リロ騎士団領

リロ騎士団領

概要

名前の通り、騎士の治める土地で、王や皇帝は存在しない。
それぞれの街を統治する諸侯の騎士団会議で、大きな方針が決定される。
元々は、ファラ教、東方教会の神殿騎士でも、特に功績の大きかった者に与えられた領土だった。とは言っても、土地自体は険しく人が住むには適さない不毛な土地だった。しかし、騎士たちは、この土地を開拓し、豊かなものにしていった。発祥が神殿騎士なので、東方教会の教皇が治めていたアルフレーン旧教国を宗主国としていたが、東方教皇が廃された時に独立をする。
この地方には、竜退治の伝承と共に、竜信仰が広く浸透している。

歴史

千年王国時代より竜退治の伝承が各地に残っている。
コルティア海沿岸部に港が整備されて都市国家が形成された。
都市国家はリローバルテンシュタインを名乗り、ポルト・サンチェスを中心に交易で栄えた。
しかし、423年にアルフレーン帝国リヒトオーウェル2世の進撃を受け、ポルト・サンチェスの戦いで敗北する。以降は、アルフレーン帝国の一部としてリヒトオーウェル2世が統治した。この際に、同地の呼称が「長ったらしくて小難しい」という理由でリローバルテンシュタインからリロに改称された。
600年頃から、アルフレーン教国で東方神殿騎士の称号を授かった者が、この地に領地を授かるようになる。
やがて、東方教皇が廃止されると、騎士団領はアルフレーン教国から独立を宣言して、円卓会議を組織して、領主の合議制での国家運営に移行した。

政治

代表議会制
元首・円卓会議代表議長ルドヴィック=ヴァーツラフ
基本的に地方自治が確立しており、各々の領地を統治している。
定期的に「円卓会議」が開催され、国家的な事案、国家戦略などが議論される。代表議長は5年毎に互選で選出される。

宗教

ファラ教東方教会が主流。
シオン正教会や土着の精霊信仰、竜信仰なども分布する。

軍事

各地の領主各々が、騎士団を所有している。
そのほかに、円卓会議の召集に応じて『リロ騎士団』が臨時で組織される。

外交

コルティア海を挟んだアルフレーン旧教国との交流は盛んに行なわれている。
東のバンニエール皇国とは、国家としての交流は無いが、国境付近の個別の交流は盛んにある。

地理

ジルグラード大陸の西端、ケイロン半島に位置する。
コルティア海を挟んで北にアルフレーン旧教国があり、東はバンニエール皇国がある。

都市

聖地リロ、パルノテイア、港湾都市ポルト・アーヴィング、シルミリウム、アルエ、アクバー砦

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最終更新:2012年09月08日 13:05
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