Cassava Editorの使い方

ここでは、テキスト形式の譜面作成をより手軽に行える"Cassave Editor"を用いた譜面作成の解説を行います。
また、この形式を用いて譜面作成を行う際、CBSへ読み込みがしづらい(筆者はできませんでした)のでご注意ください。
CBSを使用して譜面作成を行う場合は、CBSで譜面作成をご覧ください。

①Cassava Editorの導入

http://www.asukaze.net/soft/cassava/
上記サイトより「Cassave Editor」をダウンロードします。
(2018/02/17現在 "Ver.1.9.4"が最新です )

②譜面作成の準備

ソフト起動後、XBPの「song000フォルダ」を選択し、「すべてのファイル」→「data.cbs」を選ぶと編集できます。
※XBPにあらかじめついていた譜面ファイルをコピーして使用する方法が一番簡単だと思います。
この項目はXBPのポータルサイトにも記載されているのでそちらの方が詳しいかも…?

本体に付属していたdata.cbsを開くとこのような記述がされています。
ここは楽曲の情報や譜面の基礎情報を記入する項目となっています。
譜面を作るうえで必要そうな箇所のみ解説を行います。

# title XXX
楽曲のタイトルを指定する項目です。

# artist XXX
楽曲のアーティスト名を指定する項目です。

# bpm xxx.x
譜面再生時の枠外に表示するBPMを指定する項目です。
後に出てくる@ bpmの項目を設定しないとちゃんとbpmが合わないので注意。

# music xxx.xxx
譜面再生に使用する楽曲ファイルを指定します。

# offset xxx
譜面の開始タイミングを調整します。うまく楽曲に合わせてね。

# difficulty x
譜面の難易度(レベルではない)を指定する項目です。
0:EASY 1:STANDARD 2:HARD 3:MASTER 4:UNLIMITED

#level xxx
譜面のレベルを指定する項目です。

# hispeed x.x
譜面を再生する際のハイスピードを設定できます。なんでもあり。

# speed fix x
ノーツの飛んでくるスピードを全て同じにするオプションです。
現時点ではこれをONにしておくことをオススメします。

@ resolution x x
譜面の配置サイズを指定する項目です。
基本的に5×7配置(だいたいのMAS譜面はコレ)にすれば間違いないです。

@ bpm xxx
譜面のBPMを指定する項目です。
こっちを設定しないとめちゃめちゃになります。

ここまで記述が終わればとりあえず楽曲についての情報は完成です。

③譜面を作成する(ノーツ情報の記述)


だいたい書いてありますが、必要そうな情報を書いていきます。
画像の縦軸(数字の列)順に説明をしていきます。

1.ノーツの種類
ノーツの種類を指定します。
tap:タップノーツ hold:ホールドノーツ flick:フリックノーツ

2.time
小節内のどのタイミングにノーツを置くかを指定します。
1小節は1920なので0~1919の間の数値を記載してください。
ちなみにここの数値はどのタイミングで記載しようと関係ないため、軸とメロディのように分けて配置することも可能です。
例:上が軸で下がメロを配置する場合
tap 0
tap 480
tap 960
tap 1440
tap 0
tap 240
tap 720
tap 1200
flick 1440

3.posx
ノーツのX座標(横軸)を指定します。

4.posy
ノーツのY座標(縦軸)を指定します。

5.rad
ガイドラインの角度を指定します。

6.option
ホールドの長さやフリックの角度を指定します。
ホールドは伸ばす分の拍(timeと同じような記述)を指定します。
フリックは角度(radと同じような記述)を指定します。

7.コメント
自由記述ゾーンです。
ここは軸とかここはメロディみたいなメモとして使えます。

最後に小節の終わりに「=」を記述することでその小節の終わりを示しています。


大雑把に説明しましたが、1~6を繰り返せば譜面ができるので気合で頑張りましょう。
ある程度作成したらXBPで譜面再生して修正→また再生を繰り返していけば譜面の完成です!
最終更新:2018年05月23日 02:38