ちょっとした細かい話

(ぴーんぽーんぱーんぽーん
ここはとある作者さんの雑多なメモが書かれるわ
苦手な設定などがあったらブラウザバックすることをおすすめするわ
ま、それでもいいならイカよろしくー!!)

『第三世界ヴェルテール』
“観測者”達はこの世界をそう呼ぶらしい
しかし、この世界の住人にしてみればこの宇宙はアンドロメダ銀河であり、この星の名前は「地球」だ
それだけは変わらない事実だ
しかし、彼らからしたらこの世界は特殊な経緯を辿ってるらしい
それもそうだろう
「獣人」が首位をとって蔓延り、人間を「食用素材」として見る世界だからだ
この世界において、人間は生まれながらにして「家畜」だ
それが牛や豚のようなそこまで知性なき生物ならまだいいだろう
しかし、獣人と同じ位高い知能を持つ人類だ。そんな運命を黙って受け入れるほど従順じゃない
だから、知識人はある策を出した。使い物にならない人間を食用市場に売り払ったのだ
しかし、獣人とて生命だ。基本的に活きの悪いものは売れないし不具合を起こすものは処分される
それは魚とて肉とて同じ、人間も同じだ
結果として上の者達は人外的非道にでた
食用に決めた安全な人間に特殊な薬を打ち、「理性や人格」を消し飛ばせるというものだ
それなら抵抗なく彼らが安心して食える
そこまでは想定内だった
…まさか、食することを放棄して飼おうとするものが現れるまでは

Ist es falsch, sich in dich zu verlieben?
あなたと恋することは、間違ってるのですか?

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2019年10月16日 11:37