開幕戦 デイトナ500(デイトナビーチ)
[初] Part1(134)
(1)Lap174
T.スチュアート(Tony Stewart) のマシンが宙に舞い、着地後に激しく横転。
多くのマシンが巻き込まれ、多重クラッシュとなりレースは赤旗中断となった。
しかし長い時間はかからず、25周を残してレースは再開された。
(2)Final Lap
D.アーンハート(Dale Earnhardt) は、先頭のM.ウォルトリップ、2位のアーンハートJr. の2台から間隔を開き、ほぼ3番手の位置を走行していた。
最終コーナーの立ち上がりで、イン側にラインを取ったアーンハートのマシンは一瞬ふらつき、直後にフロントのグリップを失ったように外側へ流され、コンクリート壁に右斜め前から激突。
そこへ後続のマシンが来て、アーンハートのマシンのフロント右側に突っ込み、壁沿いに "くの字形" で一体となって、コース上を進行方向にしばらく進んだ後、コースの内側へ下り、イン側のフィールドで停止した。
クラッシュ時の走行スピードは、時速約290kmであったといわれている。
レースはM.ウォルトリップが優勝、D.アーンハートJr.が2位でゴール。
スタンドは歓声に溢れており、誰もがアーンハートに最悪の事態が襲っていたとは気づいている様子ではなかった。
事故発生から病院への搬送まで迅速な対応が取られていたが、アーンハートは即死状態で救命することができず、帰らぬ人となってしまった。
NASCARには永久欠番制はないが、D.アーンハートの CarNo.3 は、NASCARの全カテゴリにおいて現在も使用されていない。
※アーンハートの死因についての記載は、現在保留中です。
ARCA RE/MAX Series - 10/4 EasyCare Vehicle Service Contracts 100
(Charlotte - Lowe's Motor Speedway)
[初] Part37(276)
B.アレキサンダーJr.(#75 Blaise Alexander Jr.) *** 死亡事故 ***
ターン4で、B.アレキサンダーJr. のマシンに後方から K.アーンハート(Kenny Kerry Dale Earnhardt) のマシンが接触。
挙動が乱れたアレキサンダーのマシンは、外壁に正面から激突し跳ね返ってアーンハートのマシンに衝突。アーンハートのマシンは回転後、逆さまになりコースを滑走した後、コース内側の芝生付近に停止した。
B.アレキサンダーJr.は、この事故で他界した。
K.アーンハートは、D.アーンハートJr. の異母兄弟にあたる。
最終更新:2007年08月12日 04:39