作品情報
作品形式 |
小説 |
原題 |
Tide of Desire |
著者 |
シーナ・クレイトン(Brian McNaughtonの別名) |
翻訳 |
松平操 |
出版社 |
日本メールオーダー |
初版発行日 |
1985/1/5 |
水泳コーチの職を失った無名の詩人アントニア・シエルが、マーシュ財団の援助を受け孤島のコテージで生活する。
神話要素
「頭のおかしいアラブ人」、「気の狂った詩人」などの表現がある。
登場・言及
神・怪物など
ダゴン改革派教会が崇める半人半魚の神。
ラヴクラフトの小説に登場する中で最も恐ろしい神。ラヴクラフトファンのアントニアは小説から名前を取り飼い猫にクチュルフと名付ける。
土地
メーン州の孤島。住人の多くがカレブ・マーシュの血を引き二十代前半から体が醜く変形し始める遺伝性の病を患う。本土の人間からは“スクアンポティス顔”と嫌悪される。
マサチューセッツ州の総本山から分派したダゴン改革派教会を主教とする。
アイテム
ダゴン改革派教会の宗教の源とされる書物。
人物
ダゴン改革派教会の先代牧師。住人が受けた「恩恵」を見抜けたとされる。
故人だが島の住人ニッカーは、天使のような姿になった牧師が入り江に戻り娘たちを抱いたと語る。
マサチューセッツ州インスマウス出身の南太平洋で活躍した貿易商人。オーベド・マーシュの弟。
ポリネシア系の大勢の妻を連れてスクアンポティスに移り住んだ。深みに住むものとの付き合い方を住人に教えたとされる。
深みに住むもののことを知っていたニューオリンズの人物。本土で生まれ恩恵を授かった娘を島に導いたとされる。
最終更新:2024年07月29日 03:50