世界有数の大都市であるニューヨークの路地裏の一角。通称”ラットシティ”と呼ばれるこの場所はホームレス達の溜まり場だ。社会から阻害され、蹴落とされ、追われた者達の最後の終着点。大企業に勤め、身奇麗なスーツを着込んだホワイトカワーのエリートサラリーマン達が大通りで通勤している裏側では何日も、何ヶ月も、何年も風呂にも入らず、歯も磨かず、収入もなく、身寄りも
なく、あるものといえば激臭に塗れた服と、他のホームレス仲間達だけ。そういった者達の吹き溜まりとなっていた……。
そういったここのホームレス達から”王”として崇められる者がいた。一言に”王”と言ってもその者は人間ではなかった……。
その者の名は”スポーン”。またの名を”アル・シモンズ”という。かつて上司に裏切られ魔地獄に突き落とされた男である。殺される以前は政府の特殊工作部隊に所属していた。しかし上司であるジェイソン・ウィンに裏切られ、罠に落ちて死んでしまう。しかし地獄の支配者マレボルギアから来るべき天界との戦争で、天界の門を焼き払うべく魔界の尖兵としての力が与えられた。”スポーン”としての力を……。
その後、様々な人物と出会う。天界に所属する天使隊長のアンジェラ、ニューヨーク市警に勤めるサム・バーグと、トゥイッチ・ウィリアムス。自分を教育する為に魔界から送り込まれたフレビアック一族のクラウン、マフィアに雇われた凶悪な殺人サイボーグオーバード・キル……。
そういった者達と出会い、そして敵として戦っていくのを重ね、力をつけていき、ついに魔界の王マレボルギアを倒した。マレボルギアを倒した時に天界の天使としての地位を約束されたがスポーンは断った。自分はその後もラットシティに留まり、
この世界の”闇”として生きていくことを誓うのだった。
そしてこれから始まる物語は魔界の住人と、科学の超人との激闘である
最終更新:2010年02月23日 00:44