iso/iec 15408
IT 製品のセキュリティを、第三者が共通の基準で評価するための国際規格です。コモンクライテリア(Common Criteria、CC)とも呼ばれます。評価の方法は、別の文書(CEM)で定められています。
構成(CC:2022 Release 1)
現行の CC:2022 Release 1 は、5つの部で構成されています。
| 部 |
内容 |
| 第1部 |
概要と一般的なモデル |
| 第2部 |
セキュリティ機能要件 |
| 第3部 |
セキュリティ保証要件 |
| 第4部 |
評価の方法と活動を定めるための枠組み |
| 第5部 |
あらかじめ定められた、セキュリティ要件のパッケージ |
主要な概念
- 評価の対象(TOE):評価する製品やその一部
- プロテクションプロファイル(PP):ある種類の製品(ファイアウォールなど)に求めるセキュリティ要件を、製品に依存しない形でまとめた文書
- セキュリティターゲット(ST):個々の製品が満たすと主張するセキュリティ要件を書いた文書。評価は ST に書かれた範囲について行う
- 評価保証レベル(EAL):保証の深さと厳しさの段階(EAL1〜EAL7)。CC の承認アレンジメント(CCRA)の参加組織は、版の違う基準の間で、定められた保証レベルは同等で、合成の評価に制限なく使えるとしている
読み方の注意
- 認証は ''ST に書かれた範囲と設定''についてのもの。認証された製品でも、評価の範囲の外の機能や、評価と違う設定で使えば、評価の結果は当てはまらない
- EAL の高さは「評価がどれだけ厳密か」を示すもので、製品の機能が多いことや、弱点が無いことを示すものではない
日本の制度
IPA の「IT セキュリティ評価及び認証制度(JISEC)」は、IT 関連製品のセキュリティ機能を、ISO/IEC 15408 に基づいて第三者の評価機関が評価し、その結果を認証機関が認証する制度です。認証された製品の一覧が公開されています。
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出典
確認日:2026年10月15日
最終更新:2026年10月15日 14:37