【堕天使】
基本的に、聖戦後に魔に転化したものを言う。
天界の禁忌に触れて追放、放逐された者や、地上の俗性に染まった者で、特別な理由が無い限り一般的には「堕天」と軽蔑をこめて呼ばれる
魔族に拾われて養われることもあるが、大抵は地上で身を隠して暮らす。堕天後の姿は翼のない人型に固定され、持っていた力は殆ど失われるか消滅する。

作られた天使はその力の源が至高神にあるためで、堕ちた後にその恩恵を賜ることは当然不可能である。力が僅かに残っている場合は、その天使が本来持っていたものであろう。
堕天した理由を問わず、孤独な状態では精神的にバランスを保っていることが難しいとの事例が報告されており、精神の崩壊は肉体面にも醜い影響を及ぼす。

堕天と引き換えに人と子を成すことは可能で、その血を引く子孫たちには多少の聖族の力を持つものも居るが、それよりも血の聖性を魔術等に利用するために狙われることが多く、祖先で混じった血は厳重に隠される。その血が術に利用された場合、強大な増幅装置となる

 

 

 

 

 

最終更新:2008年10月14日 02:30