作品情報
作品形式 |
文芸誌 |
発行 |
トライデント・ハウス |
発行日 |
2012/6/20 |
神話要素のある収録作品
小説
・シムーンズの紅の書
原題:The Red Book of Simoons
著者:マイクル・ファンティナ
翻訳:夏来健二
死霊秘法のうち、ベドウィン族について記した8ページを譲るという旧友エプスフィールド・シムズの誘いに乗ったハリファックスはマサチューセッツ州ヘグザム、インディアン高台に存在する彼の館〈旧僧院〉を訪ねる。
エプスフィールドは「シムーンズの紅の書」に記された呪文を口にしてしまい、ヨグ=ソトースの呪いを受けたと語る。
・ヘスター伯母さん
原題:Aunt Hester
著者:ブライアン・ラムレイ
翻訳:田中一江
ピーター・ノートンは密かに交友を持っていた、一族の爪はじきものヘスター・ラングの家を訪ねる
ヘスターは厄介されるようになったきっかけである、オーストラリアに移住した双子の兄ジョージとの一件を語って聞かせる。
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登場・言及 |
アイテム
ヨアキム・フリーリーの著書。
- 水神クタアト
- ネクロノミコン
- 無名祭祀書
- 妖蛆の秘密
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・アルハザードの末裔
原題:Alhazred
著書:パトリック・ルティグリアーノ
翻訳:野村芳夫
イラク駐留アメリカ軍射撃班が叛徒の集合場所と予測された遺跡で一人の老人と遭遇する。
・ピックマンの遺作
原題:Unfinished Business
著者:ロン・シフレット
翻訳:金子浩
ウェイド・カーニーが友人ジョー・ブレナンの経営する書店で彼と雑談中、リチャード・アプトン・ピックマンの情報が載っている本を探す男が来店する。
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登場・言及 |
怪物
アイテム
ピックマンの絵画。食屍鬼と“ネクロノ”と書かれた本を持つビックマンが描かれている。
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・海が連れてきたもの
原題:What the Tide Brings
著者:グリン・バーラス
翻訳:藤原ヨウコウ
語り部「ぼく」は家族の恒例行事で訪れた、海辺のリゾート地ステイシーズでヘレンという少女と出会い関係を持つ。
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登場・言及 |
怪物
ダゴンを海に沈めると現れる怪物。
アイテム
王冠を被った男の人魚が象られた金の像。
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・The Faceless City #2
著者:朝松健
コラム
・怪物の作り方-娯楽読み物屋の場合
執筆:友野詳
・金色の蜂蜜酒を飲みながら2 クトゥルフ神話とゲームの周辺
執筆:朱鷺田祐介
・クトゥルー・インフォメーション【海外篇】
執筆:マット・カーペンター
最終更新:2024年07月15日 03:46