地震や火山噴火などの自然災害の前触れとなる現象をいいます。「先行現象」や「前駆現象」とも呼 ばれます。 地震ごとに前兆現象の現れ方は違いますが、前震や、異常電磁波の放射、地下水の湧出量、水位、水温の異常変化 、動物の異常行動、発光現象などが挙げられます。
火山の場合は、噴火の前に、火山性地震の頻度が急増し、火口付近の隆起、噴気の増加や、その温度と組成の変化 などが挙げれれます。
一方、前兆と似た現象があっても、その後何も起こらないことが多く、事前に前兆と判 定するのは容易ではありません。
最終更新:2013年09月08日 00:07