欧州F3 - 第31戦 26th Grand Prix Automobile de Monaco(モンテカルロ)
[初] Part14(975)
C.レガッツォーニ(テクノ68・フォード)
練習走行中、トンネルを抜けた先で車体がスリップし右側縁石に接触、弾かれるように昨年のバンディーニの事故をうけて設置されたガードレールにノーズ部分から激突した。
しかしガードレールは一枚というお粗末なもので、マシンはその下を潜り抜けて大破。ドライバーは激突の際、車体に身体が潜る形になった事が幸いして寸分の差で直撃を免れた。
大きな怪我はなかったものの、精神的なダメージを受けた彼はしばらく休養、約二ヶ月後の第68戦目Preis der Nationen(ホッケンハイム)で復帰、見事優勝を果たした。
なお、このモナコのレースには総勢58台がエントリー、28台が決勝に進み、半数に分けて2つショートレースを戦わせ、残った22台でファイナルを戦うという変則的なものだった。
このレースの表彰台獲得者は下記の通り。
- 1位ジャン=ピエール・ジャッソー(テクノ)
- 2位ピーター・ゲシン(ブラバム)
- 3位ロニー・ピーターソン(テクノ)
欧州F3選手権は全96戦(同日に各国でレースが行われる場合もあるため、すべて参戦は不可能)。
レガッツォーニが出場したレースはこのレースを含めた4戦のみ。
最終更新:2009年05月06日 15:32