死ぬ時は一緒ですわよ」 「何言ってるのよ。死なないわよ」  馬に乗り、瞳子は戦場に赴く。前方を進むのは、可南子が率いる軍である。彼女達の騎馬突撃を援護するのが、魔法騎士の役目であった。  援軍は期待...
  • 終わらない時希望あふれる
     ──あの日、私の学園生活は変わった。  私の名前は纐纈みどり。リリアン女学園の高等部2年生。  剣道部に所属していて、毎日が充実していた。  そう、あの日までは。  あの日、私は妹である水無瀬葉月に呼び出され、昼休みに体育館の裏へ向かった。  そして、姉妹の証であるロザリオを返されたのだ。 『黄薔薇革命』と呼ばれる事件がその前日に起こった。  山百合会の幹部であり、私と同じ部活の支倉令と、その妹の島津由乃さんの間で起こったそれは、マリア様の前で由乃さんが令にロザリオをつき返すという、前代未聞の事件だった。  その日を境に、校内では似たような事件が沢山起こった。悲劇の幕開けである。  そしてその悲劇は、私にも降りかかったのだ。  結局、令と由乃さんは元の鞘におさまった。  他の姉妹も、ほとんどが元の関係に戻った。  だけど、一部の姉妹は分かれ...
  • 身が持たない濃厚な逆さまデー
    <前日> 「あら、そういえば明日なのね」  志摩子がカレンダーを見ながら呟いた。祐巳と由乃は「何の話?」と書類から顔を上げる。 「逆様の日よ」 「あれ、なんだっけ、それ」聖がのんびりと言う。すると、蓉子が答えた。 「今年から決まったのよ。毎年8月の第3月曜日は、逆様の日」 「だから、どんな日なのよ」 「呆れた……。斜めの日は覚えてる?」 「ああ、こんっなに斜めになる日でしょ?」  聖は右腕を斜めに突き出した。  斜めの日は7月の第3月曜日。とにかく、斜めになる日なのだ。 「だから、逆様の日は?」 「逆様だ」 「ご名答。……でもきっと授業あるのよね」珍しく、蓉子がため息をつく。 「そんな日くらい、休みたいわ」  江利子の言葉に頷きながら、みんなは口々に色々なことを言う。  ──しかし、この場にいる全員が、逆様の日を甘く見ていた。 <-02 21>...
  • シリーズ朱薔薇さまシスター探偵
     私の名前は、篠原朱美。演劇部三年にして、この学園の『探偵』なんてやっている。  人は私をこう呼ぶのだ。『シスター探偵』と。 【シスター探偵・朱美】 【第一話、ホームズとワトスン】  いつものように、演劇部の部室で次回公演の脚本を書いていた私に、お客が訪ねてきた。 「ごきげんよう、朱薔薇さま」  演劇部一年、松平瞳子さん。名家のお嬢様であり、将来有望な女優の卵でもある。彼女は私を『朱薔薇さま』と呼んだ。 「ごきげんよう、瞳子さん。私をそう呼ぶということは、『探偵』としての私に用があるのね?」 「はい。お話を聞いてくださいますか?」 「伺うわ」  瞳子さんが持ってきた『事件』は、薔薇の館で起こった盗難騒ぎだった。  姉である紅薔薇のつぼみ、福沢祐巳さんと二人きりで書類整理をしていたとき、一階から物音が聞こえたという。  二人でそれを見に行くと、物...
  • 管理人プロフ
    管理人のプロフィール 名前 春日かける、CoZmiX(コズミック) 春日かけるはほとんどのサイトで使う名前。 CoZmiXは裏の趣味のサイトで使う名前。略して「CoZ」「こず」とも。 生年月日 昭和58年11月3日 家族構成 曾祖母、祖母、祖父、父 ただし俺自身は東京で一人暮らし中。 吸っている煙草 現在はKENT。嫌煙家だったとは思えぬチェーンスモーカーぶり。 好きなもの BEMANIシリーズ、ニコニコ動画、クイズゲーム、長電話 好きな作品 マリア様がみてる、少女ファイト、ミステリ小説全般 属性 百合スキーで猿轡スキー。 ……変態って言ったやつ誰だ! SS遍歴 東京にきたばかりの頃に、某「こんにちは計画」のSSサイトを作る。 続いてDID系のサイトを作る。 DIDサイトがプロバイダから警告を受ける(未だに不満あり D...
  • レッスル系SS
    レッスルエンジェルス系SS 『レッスルエンジェルス』シリーズの小ネタ集です。 ちょっと『ランブルローズ』も入ってますw 村上姉妹の日常 姉貴、あたし賢者だぜ ゲームって何やりますか? フレイア様と狐とバカ 姉貴って、音感ないのか? 雨の日の暇つぶし It s A Wonderful World がんばれ真田ちゃん 真田ミユキの憂鬱 Love HoliX 第1話/DAY DREAM -村上千春-
  • ベランダに死骸とか災いあり
    <3日目/???/広間>  ──自分以外の人間は生きてはいない。  嵐の孤島、凄惨な事件、物言わぬ屍となった哀れな子羊たち。  自分以外の人間は殺されている。それは即ち生き残っている者が他の者を殺害したということだ。  私は両手を見る。汚れている。自分の血なのか、それとも──。 <1日目/細川可南子/広間> 「あ、降ってきましたね」  窓を開けて空気を入れ替えていると、風に乗って水滴が私の頬に当たった。少しずつ暗くなってくる空に、祥子さまは壁にあるスイッチを入れた。大きなシャンデリアの形をした電灯が、闇に飲み込まれていく部屋を明るく照らした。 「本降りになると大変ですから、窓を閉めますね」 「うん。お願いね、可南子ちゃん」  祐巳さまがやわらかい笑みを浮かべて言った。私はゆっくりと窓を閉める。隣の窓は志摩子さまが閉めてくれた。窓を閉じても、空気の入れ替...
  • 孤島遭難編
     天気は快晴そのもので、しばらくは心配いらないと思った。 「どうやら、それは杞憂なのかもね」  お姉さまはそう言うと、ふふっ、と笑った。 「空は落ちてこないわ。大丈夫よ」 「そうみたいですね」  二人で笑っていると、後ろから祥子が「どうしたの?」と話しかけてきた。 「天気が崩れるのを心配したんだけど、心配ないみたいね」 「だって天気予報とにらめっこしたのよ?」  祥子の発言もなかなか面白いものだった。それでまたお姉さまが笑う。 「祥子が天気予報とにらめっこ……、くっくっく、うふふふっ」 「もう江利子さまったら、笑いすぎですわ」  笑いは伝染する。  後ろに続く祐巳ちゃんや志摩子たちも、色々な話をしていて笑っている。  天気と同じ。暖かな雰囲気は、私たちを包んでいる。  だから大丈夫。  このバカンスは、きっと、楽しいまま終わるよ。  私はこのとき...
  • それぞれのバレンタイン
    【ある女子プロレス団体の寮】 遥「あ、あ、あ、あのっ!」 ミミ「どうしたの、遥ちゃん」 遥「こここここここれ、受け取って下さい!」<ずいっ ミミ「――チョコ?」 遥「……///」<ぷしゅうぅぅぅぅぅ ミミ「ありがとう、遥ちゃん!」<抱き 遥「ふぇっ!?」 ミミ「友チョコかしら? それとも、本命?」 遥「ほ、本命です……」 ミミ「じゃあ、私に食べさせてくれるかしら……?」 千春「おーおー、なんか伊達の操が危機的状況だぜ」 千秋「あ、お持ち帰りされた」 【ある樹の近くにある街の酒場】 フラニー「……アナ」 アナ「うん? どうしたのかしら?」 フラニー「これを、アナに進呈する」 アナ「まぁ、チョコレートじゃないの。ありがとう、フラニー」 ら「……微笑マシーン」 ロゼ「微笑ましいわね」 ら「……ロゼお母さん、私にチョコをプリーズ...
  • 第一話/新年早々事件遭遇
     1月1日。新しい年が始まった日。帝都・東京のとある場所で、事件が起きていた。 (……いたいた。おぉっと、これは……)  人の出入りが少ない雑居ビルの最上階。そのフロアには一軒のバーが入っていた。その店の奥にいるのは、サングラスで顔を隠した二人の男、そして人質としてここに連れてこられた女性である。 (あ、あの人、私と同じブーツはいてる)  黒のエナメルのブーツ。女性に人気のブランド「DiAMOND ANGEL」の今冬一押しの商品である。人質の彼女はブーツを美しくはきこなしていた。すらりと伸びた長めの脚は膝の辺りを、後ろに組んだ両手は手首の辺りを、それぞれ粘着テープでぐるぐる巻きにされていた。  無意識に唾を飲み込む。黒の粘着テープの光沢。エナメルのブーツ。それを身に付けている囚われの美女。全てが、この状況をフロアの入口から覗いている彼女──三枝依菜が一番夢に見た世...
  • ローズ
    ローズ 読み/同じ 年齢/不明 職業/犯罪者 初登場/F.L.O.W.E.R.S.「序章~花畑の四人」 FLOWERSのブレイン。情報収集、作戦参謀。 独自のネットワークを持っていて、その内容は近所の安売り情報から王国王室の夕食の献立までという、凄いのか凄くないのか。 事前にしっかり計算した上で行動に移すので、イレギュラーには弱い。 特技は美味しいコーヒーを淹れること。自身はかなりのコーヒー党。 カレラ女史の才能に感心させられることもしばしば。
  • ベンチの二人
    「なぁ」  澤村は隣に座る吉田に声をかけた。 「うん?」 「ちょっと気になったんだけどな。『怪談』と『都市伝説』ってどう違うんだ?」  吉田は目の端に映る澤村に、呆気にとられたようだった。    *  夏の暑い日。都内の公園のベンチに朝から晩まで座って、他愛のない話に明け暮れる男が二人。  公園の利用者は、二人の存在に気付いていないらしく、しかしそのベンチには異様な雰囲気でも漂っているのか、子供や老人はおろか野良猫すらも近づかない。  熱気にやられたのか、あるいは病気なのか。ワイシャツにネクタイという服装の顔色の悪い男は澤村という。その隣で涼しい顔をして座っているのは、薄手のパーカーにジーンズの青年。こちらは吉田という名だった。  元々は澤村の特等席だったこのベンチだが、数ヶ月前から吉田がやって来た。それからは二人がこの場所を占領している形に...
  • 深夜のロザリオ超絶・絶叫
     私は、数年前に悲劇が起きた島に向かっている。  ただでさえ人の寄り付かない、いわば「穴場」でもあった島は、あの凄惨な事件で更に人の寄り付かない孤島となってしまった。  私は、今から何をしに行くのだろうか。  供養か。  いや、それとも──。 「有馬菜々さん」  名前を呼ばれて振り返ると、そこには珍しくファインダーを覗かない武嶋蔦子さまがいた。奥には山口真美さまもいる。 「そろそろ、到着するわね」  無理を言って手配してもらった、小笠原家のクルーザー。私たちはそれに乗り、由乃さまたちが命を落とした島へ向かっている。  犯人は未だわからず、狂人の犯行ともメンバーの中の誰かが殺害したとも言われているが、真相はわからないままだった。 「そう、ですね」  会話が無くなる。  何を話していいのか。 「……あの時、祐巳さんもこんな風に話をしていたのかしらね」 「...
  • 浬瑞穂
    浬 瑞穂 読み/かいり みずほ 年齢/21歳 職業/大学生 初登場/暇話。「第一期」 縄抜けを嗜む、良家のお嬢様。 基本は無口で、酔っても無口。饒舌になるのは梓といる時だけという、プチ百合乙女。 お嬢様だが思考はクールで、クールだが可愛いもの好き。 お嬢様だが体力はあって、体力があるのに持久力が無い。最近泳げない事が判明した。 基本的には梓に縛られて、脱出後に梓を縛り上げる。でも、梓になら縛られて続けてもいいとか思っているかなり百合乙女。 身長は梓より高い。胸は梓より小さい。 将来の夢は、お嫁さん。一度梓に言ったら「子供?」と言われて、一昼夜泣き続けたことがある。 瑞穂を大好きな妹がいる。
  • 殺人事件編
    「こりゃあ、まずいわね」 「そうですね……」  すぐに雲が通過してくれればいい。にわか雨くらいならちょっとしたイベントと思えるが、もしこれが嵐になれば、せっかくの休暇が台無しになるかもしれない。  私たちは無意識に──半ば意識していたのだろうが──歩みを速めていた。  ──結局、私の嫌な予感は当たり、雲は壮絶な嵐を呼び起こして、私たちは数日の間、小笠原の別荘に閉じ込められることになる。  それと同時に、この島にいたとある人物の心の中に、雨雲よりもどす黒い感情が渦巻いていたのだが──。 続く
  • イヴィザ・イオ・イロイス
    イヴィザ・イオ・イロイス 読み/同じ 年齢/21歳 職業/王国警察三等巡査。 初登場/F.L.O.W.E.R.S.「序章~花畑の四人」 アリシアの後輩で、忠実な下僕。可愛い顔立ちで、捜査課のマスコット的存在。 アリシアの命令には絶対で、例え捕まろうが殺されかけようが、潜入作戦などではだいたい囮役。 いつも先輩後輩の仲を超えてもいいと思っている、百合チック乙女。 好きな飲み物はマッシュルームカクテル。どうやら味覚オンチのようです。
  • リンクページ
    ここには俺のお世話になっているページを載っけます。 mixiの俺のページ mixiの俺のトップページです。興味がある方はぜひ。 がちゃがちゃSS掲示板さま 『マリア様がみてる』のSS投稿サイトです。 「春日かける@主宰」という名前で駄文を沢山投下させてもらってます。 QMA Cloneさま マジアカ形式のブラウザゲームです。「CoZmiX」って名前でやってます。 @wikiさま このシステムを提供してくれているサイトさまです。 CosMiXXX 俺のサイトその1、DID系。転載作業中。 紅色天幕 俺のサイトその2、百合系。転載作業中。
  • ちるのんくえすと
     ♪てーててーれーれーれーてーれー 冒険の書を作る _あたいってばさいきょうね   ピッ _冒険の書を作る あたいってばさいきょうね    CIRNON QUEST   ~そして伝説級のバカへ~ 「チルノ、チルノ。もう朝よ、起きなさい」  母親の優しい声。  いや、正確にはレティの優しい声。  勇者チルノは、起きようとして寝返りをうち、ベッドから落下した。   おお ちるのよ しんでしまうとは なさけない  生きてた。 「おはよう、チルノ。よく眠れた?」 「たっぷり眠ったよ!」 「それはよかったわ。じゃあ、お城に行きましょうか」  展開はえぇ。  気がつけば、チルノは片手に剣、片手にスイカバーを持ち、城の前に立っていた。  王様だか神主だ...
  • 黄薔薇革命の影響で固まってしまった見たこともない景色
     ある日起こった、一組の姉妹の悲劇。  妹を愛していた姉と、姉を愛していた妹。  妹はロザリオを返したが、時が経ち、再び姉妹に戻った。  しかし、それが切欠で、一時的にではあるが、多数の姉妹が破局を迎えたという、リリアン史上に初の大事件となったのだ。  黄薔薇革命と名づけられたその事件の次の日。  纐纈みどりは、体育館の裏手に呼び出されていた。呼び出したのは、妹の水無瀬葉月である。 「お待たせしました、お姉さま」  葉月の声。みどりは思わず、顔だけで振り返ってしまった。 「葉月」 「お姉さま」 「一体、どういうこと? 私をここに呼び出して……まさか、黄薔薇革命の真似事でもしようと言うんじゃないでしょうね」  みどりは内心、気が気ではなかった。先週末の、些細な理由から起こってしまった口喧嘩を思い出してしまう。  葉月は何も言わず、笑顔のままみどりの手を取っ...
  • 常盤六実
    常盤 六実 読み/ときわ むつみ 年齢/36歳 職業/バー経営者 初登場/美少女探偵エナ&メル「第一話/新年早々事件遭遇」 雑居ビルの最上階にバー「むつみ」を構えるママさん。外見、仕草、声が無駄にエロティック。 誘拐強盗事件で依菜たちと知り合ったが、真実は犯罪組織「ウロボロス」の一員である。胸元に「蛇環」の刺青が彫られている。 協力者として依菜たちと親交を深め、やがて竜樹を葬ろうと画策しているが……。
  • たとえ面倒くさくてもどっちが先でも
    【乃梨子と瞳子】 「私は別に祐巳さまのことなんかどうも思ってないですわ! ……とか言ってたのにねぇ。このツンデレ娘」 「私はツンデレじゃないですわ!」 「どこからどう見てもツンデレだよ?」 「……私、皆さんにそう呼ばれるんですの」 「だってその通りだもん」 「そもそも、ツンデレというのがよくわからないもので」 「普段ツンツンしてて、後でデレッと……ってやつだよ」 「私、そんなにツンツンしてるかしら」 「なんか近寄りがたい気がするんだよね」 「まぁ、少しはそういった振る舞いもしましたけど……」 「ま、なんか『松平瞳子』って気がするよ」 「うーん、そうなのでしょうか?」 「そんな気がしない?」 「乃梨子さんの話を聞いていると、なんとなくはそう思えてきますけど」 「でしょう? やっぱそうなんだって」 「……そう、そうね。うん、そうに違いないわ」 「よかった...
  • 櫛灘香子
    櫛灘 香子 読み/くしなだ きょうこ 年齢/17歳 職業/高校生(国立帝都高等学校) 初登場/美少女探偵エナ&メル「第一話/新年早々事件遭遇」 帝都高校二年。櫛灘財閥の令嬢。かつて誘拐事件に巻き込まれたところを依菜に助けられて以来、共に過ごす時間が多くなった。 高笑いや高慢な態度が似合う、コテコテのお嬢様キャラだが、病弱な妹に対しては良き姉でいるようだ。 財閥は「DiAMOND ANGEL」のスポンサーもしており、よく新作のブーツや長手袋を身に付けている。 依菜に電話をかけると「Gメン 75のテーマ」が流れる。
  • 世界樹の迷宮・キャラ設定/後衛編
    メディック ★永遠の17歳【ロゼ】 メディック(お姉さま)。本名はコッペリア・ローゼス・ブラウ。 年令のことを言うと、笑顔で硫酸を傷口に塗り込んでくる。 実はアナを超えるサディスト。その笑顔で繰り出されるハンドテクニックは、アナもかなわない。 普段は優しいお姉さまなので、地雷を踏まないようにみんなビクビクしているが、らだけわざと年令ネタを口にして、全身に傷をつくってビクンビクンしている。 メディックが仲間に傷を負わせるのはどうかと思う。 バード ★唯一の良心【蜜柑】 バード(ロリ)。本名が蜜柑。ちなみに、みんなからは「みぃ」と呼ばれている。 新入りで、パーティでは唯一と言ってよい位に純粋な少女。 クリスに勧誘されたこともあってか、クリスに憧れ以上の感情を抱いている。目の前で蟻にフルボッコされたクリスを献身的に看病している。 幼いながらも、舞踏に...
  • 来生里立目
    来生 里立目 読み/きすぎ ひとみ 年齢/27歳 職業/刑事 初登場/美少女探偵エナ&メル「第一話/新年早々事件遭遇」 警視庁帝都中央署の刑事。 名前は「瞳」をバラしたもので、読める人間がいないので普段は片仮名で記名している。
  • プロローグ
    「ごきげんよう」 「ごきげんよう」  さわやかな朝の挨拶が、ブリーフィングルームにこだまする。  ラビアンローズに集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、MSの足の間をくぐり抜けていく。  負けをしらない心身を包むのは様々なパイロットスーツ。  自分の機体のチェックは怠らないように、、どんなに精神が高揚してもスーツははだけないように、しっかりと敵を撃墜するのがここでのたしなみ。もちろん、HPギリギリで退却するなどといった、はしたないパイロットなど存在していようはずもない。  ラビアンローズ。  ここは、乙女の園。
  • DID系SS
    DID系SS DIDとは「Damsels In Distress」、すなわち「囚われの女性」とかいう意味です(曖昧かよ 攫われたり縛られたり猿轡噛まされたりされちゃう女の人のお話です。 でもエロとかないですよー。ぶっちゃけ18歳以下でも見たっていいんだぜ。 だって見れないなら一部の探偵小説とかもアウトだもんね! F.L.O.W.E.R.S 序章~花畑の四人 Mission.01 Mission.01-A Mission.01-B Mission.01-C 美少女探偵エナ&メル 第一話/新年早々事件遭遇 Detective In Darkness 序章~崎山探偵事務所にて 第一章~安威島村の殺人 暇話 第一期 第二期/暑いと言わないゲーム編 第二期/海へ旅行編 小ネタ 哂う少女
  • 三枝依菜
    三枝 依菜 読み/さえぐさ えな 年齢/17歳 職業/高校生(国立帝都高等学校) 初登場/美少女探偵エナ&メル「第一話/新年早々事件遭遇」 国立帝都高等学校二年生。幼い頃から推理小説を愛読しており、自らも推理の才能があったのか、学校に「探偵倶楽部」を設立してしまう。倶楽部の初代部長である。 古今東西・国内外問わず作品を読んでいる。好きな作家はクイーンとカー。 姉が人気ブランド「DiAMOND ANGEL」の広報を担当しているので、新作のブーツなどが一般より早く手に入るのが毎月の楽しみ。 竜樹にある種の愛情を抱いており、いつもベタベタしている。 行動力はあるが、体力が無いのが玉に瑕。しかしその行動力と持ち前の推理力は探偵業界と警察にも知れ渡っており、一部では戦力として獲得しようと考えているようだ。
  • 鹿島瑞記
    鹿島 瑞記 読み/かしま みずき 年齢/25歳 職業/教師(国立帝都高等学校勤務) 初登場/美少女探偵エナ&メル「第一話/新年早々事件遭遇」 帝都高校国語教諭。弱気な性格だが、芯は強い……はず。 天涯孤独な竜樹を説得して一緒に暮らしているが、それは同情からきたものではなく、ある意味の愛情である。 倶楽部の顧問もしており、依菜とミステリ談義をする時もしばしば。好きな作家は乱歩、国外ではクーンツ。かつてはクイーンの作品に出てきたジューナに憧れていた時もあった。 香子に薦められて「DiAMOND ANGEL」のドレスを(格安で)買ったはいいが、エナメル素材のあまりにセクシーすぎるデザインの為、恥ずかしくて未だに着た事が無い。 依菜に電話をかけると「古畑任三郎のテーマ」が流れる。
  • 序章~花畑の四人
     ここは、少し現代で、それでいて少しファンタジックな世界。  その中のとある国の、とある街。そこで起こった、風変わりな怪盗団と、それを追う警察と、そしてそれらに係わる人々の、ちょっとおバカでちょっとマジメな物語。    F.L.O.W.E.R.S. -Mission.00/Prelude-  街中を猛スピードで走る車が二台。明らかにスピード違反だが、確実に後方の車は罪には問われない。なぜならそれは警察車両、すなわちパトカーであり、前方を走る車を追っていたのだから。 「いい加減に観念しなさいよーっ!!」  パトカーの窓から身を乗り出して叫ぶ女がいる。名前はアリシア。王国立警察の警部である。拡声器を使わずに張り上げた声は、しっかりと前方の車に乗る連中の耳に届いたようで、お返しとばかりに身を乗り出した女がいた。 「そっちこそ、いい加減に諦めたらどうなのーっ?」...
  • 目時竜樹
    目時 竜樹 読み/めとき りゅうじゅ 年齢/16歳? 職業/高校生(国立帝都高等学校) 初登場/美少女探偵エナ&メル「第一話/新年早々事件遭遇」 帝都高校一年。秋頃に転校してきたのだが、その理由などは不明。身よりも無く一人で暮らしていたが、瑞記がそれを気にしていて、説得の末、今は一緒に暮らしている。 格闘技に秀でていて、エアガンでの射撃の腕もある。 本人は多くを語らないが、真実は犯罪集団「ウロボロス」の洗脳・調教で生み出された殺戮人形である。某所の基地を脱走し、今に至る。目標は組織の壊滅だが、それよりも倶楽部の面々を守ることを最優先としている。 ライダースーツは香子が用意したものだが、結構気に入っているようだ。 フルネームは組織から逃げた時に恩人がつけてくれた名前であり、本名は不明。この名前をもじって、依菜などは「ルージュ」「メル」と呼んでいる。 ...
  • 09:00am-ハムサンド-
     不貞寝してもいられない。  真里は思い切って起き上がった。その勢いで机が揺れ、床にガシャッと音を立てて落ちた物があった。  それは分解された携帯電話であり、そして既に爆発の機能が失われた爆弾であった。  それを見下ろして、真里はふふん、と得意げに笑った。 「よし、まずお腹が空いたぞ」  冷蔵庫に向かい、中身を物色していると、見覚えのない食べ物があるのに気づいた。 「……こんなの買ったっけ? ハムサンド……」  透明なプラスチックの容器に、ハムサンドがひとつ。容器の表面に貼られたシールには「ベーカリー清水」とある。 「……聞いたことないなぁ……ベーカリーしみず……」  よく見るとその下に「京都府○○町」とある。 「……『しみず』じゃなく『きよみず』か!」  脳内のイメージは、清水の舞台から思いっきり遠くにこのハムサンドを投げている画である。  頭の中で何かがひらめい...
  • 11月のメリー・クリスマス
    「私はね、昔はサンタクロースだったんだ」  隣の男が、そんな事を言い出した。ちびちびと焼酎を傾けていたが、酒に弱いのか、いよいよ顔が赤くなっている。  岡崎は、知り合ったばかりの男を見る。茶色のくすんだジャンパー、履き古されたジーンズ。被っている野球帽だって、何年物か見当もつかない。  口元の豊かな髭は、成る程、サンタクロースを彷彿とさせるが、それにしたってこの格好では、例え本物のサンタだとしても信用はされないだろう、と岡崎は思った。  十一月も残り一時間。新宿駅前の飲み屋である。  岡崎は今日の稼ぎを手に、馴染みの店にやって来た。いつも座るカウンター席は空いていて、日本酒と焼き鳥を注文した。  やがて、岡崎の隣に男が座った。それが自称「サンタクロース」のこの男だった。 「何年も前の話だけどね。あの頃は日本中、いや、世界中の子供たちの笑顔を見るためだけに働いてい...
  • 他人を巻き込んでお美しい薔薇さまは冷めた視線で熱く見る
    「みんながめいめい自分の神さまがほんとうの神さまだというだろう。  けれどもお互い他の神さまを信ずる人たちのしたことでも涙がこぼれるだろう」   ──宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より <2日目/支倉令/広間> 「……戻って、きませんね……」  祐巳ちゃんがつぶやいた。乃梨子ちゃんは私と入れ替わりに三階へ向かったが、戻らない。  三階の聖さまの部屋で、私は可南子ちゃんの他殺体を見つけた。クロゼットの中に横たわっていた彼女は、一糸纏わぬ姿だった。最初は気絶していたと思ったけど、鼻につく血の臭いに、死んでいると確信した。……そして、よく見れば、可南子ちゃんは首を切り離されていた。  正直、限界だった。お姉さまが最初にあんな姿になってから、立て続けにメンバーが殺されていく。なんのゲームか、誰のシナリオかは知らないが、この世界は最悪だ。 「嵐の孤島に大きな城、集ま...
  • いくら嘘でも言えない生きてていいんだ
    「ごき  (略)   ある。  このご時勢、何かと物騒な事件が多い。  ほぼ毎週のペースで高校生による犯罪や自殺などが相次ぎ、ニュースも暗いものばかり。それでもリリアンに通う乙女達は明るく過ごしている──はずだった。  たぬ・きねんしす・あん・ぶとぉーん、福沢祐巳。  彼女もまた、まったりほのぼのなマイナスイオンを周囲に撒き散らしながら日々を過ごす天然少女の一人だった。  並木道を歩きながらマリア像を目指す彼女の前に、見慣れない物が銀杏の木からぶら下がっているのを見つけ、それが何なのか理解した途端、「ひょえっ」とおかしな悲鳴をあげてそれに駆け寄った。 「せ、せせせせせ、聖さまっ!?」  銀杏の木の太い枝に結ばれるのは丈夫で使いこなれた縄。片方だけ落ちた靴と、踏み台らしき丸い椅子。白いセーラーカラーは翻さないように、スカートのプリーツは乱さないように、ゆっくりと...
  • 過去現在、そして未来日常生活狂い咲き
    「こんな世界も、あるという事で」 by 桂 「ごきげんよう」 「ごきげんよう」  さわやかな朝の挨拶が、澄みきった青空にこだまする。  マリア様のお庭に集う乙女たちが、今日も天使のような無垢な笑顔で、背の高い門をくぐり抜けていく。  けがれをしらない心身を包むのは深い色の制服。  スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻さないように、ゆっくりと歩くのがここでのたしなみ。もちろん、遅刻ギリギリで走り去るなどといった、はしたない生徒など存在していようはずもない。  私立リリアン女学園。  明治三十四年創立のこの学園は、もとは華族の令嬢のためにつくられたという、伝統あるカトリック系お嬢さま学校である。  東京都下。武蔵野の面影を未だに残している緑の多いこの地区で、神に見守られ、幼稚舎から大学までの一貫教育が受けられる乙女の園。  時代...
  • 一人ぼっちの花は散り
    「これは遊び? それとも人生のすべて?  ひとかけらのパンかしら? それとも人類の歴史のすべて?」   ──森博嗣「有限と微小のパン」より <2日目/細川可南子/???>  ここはどこだろう。気がつけば、こんな場所に。  聖さまの部屋?  それとも、まさか犯人の部屋?  手足がしびれている。縛られていたから、血が止まってしまったのか。  喋れない。口に、布が──。  ──ドアが、開いた。  ああ、あの人は、私を──。 <2日目/福沢祐巳/広間>  雨が、降る。  ああ、とても嫌な雨。  いつかの、お姉さまとの出来事を思い出す。  窓の外を見ることを拒否した私達は、カーテンを完全に閉め切っていた。  頭上の部屋で起きた、連続事件。  たった一日で、江利子さまが、蓉子さまが、由乃さんが……。  聖さまと可南子ちゃん...
  • 祐巳の決断眠れぬ夜の演奏会
    第一夜へ ♪デン デデデ デンデンデンデン デン デデデ デンデンデンデン <リリアンどうでしょう サイコロの旅 第2夜>    車内 「由乃さま、そろそろですね」  小笠原邸に一番近いバス停が近づいてきた。由乃は降車ボタンを押し、運転手や他の乗客に次で降りるという主張をする。 「さぁ、降りるわよ」 「由乃、いきなり行って迷惑にならないかなぁ」  ミスターこと令ちゃんが相変わらず情けない声を上げる。親友が突然家を訪ねてきて、迷惑に思う訳がない、と由乃は踏んでいた。いざとなったら祐巳さんを生贄にしてしまおう、とも考えている。 「な、なんか嫌な予感がした」  祐巳さんは少し涙目でそう呟いた。大丈夫。祥子さまがキレたりしなかったら大丈夫。由乃は心の中でそう語りかけながら、小さく合掌するのだった。  バスが停車する。ノリノリの三つ編みとおかっぱ、なんだかんだで愛...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 白夜極光攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch...
  • シャレルの「冬の月」
    <美術館職員、A氏の証言>  ──ええ。あの事ですね。あんな事、これまで見た事も聞いた事もなかったから……よく覚えていますよ。  思えば、あの方はずっとあの絵の前に立っていて、今となっては様子がおかしかったと思います。  ごく稀になんですが、絵に魅入られる方がいらっしゃいます。ずっとその絵を見ている。無表情なんです。近づいて声をかけても、反応はない。肩に手を置いて揺さぶって、はじめて気付くんです。  あの方も、最初はその類だとは思っていたんです。しかし、まさかあんな事になっているなんて── <心理学者、B氏の証言>  ──思い込み、所謂プラシーボ効果というやつですが、あれでなかなか馬鹿にはできない。  病は気から、なんて言葉もありますが、あれは本当ですな。思い込みで精神を病んでしまう方もおりますが、逆もまた然り。思い込みで健康を手に入れる人だっている。 ...
  • 世界樹の迷宮・キャラ設定/前衛編
    ソードマン ★暴走爆走サブリーダー【パティ】 ソードマン(でこ)。本名はパトリシア・ユルール。 元気一番星。笑顔とおでこの煌めきは一級品。だけど運はからっきしだよ三級品。 無駄に毎日元気だが、運だけは悪い。角を曲がったらF.O.E.がいたり、糸買い忘れて泣きながら戻ったり、花畑に寝転がったら顔面に毒蝶がはりついたり。 しかし努力は人一倍頑張る。その為、天才コンビが羨ましくも憎らしい。 蛍の恋人。酒を飲むと、蛍に向かって泣きながら愚痴る。 ダークハンター ★天才女王様【アナ】 ダークハンター(金髪)。本名はアナスタシア・マクヴェス・キャシディ。 根っからのサディストで、生まれながらの天才。物心つく頃には鞭を操っていた。 自信満々だが打たれ弱く、イレギュラーにも弱い。しかし決して主導権は相手に渡さない、全てにおいて総攻め。 天才コンビの相方であるフ...
  • ゲームって何やりますか?
    <ある女子プロレス団体の寮のリビングルームにて> 千秋「姉貴ってさぁ、あんまゲームやんねーよな」 千春「しねーなぁ。やっても格闘ゲームとかだな」 千秋「あと、どうぶつの森やってるだろ」 千春「やってるやってる。マジ和むぜ」 千秋「あたしはそっち系はやんねぇからなぁ」 レイ「なになに、何の話?」 千秋「ちーっす」 千春「よくやるゲームの話してたんす」 レイ「ゲームったら私の出番でしょ」 千春「ですよね」 千秋「そういえば、今のリンコスも何かのコスプレなんすよね」 千春「ていうか日ノ本のだろ、あれ」 千秋「日ノ本って、ランブルローズの?」 レイ「ふふん、千春詳しいわね。でも、秘密秘密♪」 千秋「ランブルローズってゲームになってたんすか?」 レイ「もうエロエロよ」 千春「まぁ、実際ああいう売りだからな」 ミ...
  • 「母の日」を主体とする超短編集
    1.赤い花  母の日といえばやはりカーネーションだろうかと思って花屋に向かったはいいが生憎定休日だった為に引き返してまた寝るのも嫌だなぁと考えてふらりと駅前のデパートに行ったはいいがそこの花屋はつい先程カーネーションが売切れてしまったとのことでため息をつきながらもとぼとぼと家に戻ろうとしたら停めておいた自転車が無くなっていたのでまぁ古かったので別にいいか買い換える切欠が出来たと前向きに考えて家に戻ろうとした時にゆっくり見て回ることがなかったので新鮮に見える町並みをもう少し堪能しようと普段は行ったことのない方向へと向かってみればそこは少し小さめの公園で二つしかないベンチのうち片方は塗装したてらしく座れないようになっていたために別のベンチに座ろうとしたらいかにも薬の中毒者だと言わんばかりの目をした男が近寄ってきて体当たりをしてきて地面にひっくり返ったら腹から鈍い痛みが脳まで駆け上がっ...
  • いつも、こんな感じで
     平和台商店街の一角にある、とある店内。  店の中心にあるカウンターを挟んで、二人の女性が睨み合っていた。  カウンターの中にいるのは、少し吊り気味の目をした女性。口元の黒子が、色気を醸し出している。  カウンターの外にいるのは、髪の長いスレンダーな女性。もう一人の女性よりは身長が高い為、少し高い位置から、カウンターの中を見下ろしている。  二人はいつになく真剣な表情で、互いの顔をじっと見ていた。 「……覚悟はいい?」  髪の長い女性が訊く。左手の指で、自分の髪の毛の先を弄びながら、余裕のある表情をしている。  一方、吊り目の女性はこちらも不適に笑い、椅子から立ち上がった。 「そっちこそ。後悔はしないでよね」 「しないよ。これは戦いなんだから」  二人はそれぞれ右手を握りこぶしにして、身を屈めた。今にも一勝負を始めようとしていた。 「行くよ」 「オーケー」  一瞬...
  • DAY DREAM -村上千春-
     ――事件は、試合中に起きた。  村上千春の攻撃を食らったミシェール滝。滝はそのまま跳ねとばされたが、勢いがつきすぎていた。  結果、リングから滝は落下し、頭を打って気絶。他の選手の試合中に、病院に運ばれたのだった。 【LoveHoliX】第1話  ―DAY DREAM― 「滝が起きたって本当か!?」  村上千春は、双子の妹である村上千秋の肩をつかんで激しく揺さ振る。  あれから一週間。ミシェール滝こと滝翔子は眠ったままだった。千春はずっとそれを気にしており、練習にも身が入らずにいた。 「お、落ち着けよ姉貴」 「こうしちゃいられねぇな。顔突き合わせて謝んねえと」 「え」 「待ってろよ滝ぃぃぃぃぃぃぃ!」 「ま、待て姉貴! 行くな!!」  部屋を飛び出した千春に、千秋の声は届かなかった。  病院はわかっていた。普段...
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