地を穿つ魔

作品情報

作品形式 小説
原題 The Burrowers Beneath
著者 ブライアン・ラムレイ
翻訳 夏来健次
出版社 東京創元社
初版発行日 2006/1/13
予知夢とポール・ウェンディー-スミスの遺した手記からクトゥルー眷属群、シャッド-メルの実在を確信したタイタス・クロウは、友人のアンリ-ローラン・ド・マリニーと共に立ち向かう。

神話要素

シャッド-メルと、その同族のクトーニアンが登場。
クトーニアン:本来は眷属を意味する語。クロウが〈地をうがつもの〉の種族をこう呼ぶことを決めた。

クトゥルー、ヨグ-ソトース、ショゴス、海棲ショゴス、アザトース、ニャルラトホテプ、ハスター、シュブ-ニグラス、〈深きものども〉、ダゴン、ティンダロスの猟犬、イブ-ツトゥル、ニョグタ、ツァトグァ、ロイガー、ズハール、イタカ、旧神、ドオル、ヴォォマイ、タチョ-タチョ、ミ-ゴ、ショガオス、ガアスト、ヴァルジアン、
アブドゥル・アルハザード、ピックマン、ミスカトニックのウィルマース、ピーバディが言及される。

タイタス・クロウが「水神クタアト」、ド・マリニーが「妖蛆の秘密」を所持する。
大英博物館に写真複製版「ナコト写本」が収蔵されている。
エイマリー・ウェンディー-スミスが「グ=ハーン断章」の解読翻訳を試みていた。
「死霊秘法(ネクロノミコン)」、「ルルイエ異本」、「無名祭祀書」、「屍食教典儀」、「死霊秘法新釈」、「奇蹟の書」、「魔術の歴史」、「血の狂宴」が言及される。

ド・マリニーは過去に極僅かな期間〈ニトクリスの鏡〉を所持していた。
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  • 邦訳小説
  • 2006年
  • Shudde-M'ell
  • Chthonian
最終更新:2024年05月13日 04:00