澪田唯吹はダンガンロンパで一番謎が多いキャラ


ダンガンロンパのキャラクターは自分の家族や才能にまつわる過去などを通信簿イベントで話してくれる
  • 秘密が多い霧切ですらも通信簿イベントでは、学園にいる前に海外にいたことや手袋についての説明をする
    また、彼女の場合は通信簿を進めなくてもストーリー中や、ダンガンロンパゼロやダンガンロンパ霧切等の書籍で過去が分かる

しかしそんな中、たったひとり澪田だけが通信簿イベントで家族構成も過去もあまり話してくれず、どんな事をして遊んでいたかについての話ばかり
  • 日向が澪田のバンドを脱退した理由について尋ねたときは、「大したモンじゃないっす」とはぐらかされて詳細は教えてくれない
そして他の生徒が自らの悩みなどを日向に打ち明ける中、澪田はそんな事はほとんど日向に話さず(一人は少しさびしいと言ったくらい)
逆に記憶を取り戻さない日向を励ますような言葉をかける。

等と澪田本人の過去については明かしてくれない(どんな考え方を持っているかについては話してくれる)

ただ、アイランドモードのセリフから恋愛に関して良い感情を持っていない事は分かる
映画館でラブストーリーを見ようと提案した日向に対しては
「うわぁ…
 ………………
 うわぁぁぁ…」
と反応するし、エンディングでは恋人の関係を「刹那的」と言い切ってしまったりもする。
  • とはいえ遊園地で手を繋がないのは恋愛の神様のバチが当たる、という発言もあるので全面的に恋愛がダメというわけではない?



通信簿イベント中にバンドで一番大事なのは「方向性の一致」と答えた日向に対して
あ、それは無理っス。
どんなに結束の固いバンドだろうと仲良しユニットでも無理っす。
歳を食って恋人ができたり、結婚したり子供ができたり親が死んだり
人生の行く末を悩んだりするウチ、方向性なんてのは絶対に離れていくっすから!
というシビアな答えを返している

また、最後には自分の夢について
いつか…本当に心を許しあえる仲間と一緒に音楽をやって弾けたい…
と教えてくれる。前のバンドでは達成できなかったからこの発言をしているので、澪田は前のバンドメンバーとは心を許しあえなかったという事だ


そして、通信簿イベントではあまり話してくれなかったが、アイランドモードで澪田ENDを迎えれば彼女の過去が分かるような事を言ってくれる

そしたらもう二度と…人に絶望しなくて済むって………

二度とということは一度目が存在したという事である。つまり澪田は学園に来る前に既に一度、他人に対して絶望したことがあるという事が分かる。
上記の方向性に対するシビアな考えも、日向にほとんど自分の事を明かさなかったのも過去の他人に対する絶望から来ているのかもしれない。


どうして澪田は自分の過去や以前のバンドでの話を日向に教えようとしなかったのか?
それは通信簿イベントの澪田が最後で語った
いつだって今ここにいる自分だけが自分なんっすから
という考え方は間違いなく理由の一つだろうし、過去の記憶がない日向に気を使ったのもあるだろう。

だが、もしかすると他人に絶望した澪田は人に心を許していなかったから自分の過去を多くは語ろうとせず
アイランドモードのEDでバンドメンバーとなった日向には心を許し、自分が一度絶望したという事実を教えたのかもしれない


  • 鬱ソングは絶望化のフラグ?

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年12月03日 00:43