高貴にして偉大なる埴井鈴(はにい りん)とその妹達、愛くるしい埴井あららと埴井姫
■性別
女性
■学年
3年生
■所持武器
蜂
■コスト
?
■ステータス
攻撃:?防御:?体力:?精神:?FS(姉妹愛):?
谷間の姫百合
発動率?% 成功率?%
能力原理
鈴、あらら、姫の3人による至高の合体技を披露する。
次に相手が何をしたいか、どこが強くどこが弱いかを知り尽くしているが故の連携。
それは観る者に美しさすら感じさせる見事なコンビネーションプレイである。
キャラクター説明
蜂使いの一族・埴井家の後継者候補の三人。全員が私立希望崎学園3年生。
親戚関係だが実の姉妹のように仲の良い三人娘である。
同い年ながら生まれが一番早かった鈴が姉役として他の二人の面倒を見ている。
仲良く希望崎での日々を過ごしていた三人。そこへ飛び込んだハルマゲドンの報。
鈴(りん)は一族の長老達の言葉を思い出した。
「お前は間違いなく強いが、危なっかしくて戦場に出せない」
折角の誉れ高い格闘術を披露する実戦の経験が無いことに不満を持っていた少女はその日、立ち上がった。
あららは過去に戦場を生き抜いた姉妹の言葉を思い出した。
「本当に楽しかった」「アイドルにスカウトされた」「おいしいものをいっぱいもらった」
「「「運命の出会いがあった」」」我が晴れ舞台、ここにあり。欲張りな少女はその日、立ち上がった。
姫(ひめ)は何も思わなかった。
寝ていて報せを聞いていなかった。
あららの相棒に背負われていた少女はその日、寝たまま戦場へと運ばれていた。
☆埴井鈴(はにい りん)
性別:女性
学年:3年
所持武器:オオスズメバチを先端に仕込んだ王錫
特殊能力:アナフィラキシー・悪句 奥義 暴君蜂吏
蜂使いの一族・埴井家の後継者候補の一人。私立希望崎学園3年生。
埴井家本家の娘であり、世界最大にして最強の蜂とも言われるオオスズメバチを使役する。
頭脳・戦闘力・容姿の全てに秀で、当代後継者候補中総合力No.1と評される才能を持つ。
その才能故に言動は常に自信満々、他人を己の小間使い程度と考えている尊大な自信家。
大人顔負けに発育した身体で形の良い胸を堂々と張って、いつも不敵な笑みを浮かべている。
得物の王錫も王たる自分に相応しいと自らの手でデザインした物である。
そんな鈴の使う『暴君蜂吏』は、放ったオオスズメバチの強力な針や顎で周囲の人間を脅し、
強制的に普段以上の力を発揮させて働かせる、血も涙も無い味方(下僕)強化技である。
此度のハルマゲドンでは、鈴はこの技を使い、下僕達が働く様を悠然と眺める予定。
因みに、王たる者は下々の者の働きを睥睨する姿もまたそれらしくあれかしと、
埴井流格闘術の妙技を見せた後はあららの相棒である巨大誘引蘭の背中に腰掛け、
葉団扇で扇がれながら膝の上に乗せた姫の頭を優雅に撫でるポーズまで事前に決めてある。
「私が高貴にして偉大なる埴井鈴よ。しっかりと覚えておきなさい」
「あらら。姫。実戦に向けてもう一度鍛練開始よ。私の妹である貴女達ならできるでしょ?」
「ふんっ! 下郎がこの私に楯突くなどと、それがどれだけ罪深いことか教えてあげるわ!」
なお陣営名簿に自分達の名前を書き込む際は満面のドヤ顔で筆を走らせていた模様。
☆埴井あらら(はにい-)
性別:女性
学年:3年
所持武器:蘭ドラゴラのマフェットちゃん
特殊能力:アナフィラキシー・ハック 奥義 近求蜂送
蜂使いの一族・埴井家の後継者候補の一人。私立希望崎学園3年生。
一族の中でも珍しい、蜂ではなく蜂を誘引する誘引蘭を使役する蜂使いのサポーター。
相棒は2m級四足歩行型誘引蘭である蘭ドラゴラ(愛称:マフェットちゃん)。
格闘術の才能はからきしで、代わりに幼い頃より育てた誘引蘭を使う戦術を会得。
しかし、あららの性格はなんでも掌中に収めたい欲張りにコンプリート気質を掛けたもの。
いつもサポート役よりもメイン役を望んでは失敗ばかりしている。
趣味は趣味を増やすこと。私室は常時ガラクタ倉庫。RPGでは全要素MAXが基本のやりこみ派。
あららの技『近求蜂送』もその性格を如実に表しており、あららの命令によって放たれた
誘引蘭のフェロモンは周囲の蜂も蜂が運ぶ物も、そして時に中二力すら誘引する。
3人の中で一番の小柄な体躯ながらかなりの健啖家で、なんでも美味しく食べてしまう。
シスコンの鈴についてまわっては甘い物を貰ってホクホク顔の日々を過ごす、
良く食べ、良く眠り、良く笑い、なんでも欲しがる。明朗快活な少女である。
「埴井あららでーすっ! リンおねーちゃんとヒメともどもよろしくねーっ!」
「なになにぃ? 私をおっこらせたら恐いんだからねーっ!」
「ぃやぁったあぁーっ! 今日はごちそうっ! ごちそうっ!!」
なお妹(親戚関係ではなく実妹)のきららみたいに人は食べないので健全だぞ。
☆埴井姫(はにい ひめ)
性別:女性
学年:3年
所持武器:ヒメバチとハッキング電波
特殊能力:アナフィラキシー・ハック 裏奥義 蜂導寄生
蜂使いの一族・埴井家の後継者候補の一人。私立希望崎学園3年生。
相棒は寄生蜂として名高いヒメバチ。蜂達は言葉でなく(姫が喋るのも面倒くさがるため)
姫が生来有するハッキング電波から命令を受けて仕事をこなす。
極度の面倒くさがり屋であり、本家にいながら埴井流格闘術も学ぼうとすらしない。
その面倒くさがり力は、着替えや食事などの身の回りの世話を全て蜂に任せてしまう程。
寄生蜂たる相棒の蜂達も、よもや自分達が寄生されるとは夢にも思わなかっただろう。
斯様に怠惰な少女だが、埴井の裏伝を継ぐ希少な存在でもある。
姫の使う『蜂導寄生』は、ヒメバチがハッキング電波の受信機となる卵を敵に産み付け、
寄生対象を手足代わりに操る非常に恐ろしい技である。
美少女には違いないのだが、身に纏う無精な雰囲気や伸びるままに任せた長い髪、
不健康そうに痩せた身体が彼女の魅力を少なからず損ねていることは否定できない。
学園内ではあららの相棒であるマフェットちゃんの背中に乗ってぐでっとしている。
「……」
「……?」
「……!」
なお埴井の者が通常使うアナフィラキシー・ハックのハックは「ハック&スラッシュ」のハックだが、
裏奥義として伝わるアナフィラキシー・ハックは「ハッキング」のハックである