ヒナタハジメ
「ええと確か、マカンゴとかいうのを
どうにかするんだったよな?」
ソニア
「どうにかではありません!
わたくしたちが協力して倒すのです。
その時こそ、わたくしたちは初めて
ラブラブバカップルになれるのですよ!
…次に国に戻れば、
わたくしにはもう自由はありません。
王家に生まれた者の定めとして、
この身を国と民に捧げる…
初めからそういう約束でしたから。」
ヒナタハジメ
「…本当にそれでいいのか?」
ソニア
「…はい。この島での楽しい時間が、
わたくしに覚悟を決めさせてくれました。
その代わり、ひとつだけ…
絶対に譲らないと決めたことがあるんです。
普通の女の子になることは諦めても…
あなたの事だけは諦めないって。
だってあなたは、わたくしの英雄ですもの。」
ヒナタハジメ
「英雄か…
俺なんかに本当に、そんな資格があるのか…?」
ソニア
「ええい、ひかえおろう!
ここにおわすわたくしを誰だとお思いですか!?
誰がなんと言おうと、わたくしはあなたを信じます。
だからどうか日向さんも…わたくしを信じてください。
あなたはこの世にたった一人、
わたくしにとって何より大切なかたですから…」
ヒナタハジメ
「ソニア…
…わかった、マタンゴだろうとマケドニアだろうと
俺がなんとかしてやる!」
ソニア
「さすがは日向さんです!
必ず2人で黄金のマカンゴを、ハッとしてグーです!!
ふふ…頼りにしてますからね、
わたくしの英雄さん。」
しっかりと手を繋ぐ。
色々不安だらけだが、ソニアが望むなら
何でも叶えてやりたいと思う。
最終更新:2012年08月02日 20:47