1990年 F1

開幕戦 アメリカGP(フェニックス) 決勝

[初] Part4(630)
G.フォイテク(Gregor Foitek・Brabam BT58)

第3戦 サンマリノGP(イモラ)

(1)予選
[初] Part11(682)
P.マルティニがクラッシュ。
モノコックが真っ二つになり、マルティニは右足首を骨折。
決勝を欠場したが次戦・モナコGPには復帰している。

(2)決勝1
[初] Part1(311)
オープニング・ラップ、N.マンセルがタンブレロであげた土煙の中で、I.カペリに中嶋悟が接触。
中嶋はウォールの切れ目に激突し、新車・ティレル019は真っ二つに壊れてしまう。
幸運にもドライバーは無事であった。

F1 San Marino 1990 (YouTube)削除済み

(3)決勝2
[初] Part1(319)
N.マンセル
G.ベルガーを追走するN.マンセルが、芝生にコースアウトしマシンを1回転させるも、そのまま何事もなかったように復帰した。

第6戦 メキシコGP(メキシコ・シティ) 予備予選

[初] Part5(307)
鈴木 亜久里(Lola90)
ホームストレートでタイヤを温めようとウェービング中に制御不能、ピットロードへクラッシュ。
亜久里に大きな怪我はなく、少ない残り時間でTカーに乗り換えタイムアタックに出て予備予選を通過している。

第12戦 イタリアGP(モンツァ) 決勝

[初] Part1(39)
オープニング・ラップ、パラボリカに差し掛かったD.ワーウィックがM.グージェルミンのスリップに入る際に、フロントのダウンフォースを失う。
カーブを曲がりきれずにタイヤバリアに激突、マシンは斜めに裏返ったまま大きくバウンドしてコース中央で停止した。
レースは赤旗中断、ワーウィックは自力で車から脱出し医師の診断でもOKが出され、Tカーに乗り換えて再スタートした。


第13戦 ポルトガルGP(エストリル) 決勝

残り9周、9位を争っていたA.カフィが鈴木亜久里と接触。
カフィはガードレールに激突し、両足を痛めて次戦を欠場した。
レースは赤旗終了となり、N.マンセルが優勝、A.セナを追うA.プロストは3位でレースを終えた。

このクラッシュはTV中継でも放送されたが、接触のシーンは含まれていない。

第14戦 スペインGP(ヘレス) 予選

[初] Part1(41)
M.ドネリーが、エンツォ・フェラーリ・コーナー手前の右カーブでコントロールを失い、時速約255km/hでウォールに激しくクラッシュ。
シャシーのフロント部分はバラバラ、モノコックは真っ二つに割れ、彼はバルクヘッドをシートベルトで背負った状態で、コースに投げ出された。
3分後、医師団が到着。ドネリーはその場で医師団の診断により命に別状がないことを確認された。
一旦サーキット内の病院で診察を受け、約1時間後にヘリコプターで市内の病院に搬送された。

診察の結果、ドネリーは左脚膝の上下・右脚膝下・右頬骨・鎖骨を骨折、右肺打撲の重傷であった。その後容態は安定したが、手足の後遺症により、レース復帰への道は閉ざされてしまった。

クラッシュからマシンが粉々になるまでの連続写真は当時、専門誌に掲載された。
(クラッシュの瞬間が撮影された動画は存在しないと思われる)

事故後のバラバラになったマシンと、コース上で動けないドネリーの映像
Martin Donelly accident testing at jerez - aftermath (Youtube)

第15戦 日本GP(鈴鹿) 決勝

[初] Part1(63)
予選の結果、ポイント・リーダーのA.セナはPP、2位のA.プロストは2番グリッドからスタートとなった。
スタート直後、A.プロストが車1台分の差をつけてA.セナをリード。
第一コーナー、セナがプロストのインに差し込むが、プロストもインを突く。
結果、両マシンが絡んだままサンドトラップへ突っ込む形となり二人のレースはスタート後9秒で終わり、A.セナのワールド・チャンピオンが決まった。

G.ベルガーも2周目でコースアウト、N.マンセルはピットアウト直後にサスペンション破損。最終的にN.ピケが優勝し、"F1苦労人"と呼ばれたR.モレノが2位、鈴木亜久里が日本人初の3位表彰台となった。

テレビ放送において、(1)正面から2つの角度、(2)空撮、(3)N.マンセルの車載映像、(4)A.プロストの車載映像 の5つの視点で放送された。
F1 1990 Suzuka Digest Part1/2 (YouTube)削除済み
F1 1990 Suzuka Digest Part2/2 (YouTube)削除済み


最終更新:2008年05月24日 10:44
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