「DAC 私的2日目を遊ぶ会」6番卓詳細情報
(敬称略)
卓番号 |
6番卓 |
DM |
田中義夫 |
DM歴 |
7年/50回程度 |
使用ルール |
D&D 第3.5版 |
シナリオ |
『The followed burglars escape into the Dungeon.』 |
レベル |
13Lv(ECL13) |
事前準備 |
有 |
初心者向け |
× |
経験者向け |
○ 11LV以上のキャラクターを1度以上作成し、プレイしたことのある |
プレイヤー人数 |
4~6人 |
初めまして。ハンドルネーム田中義夫といいます。DACのB面になるので、4版だけでなく、3.5版もプレイしたいという要望に応えられれば嬉しいと思い、DMエントリーをしました。
まずは、私のD&D経験を軽く書きます。D&D3版が出版された西暦2000年から本格的にプレイを開始しました。一部プレイの少ない年はあるものの、2012年まで継続してプレイヤー及びDMをしてきました。最近は4版のプレイ回数が増え
てきたところです。
D&D3・3.5版は、プレイヤー12年及びDM7年、セッション回数は150回を超えていると思います。
D&D4版は、プレイヤー3年 セッション回数は20回前後です。
プレイヤーとしてもDMとしても中級者でしょうか。コンベンションのマスターとしては、10年近くのブランクがあります。
DMの傾向としては、ルールに則った戦闘を重視するタイプで、ロールプレイ要素はあまりありません。シナリオはオーソドックスで、可能な限り、興奮と少しの驚きを感じられるよう熟考した戦闘シチュエーションの提供を目指しています。また、サブカルチャーの知識に乏しいため、プレイヤーのネタを拾えないこともありますが、ネタが嫌いなわけではありません。
つたない部分もあると思いますが、当日は楽しんでゲームができればと思います。
DMもプレイヤーも楽しもうという心意気を持ち寄って、良いセッションにしましょう。よろしくお願いします。
1 キャラクター作成にあたっての基本的な考え方について
(1)今回のシナリオでは、戦闘やダンジョンスイープで活躍できるパワフルでユニークなキャラクターを推奨します。
(2)レギュレーションの文書をよく読んで、キャラクター作成を行ってください。
(3)DM及びプレイヤー間で論争になりそうなキャラクタービルドはなるべく避けてください。不安な箇所があれば早い段階でDMに相談してください。また、DMや他のプレイヤーを試すような質問や相談、問題を提起するだけの質問は禁止します。限られた時間のなかで、キャラクターを作成していただき、私も確認しなければいけませんので、ご配慮をお願いします。(95%の方は問題ないとおもうのですが、小心者のDMが予防線を張っていると笑ってください。)
(4)キャラクターが使用するスペルやパワー、アイテム等の効果は、DMに説明できるようよく読んでおいてください。
(5)以下に記載する、具体的なキャラクター作成方法について、致命的なミスがない限り、変更・追加はありません。
2 具体的なキャラクター作成について
(1)経験値:80,000xp(ECL13相当+2000xp)
(2)所持金:116,000gp (ECL13相当+6000gp)
(2)能力値:Point to buy 32 Points
(3)HP :Gaining Fixed Hit Points
(4)使用可能なルールブック:以下の通り、英語の書籍名ですが、日本語版でも問題ありません。
Core Rule
Dungeon Masters Guide(3.5E)
Monster Manual(3.5E)
Player's Handbook(3.5E)
Accessory
Cityscape
Complete Adventure
Complete Arcane
Complete Campion
Complete Divine
Complete Mage
Complete Psionics
Complete Scoundrel
Complete Warrior
Draconomicon
Dragon Magic
Drow of the Underdark
Dungeon Masters Guide II
Dungeonscape
Expanded Psionic Handbook
Fiendish Codex I
Fiendish Codex II
Frostburn
Heros of Battle
Heros of Horror
Libris Morris
Living Greyhawk Gazetteer
Lord of Maddness
Magic Item Compendium
Magic of Incarnum
Minitures Handbook
Monster Manual III
Monster Manual IV
Monster Manual V
Planar Handbook
Player's Handbool II
Races of Destiny
Races of Eberron
Races of Stone
Races of Wild
Races of the Dragon
Sandstorm
Spell Compendium
Stromwrack
Tomb of Magic
Tome of Battle
Weapons of Legacy
Oriental Adventure (Dragon Magazine318のアップデートを適用すること)
Deities and Demigods (D&D v.3.5 Accessory Update Bookletのアップデートを適用すること)
Epic Level Handbook (D&D v.3.5 Accessory Update Bookletのアップデートを適用すること)
Fiend Folio (D&D v.3.5 Accessory Update Bookletのアップデートを適用すること)
Manual of the Planes (D&D v.3.5 Accessory Update Bookletのアップデートを適用すること)
Monster Manual II (D&D v.3.5 Accessory Update Bookletのアップデートを適用すること)
Eberron
Dragonmarked
Eberron Campaign Setting
Explorer's Handbook
Faith of Eberron
Five Nations
Magic of Eberron
Player's Guide to Eberron
Secrets of Sarlona
Secrets of Xen'drik
Sharn: City of Eberron
The Forge of War
Forgotten Realms
Campions of Ruin
Campions of Valor
City of Splendors,Waterdeep
Dragons of Fearun
Forgetten Realms Campaign Settings
Lost Empire of Fearun
Mysteries of the Moonsea
Player's Guide to Fearun
Power of Fearun
Serpent Kingdom
Shining South
Underdark
(5)採用されている選択ルール(Variant Rule)について
Dungeon Masters Guide
Massive Damage Based on Size (p.27)
Gaining Fixed Hit Points
Manual of the Planes
Ethereal Solids (Gorgon's Blood) (P.56)
Ethereal Solids (Heavy Metals) (P.56)
(6)その他
ア Action point のルールは使いません。
イ 採用と明記されていないVariant Ruleは不採用です。
ウ 消費型アイテムのMarket Price及びCreation Costを5倍とします。
エ レベルが下がるような経験点の使い方はできません。
オ 部位(スロット)変更等、ルールブックに記載の無いマジックアイテムはオリジナルアイテム扱いとし、キャラクター自身がアイテム作成をした場合に限り入手可能です。金銭での購入はできません。
カ クラス特徴等で手に入らない限り、金銭や経験値を費やすことでアーティファクトやインテリジェントアイテムの入手及び作成はできません。
キ コスモロジーはManual of the Planes 8ページのグレートホイールです。
ク Wizards of the Coastが発表した最新のErrata、FAQ、Web Enhancementを適用します。
ケ 出身に関わる特技やクラスを取得する場合、矛盾の無いように注意してください。
コ Dragon Magazine318以外のダンジョン誌、ドラゴン誌は採用しません。
サ 以上に記載の無い事項については、DMに相談してください。
3 セッションにあたってのお願い
(1)使用するルールブックは、持ち込んでください。プレイヤー間で分担して持ってくることをお勧めします。
(2)アンチマジックやデッドマジック影響下でのキャラクターデータを参照できるように準備しておいてください。
(3)イニシアチブの管理及び敵のHP管理はプレイヤーが行ってください。イニシアチブボードはDMが持っていきます。
(4)データの多いゲームですのでDMも間違えることがあります。極力少なくしますが、間違えたときは許して下さい。
このシナリオは、広大なダンジョンの中から、探索する場所を取捨選択しながら目的のアイテムを集めるシナリオです。
行かなくてもよい場所や、戦わなくてもよい敵、通らなくてもよい道があります。
ダンジョン探索や、戦闘に時間をかけすぎるとクリアできない可能性もあります。
実プレイ時間との兼ね合いに注意して、ダンジョン探索を行ってください。
イントロダクション
グレイホークは、ウレクにある銀森から生命の樹を通じて全世界へSOSが発信された。
「私は、スーリオン。銀森のサンエルフ族の息子にして”生命を守り保つもの”の信徒です。
この声が聞こえるみなさんにお願いがあります。8時間前に一族に伝わる秘宝が卑劣な盗賊の手によって盗まれました。明日の満月が最も高くなる瞬間に、秘宝を使った1年に1度の儀式を行う予定でした。儀式が行われなければ、我ら一族は森を追われ、多くのものが息絶えることになります。奪還に向かった族長サリオンと勇敢な戦士達との連絡が途絶え3時間が経過し、自力での奪還は絶望的です。
この声が聞こえるみなさんにお願いがあります。どうか、どうか秘宝の奪還をお願いします。残り22時間、盗賊が逃げ込んだ場所はわかっています。」
あるものは直接この声を聴き、あるものはエルフの友から、あるものは怪しげな伝手から、苦境に立たされたエルフ達を知った。
多くのエルフやその友はこの絶望的な状況を聞き悲しんだが、助けられる実力と余裕があるものは皆無と言ってよかった。
しかし、世界は広く、生命の樹はその枝葉を世界の津々浦々まで広げていた。
あるものは正義感にかられ、あるものは金の匂いを嗅ぎ、あるものは自分より強いものに会いに行くと残し、全世界から数名ではあったが、窮地に立たされたエルフを救うために銀森に集まった。
銀森では、簡単な身分の確認の後、用意されたポータルに連れて行かれ、スーリオンが説明する。
「このポータルは、盗賊が隠れた地下迷宮へ続いている一方通行の通路です。帰還は通常のプレーンシフトの呪文が有効に機能します。あと1時間ほど維持することが出来ます。つまり情報収集や準備に使える時間は1時間だけです。」
エルフが調べた情報を伝えるのに約5分かかる。
・盗賊はプレーンオブアースにある死の冷たい床(The Cold Ground of Nolife)と呼ばれる場所に逃げ去った。
・死の冷たい床には、大昔にデュエルガーのネクロマンサーが作ったといわれる大迷宮がある。
(そのネクロマンサーはとても古いお話にでてくるキャラクターなので、実在であっても存命ではないだろう。)
・迷宮は確かに実在しており、アビスにあるバフォメッとの迷宮に匹敵するらしい。物語のことなので少し盛っていると思うが。
・盗賊は集団でテレポートアウトし、秘宝を手に入れると、2回に分けてテレポートかプレーンシフトして消えた。
・盗賊は黒装束をきたMかSサイズの人型8人前後で、種族や特徴はわからなかった。
・秘宝はプレーンオブアースで七つに分割されたようで、探査系の呪文がうまく機能しない。
・秘宝は石版で、7つ宝石がはめられている。1年に1度だけ効果の強いウィッシュが使える。(つまりドラ○ンボ○ルだ。)
・帰還用のプレーンシフトスクロール(ディバイン)を受け取った。
「残りは55分です。我々は非力だと自覚し、反省も改善も努力できるけれども、今は君たちに任せるしかない。頼んだよ。仮に失敗しても君たちは胸を張って帰ってきて欲しい。決して恨んだりしないから。この窮地に駆けつけて来てくれただけで、私の生涯をかけて尽くすことが出来るほど感謝しているよ。」
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「準備は良いですか? それでは、無事と成功を祈っています。」
最終更新:2012年10月10日 20:33