<特技>(初期値5%)
この技能は、芸術や製作のように「どういう特技を持っているか」を現すものである。
基本的に、他の技能を補助し成功率を高めたり、攻撃の威力を高める為に使用する。
ただしその効果を決定するのはKPであり、PLはあくまで「提案」までしかできない。
また、マーシャルアーツ(武道)および芸術はこれに統合する。
<化身>(初期値1%)
化身、と言うと変身を思い浮かべる人も多いかもしれないが、これはそういった技能ではない。
あなたの周りには、例えば猿のようにすばしっこかったり、豚のように卑しかったり
あるいはナイフのように尖っていたり、風のようにさわやかだったりする人は居ないだろうか。
この技能はそういった、「他の何かの要素を持っている」と言う事を現すものである。
取得の際は芸術や製作のように、「何の要素を持っているか」を明記しなければならない。
<防御>(初期値「CON+SIZ」%)
この技能は、相手の攻撃を回避せずに受け威力を弱める技能である。
相手の攻撃を防御する際はこの技能をロールし、成功すればダメージを弱める。
「素手」で防御を行なう場合は相手の「素手」のみを防御でき、1d3 だけダメージを軽減する。
「近接武器」で防御を行なう場合は相手の「素手」「近接武器」「投擲武器」を防御でき、1d5 だけダメージを軽減する。
「防具」で防御を行なう場合は相手の「素手」「近接武器」「投擲武器」「射撃」を防御できる。軽減量は防具による。
なお「素手」で「受け止める」場合は、技能値の半分でロールする。
成功すれば近接武器に対してシンケンシラハドリしたり、投擲武器をキャッチしたりできる。
当然、通常は素手で銃弾を掴む事はできないので、そういう無理を言ってはいけない。
<集中>(初期値30%)
深呼吸する、目を瞑る、座禅を組む。
とにかく何らかの方法で、気持ちを落ち着け精神を統一させたり、
あるいは、1つの物事にどれだけ気を散らさずに執着できるかを示す技能です。
戦闘において、続けて同じ行動を取る場合(連続攻撃は1セットで1つの行動です)は、
この技能をロールして成功しなければいけません。失敗した場合、技能値に-20の補正が入ってしまいます。
またKPにこの技能の使用を提案し、「技能値の半分」でのロールに成功した場合、
目星や聞き耳など、集中していれば成功率が上がりそうな技能値にボーナスを貰えるかもしれません。
<魔術>(初期値1%)
この世界の人間は、小規模な魔術なら才能や勉強、修行によって使えるようになります。
ただしこの技能だけで何かできるかと言うとそういうわけではなく、
芸術や製作のように「どういう魔術を使えるか」を明示して下さい。
なお、どのようなものを指定してどういうロール結果が出ても、その効果を判断するのはKPになります。
最終更新:2012年06月29日 09:08