1953年 全般

F1 開幕戦 アルゼンチンGP(ブエノスアイレス) 決勝

[初] Part13(211)
G.ファリーナ(Giuseppe Farina) ***観客死亡事故***
3位を走行していたファリーナのマシン(Ferrari-500) の目の前を、コース内側へ渡ろうとしていた8歳の少年が横切った。
ファリーナはこれを避けようとしたが間に合わず、少年を撥ねてしまった(少年は即死)。
マシンは草地へコースアウトしながら体制を立て直すことができず、フェンスを突き破って観客席に飛び込んでしまいドライバーは無事だったものの、観客10名が死亡し多数の負傷者を出す大惨事となってしまった。

サーキット自体の定員を大きく上回る観客が訪れ、コース間近に観客が取り巻く環境が招いた惨事だったと言われている。

スレッド内で画像は登場していないが、ビデオ「ザ・ショックス悪魔の新世紀/ザ・スーパークラッシュ」に、観客席突入の瞬間が収録されているとのこと。

G.ファリーナは、1950年のF1初開催において初代チャンピオンに輝いたドライバー。
彼は引退後の1966年、フランスGPの観戦に向かう途中に交通事故で亡くなっている。


最終更新:2009年05月06日 15:11
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