作品情報
作品形式 |
小説 |
作者 |
倉阪鬼一郎 |
出版社 |
出版芸術社 |
初版発行日 |
1998/7?/? |
五人の男が怖い話の朗読会「妖かし語り」を執り行う。
怖い話と幕間の彼らの会話で構成される。
クトゥルー神話要素のある収録作品
洋書専門の古本屋を経営する小塚の元に、ネッド・フライヤーという名の米人の日記が送られてくる。
日記には志摩半島のI村での体験が記されていた。
I村の住人は魚類を彷彿とさせる顔をしている。
座徳老人が、南洋で行方不明となった増田王兵衛が奇怪な魚を連れて帰ってくると語る。
村には提金教団の総本部が存在。提金教は海神を崇める志摩半島発生の宗教。
フライヤーは米国の作家「愛の技巧」に村での体験を記した手紙を送っている。
最終更新:2024年05月26日 04:55