被害想定は、ある地域について、将来どのような災害が発生する可能性があるのか、またその災害によって、どのような被害がもたらされるのかを予測することをいいます。これには、「東海地震被害想定」「南海地震被害想定」「首都直下地震被害想定」「首都直下地震による東京の被害想定」「大阪府地震被害想定」など様々なものがあります。一般に国や地方自治体などは、この被害想定の調査や結果を踏まえ、どのような防災対策を行うのかを検討・準備することになります。
ある地域にふさわしい効果的な防災対策を立てるため、その地域において、将来どのような災害が発 生する可能性があるのか、またその災害によって、どの程度の被害がもたらされるのかを予測することをいいます。
災害が発生した時に起きる災害現象や社会的状況を、時間軸に沿って行う「シナリオ型被害想定」もあれば、災害 の発生に伴う物的被害や人的被害を数量的に算出する「定量的被害想定」もあります。
最終更新:2013年09月08日 00:06