作品情報
作品形式 |
小説 |
翻訳 |
団精二 |
出版社 |
早川書房 |
初版発行日 |
1977/5/31 |
収録作品
原題:The Return of Lloigor
著者:コリン・ウィルスン
「ヴォイニッチ写本」を解読したポール・ランバー・ラングは、写本が「ネクロノミコン」の不完全な断片であることを把握し、完全なテキストを探し求める中、ライオネル・アーカート大佐と知り合い彼からロイガー族について聞かされる。
〈星の生きもの〉ロイガー族。姿形の無い力の“渦”として存在するムー大陸の民族。海の妖怪“ヤムビ”と呼ばれる形で実体を取ることもある。
暗黒王ガタノトアが指導者。人間に似た種族を奴隷としていた。
人間からエネルギーを吸い取り爆発を起こす。
H・P・ラヴクラフト、アンブローズ・ビアス、アーサー・マッケンが実在した世界観。
ラヴクラフト他による短編集『閉ざされた部屋』内のロイガーとガタノトアに関して言及される。
コハセット村。ラヴクラフトが訪れたとされるインスマスの描写とよく似た村。
ジョゼフ・カレン・マーシュ。マーシュ船長の孫に当たる人物。
絞殺者事件の犯人が“ガタノトア”、“ヌグ”、“ランテゴス”などと口走ったとされる。
著者:リン・カーター
最終更新:2024年04月27日 19:31