女「いらっしゃ~い♪ ようこそ我が家へ」
男「お、お邪魔します……なんか不気味なくらい静まり返ってるな」
女「そうね~、お父さんは仕事中だし、お母さんは失踪中だし、今いるのは弟だけだら」
男「(失踪って……)そうか……」
女「はいはい、そんな顔しないの♪ あ、丁度弟がいるから紹介するわね」
男「あ、ども、女さんのクラスメ「彼氏」……の男でs」
女弟?「・・・・・・・・」
男「(ちょwwwwwwwwwおまwwwwwwwホッケーマスク!!?)」
女「あ~、弟ってシャイだから、滅多に声を出さないのよ。 私もここ6年くらい会話してないし、勘弁してあげてね♪」
男「あ、あぁ……それはいいんだが……」
女「それじゃ、私の部屋行こう♪」
男「なぁ女……実は失踪してるのって弟の方だったりしないか?」
女「何言ってるの男君、弟にはさっき会ったでしょ?」
男「あぁ……そうだな、何でもない、何でもないよ……」
女「お義姉様、実姉と実弟が恋愛するのはご法度でしてよ。」
姉「お黙り。男君は男君よ。私にとっては永遠の旦那様なんだから。」
女「男君も年増に絡まれて大変ですわね。」
姉「一つしか違わないわよ!…大体、他人の部屋にトラップを仕掛けるような人に、私の男君は渡せないわ!」
女「男君は誰の物でもありませんわ!」
女C「ねぇ男、テトリスやるの疲れたからラーメンでも食いに行こう。私お腹減った…。」
男「お姉ちゃん、女、ちょっと女Cとラーメン食べてくるから仲良くしててね。」
姉・女「あーっ!」
女「(ry」
男「いきなりはしょりすぎだが、言いたいことはわかるからいい」
女「さあ、どうする?」
男「今度はどこに何を仕掛けた?」
女「人質をとった」
男「……ああ、『人質』と聞いてほっとした俺はもう駄目かもわからんね」
男友「?」
男「少なくとも、被害は広範囲に及ばんからな」
男友(人質さん自身はどーでもいーのか……麻痺してきてるな、こいつ)
女「返答期限はあと18秒」
男「はやッ。ってか、人質って誰だよ!」
女「渡辺さんのお弁当」
男友「ちょ……おま…………ッ」
女「返答次第では、君たちと一緒にこのお弁当を食べる!」
男「今までで一番アホかあ! 佐藤さんに殺されるわ! それにおまえもだッ!!」
女「我々『聖戦旅団・愛の聖家族協会』は目的のためなら自爆テロをも辞さない。ふふふふふ」
男「いつ複数になったあ!」
男友「まさか、俺は入ってないよね?」
女「…………(ニタァ)」
男友(入ってる! この邪悪な笑みは、入っちゃってるよ、ママン!)
女「おk、時間切れだ。じゃあ一緒に渡辺さんのお弁当を食べようか。はい、あーん。ふふ」
男「ノオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
男友「じゃあな、来世で会お……靴紐が机の足に結わえられとるがな! いつの間に!!」
佐藤さん「…………」
※全部、残酷な表現が見られるため、この先は省略させていただきます
男姉「男は……男が産まれてから私は片時も目を離さずに見守ってきたわ……
お風呂も、トイレも、寝顔だって!!!……それを、ちょっと目を離してる隙に、あの泥棒猫っ!」
男「……なんか悪寒がするんだが?」
女「風邪? ダメだよ~、体は大事にしなきゃ」
男「お前が俺にそれを言うのか……」
女「ん~? なにが言いたいのカナ?カナ?」
男「愛されてる俺は幸せモンだって言ったんだよ」
女「おや~、今日の男君はとっても素直だね~w ディモールト・いい傾向だよ~♪」
先生「はい、静かに。 実はこのクラスに新しい仲間が加わる事になった」
男姉「男姉です、多分ほとんどの人が知ってると思うけど、皆さんヨロシク♪」
男「意義有り!!!」
先生「はい、男君。 発言を許可しよう」
男「姉さんはこの学校の三年じゃないか!! しかも生徒会長の引継ぎも終わってましたよね!!」
女「そ~いえば、どこかで見た人だとは思ったな~。 私の将来のお姉さんか♪」
男姉「(ビキビキィ)……そんなもの、自主的に留年してきたのよっ!!!!」
男「えーっと……この場合は留年っていうのか? という無為な疑問は置いといて……
先生、どーゆー事か説明して下さい!」
先生「校長からの指示だ。 それ以上でも以下でも無い」
女「いいじゃん男君。 将来のお姉さんと同級生なんて、都合がいいよぅ♪」
男「お前な……俺は姉さんの心配をしてるんだ」
男姉「(そう、あの小娘が男君を誑かした悪い虫……近い内に色々思い知らせてあげなきゃね)」
男姉「そう……アナタが女さんねw 男からいつも話しは聞いてます」
男「……話した覚えが無いのは何故だ?」
女「男姉さんこそ~、男君が自慢の姉さんだって言ってましたよぅ♪」
男「……そっちも話た覚えが無いんだが?」
男姉・女「「アハハハハハハ」」
男「(何はともあれ……意気投合したのか?)」
男姉「男、姉さんこの娘と話があるからちょっと待っててくれる?」
女「奇遇だね~♪ 私もお姉さんに報告しなきゃいけない事があったんだよぅ」
男姉・女「「じゃ!」」
先生「……授業は始まっているのだが」
男「先生、とりあえず授業を進めて下さい(気が合ったみたいだし、女も姉さんに無茶はしないだろ)」
女「一目見て分かったよぅ……お姉さんの目、男君の周りと飛び回る悪い虫の目だよぅ」
男姉「私も一目で分かったわ……アナタの顔、私の男に纏わりつく泥棒猫の顔だったから」
女・男姉「「アッハッハッハッハ……上等!!」」
女「ベトコン仕込みのトラップが見破れるカナ?カナ? 男君にはお姉さんは星になったって伝えておくよぅ!」
男姉「KGBで慣らした私に、そんなチャチなトラップが通用すると思ってるのかしらねw
男には女ちゃんは引っ越したと伝えてあげるわ!」
男「……なんだろう、静かなんだが……凄く嫌な予感がする」
男友「おい、これって……」
男「あぁ……いつもの爆撃より数段酷い有様になってるな……だが」
男友「あぁ、ヤクイのは……隣の教室でこれだけの破壊活動があったってのに、全く気付かなかったって事だな」
男「姉さんも女も……一体なにしてんだよ!?」
女「呼んだ~?」
男姉「私はここにいるけど?」
男「女!? 姉さんも……二人ともどこ行ってたんだよ」
女「ちょっと将来について語りあってたんだよ♪」
男姉「アッハッハ、男も良い娘捕まえたじゃない♪」
男友「……なんだ?凄ぇ仲いいぞ?(ヒソヒソ)」
男「この惨状とは無関係なのか……考え難い事だが(ヒソヒソ)」
男姉「こら、二人で何コソコソ喋ってる!」
女「隠し事は関心しないな~♪」
男「い、いや何でもないよ」
男友「ソソ、大した事じゃないッスw」
男姉「そう、ならいいけど。
フフフ、また後でゆっくり話し合いましょうか女さん(小娘がっ!)」
女「そうですね~w 今夜辺り家に泊まりに来ませんか?(年増がっ!)」
男「……随分仲良くなってるな」
男友「まぁ、気が合うんじゃねーの? 雰囲気似てるし」
男「さて、帰るか」
女「あ、ちょっと待って、一緒に・・・」
男「じゃな」
女「あ、先にいっちゃうの?ねぇ、ねぇってば!もう…でも掃除なんてすぐ終わらせれば間に合うかな。」
男「うお!靴に画鋲がはいってるよ、あぶねぇあぶねぇ取り除いて」
女教師「女さん、スカートなんだから高いところの掃除は・・・」
女「あ~ん、このままじゃ間に合わないっ えいっ!(ポチっ)」
男「っちょ、電線切れた!電子ちゃんの指示通り東電にTELっと。その前に記念シャメぱちり」
女教師「女さん、パンツ丸見えで雑巾掛けは辞めたほうが・・・せめてブルマくらい・・・」
女「う~まだ終わらないや・・・これもONちゃん!」
男「あー下水から水が逆流してらぁ。遠回りするかぁ」
女教師「女さん、ご苦労様。焼却炉にゴミを捨ててきて頂戴。」
女「は~い。・・最後のを押します…ごめん男君、これしかいい方法がないの…そぉぉい!」
男「家が・・・燃えている…マイホームが…」
女「あら男君、奇遇ね。私?ちょっと教室のゴミを燃やしにきたの。えい☆ミ
あーん、うまく出なーい。男君、手伝って(はぁと」
男「むしろけせええええええええええええええええええええええええ!!!」
女「保守ってどーいうこと?」
男「たもちまもること。正常な状態などを維持する事 用例「機械の――」 by 広辞苑」
女「……知ってる?積み上げて来た物を一気に崩すのって……凄く、快感なんだよ?」
男「オーケー、俺が保守するからその物騒なスイッチから指をどかせ」
女「散り際の美学ってのも……」
男「保守してる俺ごと爆破する気か?」
女「む~……(ブス~ッ)」
昼休み
女B「あの…男くんぅ!」
男「あ、女Bさんどうかしたの?」
女B「その、お弁当作って…きたんだけど…きゃう!」
男「う、うん」
女B「それで、食べてくれまあ…ん…ハァハァ…」
男「ゴクッ」
女B「はぁ…もぅダメぇ!」
男「女Bさん!?」
女B「男君食べて!私をしゃぶりつくしてぇ!!」
男「YES!Sir!」
女B「アッー!」
男「お、女Bさん!」
女B「男君、来て…あぎゃあああーっ」
男「女Bさん!?しっかりして!くそまた発破の仕業か!」
女「『キラークイーン』で男君を爆弾に変えた…私の男君に触れる雌豚どもはみな死ぬのよ」
女「男君、キスしよ~よ」
男「なんだよ急に……」
女「いいから黙ってキスすればいいんだよ~♪」
男「しょーがな……ッ!!?」(ズギュゥゥゥゥゥゥゥウン!!!)
女「えへへ~、ごちそうさまでした!」
男「お粗末様でした(こいつとキスする度に襲ってくる、あの脱力感と敗北感は何なんだ?)」
男姉「男を保守ぅ!!!」
男「ちょwwww首極まってるからwwwwwwwギブギブwwwwww」
女「あら、姉弟仲睦まじいですね~……ところでお姉さん、コレ男君の起爆スイッチなんだけど?」
男姉「あら偶然、私も男の起爆スイッチ持ってるのよ?」
女「(む~っ)……私なんか、男君に8つも発破装置付けてますよ?」
男姉「あら、偶然ね……私なんか9つもつけてるわ」
女「……今日にでも2つ程付け足そうと思ってたんです」
男姉「気が合うわね……私も三つ程付けたそうと思ってたところよ?」
女「なら私は・・・・・・・・・!!」
男姉「それなら・・・・・・・・・!!」
女「男くん、私と付き合ってから、少しぎこちいよね?
ほんとは私のこと嫌いなのかな?・・・かな?」
男「い、いや、そんなことねーよ。女のこと俺は大好きだぜ?」
女「ちゃんと私の目を見て言って!」
男「お、おぅ・・女のこと・・好きだぜ」
女「・・・・(ピピ」
男「おま!」
女のスイッチを押そうとする腕を男が掴む。
女「何よ!離してよ!私のことほんとは嫌いなんでしょ!?」
男「そんなことねーって言ってるだろ!」
女「じゃあ、どうしてそんな中途半端な顔をするの・・?」
男「・・・・・なんだよ・・・」
女「え?」
男「おまえの脅迫まがいな行動がイヤなんだよ!
どうしてもっと普通にしててくれないんだ!?
どんだけ周りに迷惑をかければ気が済むんだよ!?
俺は・・・おまえと普通に恋人として付き合って居たいのに・・・。」
女「男く・・・ん・・・ぅう・・・ばかぁ・・」
ダッ!
男「お、オイ、女!」
男「はぁはぁ・・あいつ、あんなに足速かったっけ?
くそ・・どこいったんだ?」
その時、マンションの一角に人だかりが出来ているのを発見する。
人A「おいおい、あの子飛び降りる気だぜ?」
人B「おーい!!何があったか知らんがやめとけぇーーーー!!」
男は人ごみを掻き分け、みんなの視線の方向を見上げた。
男「ちょ、すんません。・・・・・っ!って、あのばか!!」
状況を頭で認識するより身体が動いた。俺は階段を全速力でかけあがる。
男「はぁはぁ・・女、バカな真似はやめろ!」
女「どうして、どうして来たの・・・?私のこと嫌いなんでしょ!?」
男「バカヤロー!!俺はおまえのことが大好きなんだよ!!」
女「そんなの嘘だもん!だから・・男くんに嫌われたら・・私生きてく価値ないから・・
こっから飛び降りるんだから!!!」
男「嘘じゃねぇよ!!」
ガシィ!!
一瞬の隙をついて、俺の腕は女の腕を掴んだ。
そして・・
男「ちゅ・・・」
女「え・・」
男「これが・・答えだよ。。俺はおまえの事、嫌いになったって一言も言ってねーよ。
愛してるんだよ。。だから、直して欲しかったんだよ・・・。」
女「おと・・こくん・・うぅ、うわぁぁぁああん!!ごめんなさいごめんなさい
ごめんなさい ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっぃぃ・・・。」
男「いいんだよ。。ごめんな、怒鳴ったりして。俺も悪かったよ、ごめん。」
女「私の方こそ・・ごめんなさいだよぅ・・。」
男「うん、これで仲直りな?さぁ、帰ろう。」
女「・・ひっく・・うん。。」
こうしてしばらくの間、女は大人しくなりましたとさ。
真実は屋上の目薬のみが知っている。 完
最終更新:2006年10月26日 23:08