二・二六事件と郷土兵

実際に決起舞台として参加した下士官兵の証言記録。
あっちこっちの本に引用されてて引っ張りだこ。

これもまた面白エピソード満載★
生の証言なので、将校達の人格に肉迫してる訳ですわ。ありがたや。

やっぱり、訳も分からず参加してた人が大多数で、反乱軍ですよ〜って云われて死ぬ程ビックリしたクチなのね。そりゃそうだろう、と。
事件後も、決起軍だからって差別された人とされなかった人といたみたいだし。
面白いのが、鎮圧軍の方が戦死率高かったって証言ね。
いや、決起軍も「汚名を雪げ!ってか死ね★」って云われて滅茶苦茶な作戦に参加させられたりしたらしいけど。

兎に角此の本は、得る処沢山のオイシイ本だった。
最後に載ってる兵達が出したハガキ(半ば遺書集)もステキ。
これの続編、欲しいけど無かったり、あっても微妙に高かったり。
最終更新:2008年05月07日 12:38