作品情報
作品形式 |
文芸誌 |
発行 |
アトリエサード |
発売 |
書苑新社 |
発行日 |
2015/8/30 |
神話要素のある収録作品
小説
狂気の氷原へ
原題:A Biting Cold
著者:ブライアン・М・サモンズ
訳者:植草昌実
海軍救助チームは特殊部隊SEALSのロバート・リンチ中尉の指揮の下、南極のハミルトン観測基地へ民間科学調査団の救助に向かう。
リンチが1930年代のミスカトニック大学南極遠征隊について語る。
救助チームのジョンソンが「テケリ・リ」と口にする。
北極星
著者:間瀬純子
語り部は骨董市で手に入れた「北極星の毛皮」で商いを行おうと、毛皮の出自を探りに流死国極東都市を訪ね修道院に案内される。
修道院の蔵書にはアラビヤの狂える詩人が記した異端の書が含まれる。
死せるも同然の眠りについた父なる神、悪魔の魚に似た何かを描いた絵の題名が「父」など神話を思わせる要素がある。
熱砂の妖虫
原題:The Road to Afghanistan
著者:デイヴィッド・コニアース
訳者:植草昌実
アメリカ国家安全保障局に雇われたスパイ、ハリソン・ピークは武装勢力から拉致された子供達を救出する。
隠れ家のホテルで暗殺者に襲われたピークは、任務中に目撃した大量破壊兵器について問い質される。
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怪物 |
体表に太短い触手が蠢くヌメ光る巨大な蛆のような生き物。
胃袋が時間と空間を越えた超空間に繋がっており、大量の爆発物を食わせ破裂させる生物兵器として合衆国内の超空間の飼育場で養殖されている。
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ルルイエの黄昏
原題:The Sinking City
著者:コンスタンティン・パラディアス
訳者:甲斐禎二
四本肢の船に乗り語り部はルルイエに上陸する。
ロバート・ベンディスの二人の息子、ランドルフとハワード。
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神・怪物など |
- クトゥルー
- クトゥグァ
- ダゴン
- ハイドラ
- ダゴンの落とし子
- アザトート
- 自動警備肢
- イス
- ゾス、ゾシアン
- 古きもの
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コラム
ブックガイド クトゥルー神話の世界地図
文:牧原勝志
未邦訳・クトゥルー神話セレクション
文:植草昌実
最終更新:2024年06月23日 22:36