1976年 F1

第10戦 ドイツGP(ニュルブルクリンク) 決勝

[初] part1(58)
N.ラウダが、雨のニュルブルクリンクで大クラッシュ。
ラウダのヘルメットは二つに割れ、フェラーリは炎上した。
クラッシュ後に、3人のドライバー(H.アーテル、G.エドワード、A.メルザリオ)がレースを捨てて救助にあたった。
救出された彼は、顔面と肺に大やけどを負っており、病室で枕元に神父が呼ばれるほど生命も危ぶまれたが、奇跡的に命を取り留めた彼は、わずか6週間で復帰。
その後、N.ラウダは'77と'84にはチャンピオンに輝いた。

救出にあたった3人の勇気がなければ、ラウダは亡くなっていたと言われている。
クラッシュの原因はN.ラウダ本人はタイヤだと考えているが、正確な原因は不明。

コース正面から捉えたクラッシュ映像、消化・救出作業の映像
F1 - Nurburgring 1976 Accident Niki Lauda (YouTube)削除済み
Accident Niki Lauda 1976 (YouTube)削除済み
Niki Lauda accident at Nordshleiffe (YouTube) ‥ '07/12 追加
担架で運ばれるN.ラウダの映像
Niky Lauda accident in Nordschleife German Gp 1976 (YouTube)

第15戦 アメリカ東GP(ワトキンスグレン) 決勝

[初] Part21(964)
J.イクス(Jacky Ickx)
15周目、レースの1/4を終えたところで、この日の最大のドラマが待っていた。
ピットエリアから最も遠い、サーキットの反対側、緩い下り区間の途中にある左コーナーで、 突然コントロールを失ったイクスのエンサインがガードレールに直角に突っ込んだ。
イクスのエンサインは衝撃でガードレースの下の段をたわませ、それと地面との間にノーズ部分を挟まれたまま激しく弾き返された。その時フロント・バルクヘッドから前の部分(もちろんフットウェルを含む)と右側のフューエルセルはガードレールに掴まれて残り、後部の2/3だけがコースの中央へと飛んで停止、こぼれたガソリンが炎上した。
イクスももちろん無事ではなく、右の脛(すね)と踵(かかと)に骨折を生じ、左脚も痛めたが、なんとか自力で脱出することが出来た。

参考・関連サイト(外部)
WATKINS GLEN MEMORIAL
※事故後のマシン画像あり("Jacky Ickx's F1 after a crash entering the boot.")


最終更新:2009年05月06日 15:45
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