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寄せ - (2009/05/04 (月) 03:17:11) の1つ前との変更点

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*寄せ 前のページで説明した通り寄せというのは相手玉を詰ませやすい形に持っていくことで、基本的に詰みや必至が見込めない時に行うものです。 早速いきましょう。 問題1 #ref(寄せ1.111.jpg) さてこの局面で詰みはありますか?必至はありますか? ないですよね。なのでここでは寄せを行います。よく局面を見ると相手の銀をはさんで自分の飛車が相手の玉を睨んでいます。こういう場合は相手は銀を動かせません。なのでここでは単純に銀を攻めればいいのです。ではどのように攻めますか? 問題1の正解は▲6二歩成です。 #ref(寄せ1.112.jpg) 結果図 ここから次に▲6一と~▲7一角から△9二玉(途中図)▲8二金△9三玉▲7二金△84玉▲8五銀の詰みを狙います。 #ref(寄せ1.113.jpg) 途中図 結果図の▲6二とに△同金は▲同飛成で次にさっきと同じで▲7一角を狙います。 この▲7一角~▲8二金は美濃囲いの有名な詰み手筋なので覚えておいてください。 「要の金をねらえ」「金なし将棋に受け手なし」という格言があり、今回相手の守りの金を奪い、攻めに使うとこのように相手の守りに金がない状態となり簡単に寄せることができます。攻めの狙いは相手の守りの金ということを覚えてください。 **まとめ 1、大駒が相手の玉を睨んでいると相手は守りの駒を避けさせることができないので攻めを考える時は一つのテクニックとして覚えておきましょう。 2、終盤では駒の損得を考えるよりも最速で相手の玉を寄せる感覚を身につけましょう。(ただし速度ばかり考えて攻め駒がなくなっては意味がないのでそこは気をつけましょう) 3、攻める時は相手の守りの金に狙いを定めましょう。終盤では飛車か角1枚と金銀2枚のほか桂馬などがあれば寄せ安くなるので、片方の大駒をばさーっと切ってしまうのもアリです。
*寄せ 前のページで説明した通り寄せというのは相手玉を詰ませやすい形に持っていくことで、基本的に詰みや必至が見込めない時に行うものです。 早速いきましょう。 問題1 #ref(寄せ1.111.jpg) さてこの局面で詰みはありますか?必至はありますか? ないですよね。なのでここでは寄せを行います。よく局面を見ると相手の銀をはさんで自分の飛車が相手の玉を睨んでいます。こういう場合は相手は銀を動かせません。銀を攻めるのが簡単なのですがここでは銀を攻めるのは無理なので金をを攻めます。ではどのように攻めますか? 問題1の正解は▲6二歩成です。 #ref(寄せ1.112.jpg) 結果図 ここから次に▲6一と~▲7一角から△9二玉(途中図)▲8二金△9三玉▲7二金△84玉▲8五銀の詰みを狙います。 #ref(寄せ1.113.jpg) 途中図 結果図の▲6二とに△同金は▲同飛成で次にさっきと同じで▲7一角を狙います。 この▲7一角~▲8二金は美濃囲いの有名な詰み手筋なので覚えておいてください。 「要の金をねらえ」「金なし将棋に受け手なし」という格言があり、今回相手の守りの金を奪い、攻めに使うとこのように相手の守りに金がない状態となり簡単に寄せることができます。攻めの狙いは相手の守りの金ということを覚えてください。 **まとめ 1、大駒が相手の玉を睨んでいると相手は守りの駒を避けさせることができないので攻めを考える時は一つのテクニックとして覚えておきましょう。 2、終盤では駒の損得を考えるよりも最速で相手の玉を寄せる感覚を身につけましょう。(ただし速度ばかり考えて攻め駒がなくなっては意味がないのでそこは気をつけましょう) 3、攻める時は相手の守りの金に狙いを定めましょう。終盤では飛車か角1枚と金銀2枚のほか桂馬などがあれば寄せ安くなるので、片方の大駒をばさーっと切ってしまうのもアリです。

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