扉~under skin house~
『若菜』の世界観の真骨頂が詰め込まれた作品です
もともとはホシイカ同好会の作品として書き下ろしさせていただいたのですが、
最近、再演の以来が多く、ホント台本家冥利に尽きますです
皆さんありがとうございます
ある館で暮らす異形の者たち
あるものは深海魚、あるものは豚、あるものはドロダルマ、
そして、背中に大きなゼンマイをしょった少女
外に出ることのできぬこの館で暮らし始めてからもう何日過ぎただろうか
当たり前のように受け入れてしまった自分の姿
もとは人間だったという記憶はあるのに、それを忘れてここで生きようとする4人
それはそれで幸せだった
変化のない明日を、ただ生きる
そんな折、一人の少年がここに舞い込んでくる・・・
罵声と変化と、一条の希望をつれて
最終更新:2006年11月06日 02:01