Whisperer in Valhalla: The North Sea Trilogy Book Two: A Cosmic Horror Anthology

作品形式 小説(洋書)
編集 Tim Mendees
出版社 Red Cape Publishing
発行日 2024/9?/?

収録作品

Prelude

著者:C. Marry Hultman
大戦から1年後、デンマークの王立図書館で働く語り部は、古文書保管庫の目録制作中に死亡したJensenの仕事を引き継ぐ。
語り部は古書庫の机の上に広げられたままの本、おそらくはJensenが最後に読んでいた書物とメモを見つけ読み始める。

+ 登場・言及

施設

  • Denmark
    • Royal Library of Copenhagen
    • Själland

  • Danelagen

アイテム

  • Gesta Danorum
Saxo Grammaticusの著書。
既知のものとは異なる版が登場。ページの間にSaxo直筆の冊子が挟まれている。

  • Cultes des Goules
  • De Vermiis Mysteriis
  • Cthäat Aquadingen
  • Liver Ivonis
  • Unaussprechlichen Kulten
  • Necronomicon

人物

  • 語り部
  • Jensen

  • Saxo Grammaticus
  • Einar
SaxoがSjällandで出会った老漁師。齢200歳以上と噂され骨と皮しかないような容姿。
  • Ragnar Lodbrok

メモに書かれていた言葉

  • Azathoth
  • Ubbo-Sathla
  • Amaterasu
  • Ulthar
  • Kathar
  • Yig

Harbingers

著者:Tim Mendees
Yorkの修道院に老いたバイキングが押し入る。神父のLlyrは敗残兵と見抜き言葉での説得を試みる。
外の戦いの音が徐々に静まり自陣の敗北を悟り悔いる老戦士に、神父は「最初にYorkを侵略した者の責任であり、君が責任感を抱く必要はない」と諭す。
老戦士Einarは、2世代は昔の時代の侵略者Ragnall Lodbrokの名前を零し知人のように過去を語る。

+ 登場・言及

怪物など

  • ghoul
「corpse-eater」。腐肉を好み通常は死体だけを喰らう。
太古にはChildren of Dagonに協力していたが、裏切られて領土を海で分断され同胞と切り離されて戦力が低下する。遠方の同胞とは渡り鴉を利用した伝書で連絡を取っている。
現在では、戦乱の影響で狂い生きた人間を襲う。
  • creature
Deep Onesと共に出現した油のような虹色のクラゲのような生き物。刃物で刺そうとすると刃の方が溶ける。
  • Children of Dagon、Deep Ones
脅威となりうるDreamerの出現を予期し、様々な他種族と同盟を結びDoggerlandを水没させたが、Cthäat Aquadingenを手に入れる野心に目覚め同盟を裏切る。

  • Zoogs
  • serpent men of the north
  • Dagon

  • All Father
  • Odin

土地

  • York
  • Dreamlands

  • Doggerland

アイテム

  • wavy dagger
Deep Onesと取引するための道具。人間の首を裂き、海に投げ生贄に捧げることで海上の移動を許される。

  • Cthäat Aquadingen
  • Silver Key
  • sky metal

人物

  • Einar
  • Llyr
  • Ragnall Lodbrok

Odin's Blood

著者:Robert Poyton
Ormは従兄弟のHaesteinに妹を力付くで奪われコミュニティを追放される。
Ormは海を目指すが途中の渓谷で滑落し、体を休めるため付近の洞窟に向かう。洞窟内には革表紙の本を持った男の遺体があり、Ormは本を焚き付けにしようかと考えるが1ページ目に書かれた未知の言葉「Cthaat」が気になり読み進める。
それから数週間、Haesteinに対する復讐の炎を燻らせていたOrmは、本の中に「彼ら」を呼び寄せる火のルーンを見つけ興味本位で実行に移す。

+ 登場・言及

神・怪物など

  • Lurker in the Abyss、Child of the Sea
輪郭は人間に似ているが遥かに大きく逞しい、鱗と鋭い歯、水かきのある腕を持つ海の種族。剣や三又の槍を武器として扱う。
    • hybrid creatures
人間と魚、もしくは人間とヒキガエルの最悪の特徴を併せ持つ顔をした男たち。
    • Temple Guardian
深い闇の中で眠る下位の落とし子(lesser spawn)。
  • mass of writhing
苦痛か喜びかも判別つかない叫び声をあげ続ける無数の顔が浮かんだ巨大な塊。常に悶え形が変化し続ける。

  • Odin

アイテム

  • curved dagger
人間の首を裂いて海に投げ生贄に捧げると、魚の群れが砂浜に押し寄せる。

人物など

  • Orm
  • Haestein
  • Rán
美しい女の姿をしたLurkerの女王。

  • Inge
Ormの妹。
  • Wulfgarr
OrmとHaesteinの祖父。逞しいHaesteinを厚遇していた。

Blood Eagle

著者:C. T. Phipps
隣国への貿易中、嵐に巻き込まれ未知の島に流れ着いたHarald Bjornsonは、反乱を起こした船員に船長である兄を殺され島に逃げ出す。
風雨を凌げる場所を探すHaraldは明かりを見つけ、焚き火をする黄衣のキリスト教の老司祭と出会う。
司祭はHaraldの出自を見抜いた上で食事と水を振る舞い、自身が羊飼いの神を信仰する主教の者でDagon信仰に堕落した異端者を粛清するために島に訪れたことを語る。
食事の恩により司祭に対する殺意を失ったHaraldはDagon信者の船を報酬に粛清に協力することを決める。

+ 登場・言及

神・怪物など

  • Dagonite
キリスト教の異端衆徒。
人間との混血のカエルのような顔の怪物たち。
  • Lord Hastur
「Lord of Hali」、「Lord of Leng」、「King of Carcosa」。
Haïtaが崇める言語化できないほどに恐ろしい姿の存在。空の裂け目から、輝き踊り狂う見たことのない色彩と共に現れる。

  • fecund creature
Haïtaが過去に遭遇し老いる原因になったと語る怪物。
  • Dagon

  • Njord
  • Odin

人物など

  • Harald Bjornson
  • Haïta
「Haïta the Shepherd」。黄衣を纏ったキリスト教の司祭。
老人のように見えるが実年齢は33歳。

  • Svend
Haraldの兄。バイキングとなりキリスト教徒を襲撃しようと提案し、反乱を起こした船員たちに殺害される。
  • Nordi
船員。キリスト教徒の妻を持つ。

その他

  • Mother Hydra
Dagoniteの鬨の声に含まれていた言葉。
  • Yog-Sothoth
  • Jehovah
  • Azathoth
  • Nyarlathotep
  • Jibriel
Haïtaの祝詞に含まれていた言葉。

Whispers of a Skald

著者:Simon Bleaken

Shadow of the Gods

著者:Lily Jasmine Morse

Older Gods

著者:Lee C. Conley

Journey to Jormungand

著者:Chris Hall & Jasiah Witkofsky

The Endless Slime

著者:Gavin Chappell

Of Aelfgar and the Numinthal

著者:John A. DeLaughter

May Flame Play Over

著者:S. O. Green

Close Calls

著者:Vincent H. O'Neil

The Haunted Land

著者:Tim Mendees
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最終更新:2025年09月17日 21:47