Tsathoggua
ツァトホッグァ、ツァソグァ、
フランス風にはゾタクア(Zhothaqquah)、
ラテン風にはソダグイ(Sodagui)
ニューイングランド一帯の原住民の間ではサドゴワア(Sadogowwaah)
ン・カイで眠るもの、おぞましきもの、蟇ににたもの、怠惰な邪神
概要
蝙蝠のような耳と、柔毛で覆われたナマケモノのような胴を持ち、全体的には太ったヒキガエルに似た姿をしている。併し、肉体に可塑性を持っており、本質として不定形で、大幅に姿を変える事もある。
穏和で極めて怠惰な性格。空腹の時すら殆んど動かず、獲物や生け贄をじっと待っている。
出自
母は二重星
ゾスを故郷とする
イクナグンニスススズの娘
ズスティルゼムグニー、父は
アザトースが分裂によって生んだ両性具有神
クグサクサクルスの息子
ギズグス。
両親と、父の弟
フジウルクォイグムンズハーと共に
ユゴスに飛来し、
サイクラノーシュを経て地球へ到達した。
家族
妻は
シャタク、妻との間に
ズヴィロポググアがいる。
子孫
ズヴィロポググアの娘
スファルティクルルプは亜人間であるヴーアミ族の一個体との間に
クニガティン・ザウムを生んでいる。
ペット
ショゴスを飼っていたが人間に盗まれてしまった。
↓出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
性格はであり、動かず、殆どの時間を微睡みながら過ごしている。その反面、几帳面な部分もあり、地下で起こる全てのことを注意深く観察している。また、崇拝者には友好的で、生け贄を捧げるなどの献身を続ければ、驚異的な知識や助力を授けてくれる事もある。ただし、彼の逆鱗に触れた場合は他の神格同様ただでは済まされない。
過去、古代大陸
ハイパーボリアや地下世界
クン・ヤンなどで崇拝され、その信仰は人間のみならず、亜人間や森の獣にまで及び、隆盛を極めた。今ではその勢力も衰退しており、世界の各地で細々と礼拝されている。 彼は豊富な知識を持つ神でもあるため、真理を探究する魔術師などに信者が多い。
一時期、ハイパーボリア大陸西部、
ヴーアミタドレス山の洞窟に住んでいたが、同大陸の滅亡とともに移動し、現在は北
アメリカ大陸の地下にある、暗黒世界ン・カイに住む。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%A1%E3%83%88%E3%82%A5%E3%82%B0%E3%82%A1" より作成
解説
TRPG「
クトゥルフの呼び声」等で
旧支配者に分類されている。
登場作品
小説
『
暗黒の儀式』(
オーガスト・ダーレス)
『地の底の哄笑』(
友成純一)
『七つの呪い』(
クラーク・アシュトン・スミス)
『魔道士エイボン』(クラーク・アシュトン・スミス)
『俘囚の塚』(
ゼリア・ビショップ)
『闇に囁くもの』(
H・P・ラヴクラフト)
ゲーム
『
クトゥルーの呼び声(TRPG)』
『
邪聖剣ネクロマンサー』
『
T&T トンネルズ・アンド・トロールズ』(
クトゥルー神話のとは別モノという設定)
タグ
旧支配者 神
最終更新:2009年08月10日 02:34