作品情報
作品形式 |
小説 |
著者 |
静川龍宗 |
原案 |
森瀬繚 |
出版社 |
PHP研究所 |
初版発行日 |
2010/6/23 |
考古学者の父が南極から郵送した玉虫色の物体Xを指示通りに解凍した主人公。
物体はメイド服の女性〈テケリ・リ・テケ・テケ・リ・ル・リ・テケリ・テケ・リ・ラ・ル・ラ・テケリ・テケ・テケリ・リ・ル・ラ・リ・テケリ・リ〉、通称〈テケリさん〉となり主人公へ仕えることを望む。
クトゥルフ神話要素
舞台となる蜷川区はアーカムと姉妹都市。主人公の通う美州川高校が存在。
主人公の父は南極大陸北西の山を調査していた。
テケリさんはグレート・オールド・ワンに奉仕種族として創られた人工生命体〈ショゴス〉。ロード級と評される。南極の地下で眠っていた。
タコさんやエビみたいな宇宙人との戦争の経験を語る。
旧き印(エルダーサイン)、アブドゥル・アルハザード、にょぐた、水滴に濡れたような装丁の魔術書、エイボンの書、くとぅぐぁ、ダンフォース、ツァラル語が言及される。
ケルト神話のファモール族のバロールが旧きものに含まれる。
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト、彼と友人たちが書き上げた「クトゥルフ神話」作品が実在する世界観。
「横笛(フルート)のように」、「正気度」、「夢の国の階段」、「М(ミ=ゴ)クラス」などの表現。
最終更新:2024年02月24日 04:23