災厄娘inアーカム

作品情報

タイトルの「災厄娘」には(アイリーン)とルビが振られている。
作品形式 小説
作者 新熊昇/都築由浩
出版社 青心社
初版発行日 2010/10/10
2012年アメリカ政府の極秘研究所内で行われた細胞実験で原形質が変化した黒い生物が逃走。
ミスカトニック大学考古学部准教授に赴任したばかりのアイリーン・ウェストは、黒い塊に襲われる。

クトゥルー神話要素

アイリーンの曾祖父はハーバート・ウェスト。
父は「死霊秘法」ラテン語版に魅入られ、星の智慧派に傾倒している。ウェスト家を没落させた。
母はインスマスのマーシュ家出身。
ウェスト家にはアブドゥル・アルハザードの子孫の血も混じっている。

アイリーンのハンドルネームが「アルハ娘」。

〈外なる神〉ナイアーラトテップ、その奉仕種族「混沌にして無貌の使者」登場。クトゥルー、ヨグ・ソトース、ハスター、アザトース言及。

セイラム、プロヴィデンスを訪問。アヴロワーニュ言及。
人の姿をした魚と海底神殿を夢に見る。

チャールズ・デクスター・ウォードの記したノートが登場。ゾハール光輝の書言及。
黒の都(カラ・シェハル)、無名都市の瓦礫、虚空の砂漠(ロバ・エル・カリエ)、深紅の砂漠(ダーナ)の砂登場。

ミスカトニック大学。
自然科学部科学史特任講師サラ・アドラー。考古学部准教授ジェイムズ・ダイアー。管理課アレックス・コート。
新講堂は魔女の家の跡地に建てられている。
付属図書館には「ナコト写本」、「死霊秘法」ラテン語版、「屍食教典儀」、「死霊秘法におけるクトゥルー」、「セラエノ断章」、「ルルイエ異本」が収蔵されている。

ラヴクラフトの作品が実在する世界観。
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  • 2010年
  • Nyarlathotep
最終更新:2024年02月27日 05:18