防災拠点は、一般的には災害発生時に防災活動の拠点となる施設や場所のことをいいます。これについては、現在、国や地方自治体など様々なところが関わっています。その中で、総務省・消防庁においては、平常時には防災に関する研修・訓練の場や地域住民の憩いの場等となり、一方で災害時には防災活動のベースキャンプや住民の避難地となる防災拠点の整備が必要であるとし、防災基盤整備事業等によりその整備を促進しています。
●コミュニティ防災拠点
おおむね町内会等の単位で設置され、地域住民の自主防災活動や緊急避難地等に活用される。
●地域防災拠点
おおむね小中学校区単位で設置され、市町村等の現地活動拠点や住民の短中期の避難地等に活用される。
●広域防災拠点
都道府県に一又は数箇所設置され、消防防災に関する広域応援のベースキャンプや物資の集配基地、長期の避難地等に活用される。
最終更新:2013年09月07日 23:38