作品情報
作品形式 |
小説 |
出版社 |
青心社 |
初版発行日 |
2023/5/27 |
「クトゥルー神話×多元宇宙(マルチバース)」をコンセプトとしたアンソロジー。
収録作品
著者:天満橋理花
大雨により神社の鯰石が倒壊。後日、池の水中から怪火が出現する。
ミスカトニック大学准教授が登場。彼の教官は旧支配者を研究していたらしい。
著者:松本英太郎
余命宣告を受け病院を飛び出した主人公は街角で少年とぶつかってしまう。彼に頼まれ案内したホームセンターで青黒いケモノと遭遇する。
ティンダロスの猟犬登場。ミゼーア、ヨグ・ソトースが言及される。
著者:松田賀露
江戸時代末期。浮世絵師の主人公が邪神を描くよう依頼される。
人々を誑かし暗躍する邪神と、対抗する魔道士の結社が存在する世界観。
阿観無(アーカム)商会なる貿易商社が登場。
著者:新熊昇
貯金が尽きかけた主人公が新聞の求人欄で見かけたアーカム↔インスマス路線のバスの運転手に就職する。
少年アブドゥル・アルハザード、蝙蝠に似た羽根を持つ蛸のような生き物、星型の頭を持つ生き物、アメーバ状の生き物が登場。クトゥルー、ハスター、イスの古き種族、ショゴス、ミ=ゴが言及される。
インスマスの他、キングスポート、セーラム、ミスカトニック大学方面への路線も存在。
インスマス近辺では「ルルイエ」などの単語を含む歌がラジオ放送されている。世間の人権意識が高まり「インスマス面」などに触れることはタブー視されつつある。
著者:浅尾典彦
著者:岬士郎
最終更新:2024年01月29日 02:16