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東京が震えた日 二・二六事件、東京大空襲

この人の歴史観と云うか、個人的主張がモロ出し。
もう、とにかく人殺しが許せないみたいね。そういう意味では幸せな性格してると思う。
高橋是清が大好きなのがよく分かったよ。私も好きだよ、達磨さん。
あと、兵士たちには同情的なのね。
「兵士達は決起将校達がとった人質」なんて、私の中からは絶対に出てこない見方だよ。
心底驚いたわ。
現代人の見方だなぁ、と思う。
結局あの頃の人たちの心境とか、思考回路とか、価値観が理解しきれないんだよね。
決起将校にしてみれば「大御心を実現するには軍隊を持って実施するのは当然。政道を正し、天皇道にするためには下士官兵をもあわせ一丸とならなければならない。それ故私兵化と見られようが天皇の為に行動するのであるから統帥権の干犯にはならない」(郷土兵149頁)が下士官兵を動員した理由らしいけど。
とりあえずこの作者は、決起将校を加害者、それ以外の全員を被害者としてみてる節があるんだよね。
まぁ、ひとつの貴重な見方だと思う。
同調は出来かねるけど。

その後の章でちょっとだけ山口二矢烈士についても語ってるんだけど、これもやっぱり単なるテロとして一刀両断。
ってか、あんまり深くちゃんと調べないで書いてる気がする。
ところどころ間違ってるし。もしかしたら、山口烈士の心境とか、主張とかを見てないんじゃないかな?
殺人マシーンとして論じるだけな気がする

被害者が、殺されちゃった人が可哀相で仕方ないのね。
この人は、肉体的に起こった事柄重視で、精神的なものは軽視する傾向にあるのかも。
最終更新:2008年05月07日 11:26